RYOです
今回は2015年の旅を簡単にまとめました。
» 詳しいことはこちらを↓
都市によって長い短いがあるのですが一都市一投稿でやっていこうと思ってます。
2015年は2月24日~3月18日までヨーロッパに行ってきたのですが、今回は華の都パリやブリュッセル、マッターホルンの麓の町ツェルマットに初めて行くのでかなり興奮していました。
暇だったら先にこちらを見て頂ける方が後々話が分かりやすいと思います↓↓
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「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、観光情報というよりは単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。
プラハ滞在記
では始めます。
まずはプラハの位置を示します↑
プラハはチェコ共和国の首都で、地理的にはオーストリア・ポーランドと同様に中欧として呼ばれることが多いです。
日本出国
留年の可能性を秘めながらも23日の夜には親友さわと関空近くのカラオケに、翌未明には空港に到着。
とりあえず去年のバックパッカー旅で思い知った日本食の美味しさ
ふと1年前の自分の投稿が頭の片隅に蘇る。
世間「ヨーロッパ行ってまで日本食食べてんじゃねーぞ!
たった一ヶ月くらい白米なしでもいけるっしょ( ̄Д ̄)ノ」
…はい、僕もこういう時期がありました。
(2014, 5th Feb)
そりゃ毎回こんなん食べてたら嫌になるわ
セキュリティエリアでゴツイ保安官数人に囲まれた親友
とりあえずドイツのドュッセルドルフ空港に到着。
さわが一度空港を出たいというので外に出てヨーロッパ初のセルフィ(←そーゆーのにはこだわる22歳
空港の自動ドア出ただけやのにあいつはちょっと満足そうにみえました(笑)
経由地のドュッセルドルフから目的地のプラハまで行くため、再びセキュリティゲートで荷物チェックを受けました。
セキュリティゲートで荷物チェック~♪・・・
と思ってたらここでハプニング!
皆さんはセキュリティゲートの工程くらい知ってますよね?
セキュリティゲートを通る際、まずは荷物の中に水分が無いかを確認する。
無ければ次はベルトや腕時計などの貴金属関係を全て外しかごに入れる。
まさに丸腰状態
そして奥のセキュリティに「かもん!」的なん言われたら歩いてどこでもドアみたいなんをくぐって音が鳴ら無ければOK
ピーっと音が鳴れば不審物携帯で取り調べが始まる。
ふむ、よく知っているいつもの流れだと思いながらどこでもドアをくぐり、横のベルトコンベアを流れてきた自分のものを取り上げてベルトを締めて準備完了!
すると後ろから
ヴィィィィィィィ
ん、振り向いたら親友さわがセキュリティゲートで引っかかってたんです(笑)
本人は何持ってるか自覚無かったので少し横によけられて取り調べ開始。
セキュリティが〇✖クイズの札みたいなんをさわの肩から足元にかざしていきます。
するとピーーーっとさわのポケットに反応する。
およよ(;・∀・)
ぼくは近くにいたんですが近寄れへん感じやったんで「何持ってんの?」って普通に訊きました。
すると「ヤバいヤバいヤバい」と言い出して、さわはパニック気味にポケットの中のものを握りながら俺に手渡ししようとしてきました。(いや巻き込むなよ)
その瞬間でした。
その保安官が何か大声で叫びました。感じ的には
おおーーい、犯罪者捕まえたった!!おっしゃー、麻薬の密輸かなんか知らんけどこいつ危険人物やーーー!
みたいな感じ。
世にも恐ろしいことに、ゴリラみたいなゴツイ保安官が3人も4人も集まってきてさわを囲みました。
結果から言うと奴のポケットにあったのは大人のエティケット『近藤さん』でした。
(※なぜ持っていたかの詳しい説明は省略しますが、ドイツには『FKK』という有名な施設があり、そこで使う予定のものを楽しみ過ぎてポケットに入れていたようなんです。)
結局保安官に囲まれて、周りの人も「あいつ何隠し持ってたんや((((oノ´3`)ノザワザワ」的な感じで見られてる中ポケットの中のものを出せと言われてそっと出しよったんです。
モノ自体は保安官だけしか見えてなかったんですが、たぶん頭を整理するためか数秒の沈黙の後に保安官は「よし、行け」と言いました。
恐らく中のジェル的なんが水分として引っかかったんやろう・・・
宿を逃す
プラハに着きました。
ぼくにとっては懐かしのプラハ。
そう、1年前にも訪れ石畳の街並みに感動した思い出の街。
何やったら「大丈夫、おれは地理もわかるし」とか言ってさわにおススメしたくらいです(笑)
確かプラハ空港に到着したのが16時過ぎで、ゆっくりしながらも17時には中心地に着きました。
ホステルの受付終了時間は23時
あと6時間、よゆー!!
