エーゲ文明の歴史

エーゲ文明~紀元前3000-前1000年~

古代文明その⑤エーゲ文明

古代文明

これは古代ギリシャのお話です

さて、ようやく最後のエーゲ文明まできましたね。エーゲ文明は大きくクレタ文明ミケーネ文明に分かれますが、なんせ場所はギリシャ。ギリシャ神話にも出てくる話が満載です、実は。

エーゲ文明

エーゲ文明とは、エーゲ海域に興った文明なのですが、エーゲ海の場所を分かる人そんなに多く無いですよね?(決めつけてすみません)

イマイチ、ピンとこない方はもう一度地図で確認してから読み進めてください。ギリシャとトルコの間の海域で、間違ってもアドリア海と混同しないように(おれ(゜.゜))

クレタ文明(前2000~前1600年)

紀元前20世紀頃、クレタ島(↓)のクノッソスを中心にクレタ文明が生まれました。

これをつくったのは、民族系統不明の海洋民族で、彼らは地中海の海上貿易で栄えました。オリエント文明の影響を受け、またエジプトとの交流もあったようです。

クレタ島の中心地クノッソスで発掘された王宮は壮大で、多くの小部屋を持つ複雑な構造をもっています。

ミノタウロス

このことから、ギリシア神話で、怪物ミノタウロスを幽閉するための迷宮を造らせたとされるミノス王の城とされ、クレタ文明はミノス文明ともミノア文明とも呼ばれます。

王宮の壁に色彩豊かで写実的な女性像や海の生物が描かれていることなどから、開放的な文明であったと考えられています。

クレタ文明が滅んだのは紀元前1600年とも、紀元前1400年とも言われていて定かではありません。

ミケーネ文明(前1600~前1100年)

同じく1600年頃、ギリシア人(アカイア人とも)が大陸から南下し、ギリシアに分立した小王国を築きます。

アカイア人は、クレタ文明を滅ぼし、その海上貿易ルートを引き継ぎます。

中心はペロポネソス半島↓のミケーネ地方で、ミケーネ文明と呼ばれます。

エーゲ文明

ミケーネ文明は、黄金の装飾品や、大きな石で造った城塞が特徴で、小アジアのトロイア(トロヤ)との戦争でも有名です。

内通者や巧妙に相手を罠に陥らせることを意味する「トロイの木馬」は、このトロイア戦争で生まれた言葉です

やがて、鉄器文化を持つ別の系統のギリシア人であるドーリア人(↓赤線)が南下してきて、ミケーネ文明を滅ぼします。

エーゲ文明

エーゲ海を中心に栄えたクレタ文明と、ミケーネ文明からなる青銅器文明を合わせてエーゲ文明と呼びます。

これからエーゲ海周辺の200年余り(紀元前1000~前800年まで)は、文字情報の残っていない暗黒時代に突入します。

エーゲ文明~紀元前1000-前500年~

エーゲ文明の歴史
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