とまさしく余裕の声が漏れます。
(まさか23時までホステルが見つからへんなんて微塵も思ってませんでした)
まあ間に合わなかった理由は大きく分けて3つあります!
ぼくが写真を撮り過ぎていた(25%)
この当時、まだカメラは持っておらず代わりにスマホに「プロカメラ」なるアプリをダウンロードしておきました、しかも課金して。
そして気色悪いタコ足の三脚みたいなん買って夜景はこれでいけるやろと確信。
しかし色々とぎりぎりになったので、撮影自体は日本ではほとんど練習できませんでした。
おれは実践主義なんや
とかブツブツ独り言言いながらプラハでほんまにあっちゃこっちゃ手摺にタコ巻き付けたり石畳の上に置いたり、それはまあ綺麗な夜景撮るために必死なってたんです。
でもやっぱり練習しとかんとあかんな!その結果がこれ↑(笑)
さわがタバコ吸うのがとにかく多かった(20%)
ここで一つ言っておかなければいけないのがこいつのタバコ吸う多さですわ!
こいつ、禁煙家の俺にとってはヘビースモーカーもいいとこなんです。
今は本物のチェーンスモーカーを知ってるからそんなに激しく吸う奴やったとは思わへんけど、当時はは?またぁ?と思うくらいタバコ休憩が長い。
宿探してる間もすぐにタバコ、ちょっと坂道上ったらタバコタバコタバコタバコ・・・
お前ほんまに登山好きなんか?
と言いたくなります(笑)
ホステル自体、看板が出てへんしめっちゃわかりにくかった(55%)
いや、ほんまこれやわ。一番の原因は!
写真撮り過ぎ?タバコ吸い過ぎ?知らんがなって話ですよ、自分で言ったけど(;’∀’)
ホステル自体はプラハ城の下にあって、ほんまの中心地。やのに看板が出てない。あり得へん。
残り1時間なっても見つからへんかって、さすがに焦ってきて近く歩ている人にも訊いたしある韓国人の2人なんか一緒に15分くらい探してくれたのに見つからへん。
欧米は住所さえわかれば建物は簡単に見つけることができる、なぜなら通りの名前がそのまま住所になっててあとは建物が番号順に並んでるから。
とか薀蓄言ってたけどこのHostel Little Quarterは一筋縄ではいかぬ。
トラブルは旅の醍醐味
結局23:05に発見↓
タッチの差で逃す。初めは扉ドンドン叩いて
イズ エニワン ゼアーーーー???
と真っ暗な受付に向かってドア越しに叫んでました。
しかし30秒ほどしても反応が無いので一度巣に帰る。あ、巣が無いんやった
途方に暮れる二人、ぼくの奥ではやはりさわがタバコを吸っとります。
しかし落ち込んでいるばっかりではダメだ!
前を向いて歩きださないと!
トラブルは旅の醍醐味!
これを待っていた!
ホステルで寝れない?それがどうした!
24時間営業のレストランか何かに入って朝の7時まで過ごせばそれでいいんじゃないのか?
よし決まった、疲れているだろうが歩け
一つ数えて進めばいい、二つ数えて休めばいい、三つ数えて考えりゃいい、マイペースで進めればいい
と自分を鼓舞します。
レストランはほとんど閉まっていましたが、奇跡的に一軒見つけることができました。
レストランの内容を確認する親友(笑)
そしてレストランに入り8時間もいさせてもらうんやしちょっと豪勢に食べよとか言って完全にこのレストランで朝まで時間を潰すつもりで、ビールからステーキから割とお金使って注文しました。
この時のビールは美味しかったなあ。
すると店主がゆっくりこちらに歩いて来て言いました。
あと10分で閉店ですが…
店主がそう言うならそうなんやろ。0時までならそう書いといて!!(←また人のせい笑
と、またもや家なき子になってしまった。
冬のプラハで野宿を決心する
もうね、こうなったら人間ね、頭を働かすのがあほらしくなんのよ。そして最終的に辿り着いた答えがこれ
外から見えへんどっかの路地裏で寝る?
そう言いながら本気で路地裏で寝ようと、入り組んだ場所を探す。
お、発見!
するとその先には街のinfoが、中ではぎり室内灯くらいでなんか作業をしているのが見えたんです。
(もちろん室内に越したことはない…)
え、えくすきゅーずみいぃぃ?(´;ω;`)
2月終わり頃の夜中のヨーロッパってめちゃ寒いんよ、底冷えって言うか、ほんまスゴイ寒い。
一応状況を説明して明日の朝までinfoの室内で寝させてもらえないか交渉。15秒後交渉決裂。
でもinfo前の椅子とテーブルは好きに使っていいよ、と。
それだけでも有難いけど、ヒヤッとして上を見ると吹き抜け↓
するとそのスタッフ
君たち日本人?室内で泊めるのは無理だけど温かいお茶くらいあげるよ!
つまり、温かい緑茶をご馳走してくれるというのだ。
ありがとう、ありがとう、ありがとーーーー
そうして温かいお茶を入れてくれ、そのスタッフは帰って行きました。
さわと二人で温かい緑茶を飲む、体だけでなく心まで温めてくれる美味しいお茶だった。
おれの左後ろに映っているのがプラハのInfoの入り口である。
正直寒い。風はそんなに吹いてないけどなんせ上は吹き抜けやから寒い。
ここは奥まった場所になっているので外からは見つかりにくいのだけが不幸中の幸いである。
さわと言ってたのが「もしこっちの不良に寝てるとこ見つかったらホームレス狩り的な感じでボコボコにされるんちゃう?」ってこと。恐ろしや~恐ろしや~
そしてさわはずーーーーっと6時半まで寝とった。
たぶん1時くらいから5時間半ずーーーーっと。
その間おれは一睡もせずに、かと言ってスマホをいじる用事もない(Wi-Fiもないし)
ほんま、釣り場で手後ろに組んでうろうろしてるおっさんばりに5時間半を潰すしかなかった。
たまに目をつぶることはあっても基本ずっと動いて寝んようにしてたっす
午前6時半コケコッコー
さわを起こして荷物用意してホステルに向かう。
ホステルの前で10分ほど待って7時になり、受付の人が門の鍵を開けると同時にチェックインスタート。
簡単な手続きを済まして自分達の部屋に入って(既に5人くらい寝てたけど)、静かにシャワーを浴びて寝る。
自分がシャワーを浴びてるときは気付かんかったけど、めっちゃシャワー室の音が部屋に響く。
ざーーーーー、どんどん、かちゃ、どでっどんどん・・・
たぶん部屋の人みんな起きたと思うけど仕方ない、静かにしてても物凄い音で響くねんから
シャワーを浴びて14時まで就寝zzz
めっちゃ気持ちよかったのを覚えてます。
ようやく町歩きスタート。
お土産は旅の醍醐味?
ネタで被ったこのロシアのおばはんの帽子が思いのほか温くて購入(笑)
ほぼ6年経った今でもこの帽子をかぶったのは数回。
フランス人の女の子の友達に貸した時はスゴイ似合っていた(笑)
ヨーロッパの冬は陰鬱?
夕方までぶらぶらして(と言ってもヨーロッパの冬は日が暮れるのが早いので、16時くらいには充分暗い)
朝は8時くらいまで平気で暗い、夕方は16時には平気で暗い。たまに差す陽は弱々しい。
このヨーロッパアルプス山脈以北の風土が、ゴシック建築を生んだのでしょう。
興味があれば読んでみてください。ぼく的には結構好きな話です↓
電車が故障、乗客全員で最寄り駅まで歩くはめに
2015年2月27日午前、我々はプラハを後にしドイツのフランクフルトへ向かう電車に乗っていた。
がったんごっとん、がったんごっとん
6人掛けの個室でうたた寝していると、ある時から電車が止まったまま動かなくなったのに気付いた。
(。´・ω・)ん?
すると車内アナウンスで何か言っているのが聞こえる、テロか?いや違う。
しかし窓から外を見ると乗客がみんな下車しているのが見える・・・
おれらだけ?と思ってたら車掌が大きな声で叫ぶように二人に言う
見ての通り故障さ、さあ降りてくれ!
とりあえず最寄りの駅まで歩いてくれ
へい。
およそ最寄り駅までの30分間、さわと話していたのが
おれらStand by meしてるやん!笑
(When the night has come~)
ってこと。一応線路歩いて「あー青春~」みたいな感じ。
でも他の乗客見てると、ちょっとヒールっぽいの履いてるお姉さんとか重そうなスーツケース転がしてるお婆さんとかすごい大変そうやった。
レゲンスブルグへ
後から気付いたら、我々はプラハで3泊する予定が1泊早めに出発していたので急遽ドイツの古都、レゲンスブルグで泊まることになった。
レゲンスブルグなんて聞いたことありませんでしたが、この町での宿泊の経験が1年半後に役立ってくるとは思ってもみませんでした。