エーゲ文明の歴史

エーゲ文明~紀元前1000-前500年~

エーゲ文明その後

古代文明

何回も言います。画質が粗くてすみません!

ギリシャでは前1000~前800年くらいまでを「暗黒時代」、前800年~は「ポリス諸国家(アテネ・スパルタなど)」と書いてあります。

エーゲ文明

エーゲ海の場所をもう一度だけ説明しておきます。

エーゲ文明

イタリア半島(ブーツ)と大陸に挟まれた海は「アドリア海」と呼びます。

エーゲ海は、ギリシャと小アジア(現トルコ)に挟まれた海を指します。

前回までのあらすじ

エーゲ文明

エーゲ海周辺では、紀元前20世紀頃に民族系統不明の海洋民族によって地中海に浮かぶクレタ島クレタ文明が興り、海上貿易で栄えました。

そしてギリシア人が大陸から南下しギリシャに小王国をいくつも築き、ペロポネソス半島のミケーネ地方で紀元前1600年頃にミケーネ文明が興りました。

ミケーネ文明は、ギリシャ神話の中にも記されているトロイア戦争でトロイアを破りました。

その後、ミケーネ文明はクレタ文明を滅ぼし、その海上貿易ルートを引き継いで交易しますが、紀元前1300~前1200年頃に南下してきたドーリア人に滅ぼされます。

暗黒時代到来

海賊船

紀元前2000年頃に興ったクレタ文明を、紀元前1600年頃に興ったミケーネ文明が滅ぼし、そのミケーネ文明も紀元前1000年頃に滅びました。

そして、紀元前1000~前800年までの200年間は、文字情報が残っていないので暗黒時代と呼ばれます。

この200年間、何が起こっていたのかよくわかっていないのです。

ポリスの成立(前8世紀頃)

(暗黒時代を経て紀元前800年頃~)

エーゲ文明

紀元前20世紀頃から南下してきたギリシア人は、前8世紀になるとポリスと呼ばれる独立した小さな都市国家を多数つくります。

都市国家とは、国家として運営されている都市サイズの国ということです。

ギリシアは土地が狭いため、各ポリスは人口が増えてくると、地中海や黒海沿岸↓に植民市を建設します。

地中海

これらがまた新たなポリスとなります。

ポリスどうしは、土地をめぐって絶えず小さな戦争をしていました。

ポリスには貴族平民奴隷の3つの身分があり、当初は政治を行うのも戦争に行くのも貴族でした。

戦争で戦うのは名誉なことだったんですね

ギリシャ人のポリス「アテネ」

ポリスの中で最大級の規模を持つアテネ(↓図中黄色)では、

アテネとスパルタ

商業の発達によって平民が経済力をもち、

グラディエーター

自分で武具を買い、重装歩兵となって戦争に参加するようになります。

重装歩兵

鎧、鉄製の兜、楯、脛当てを身につけ、長い槍を持っている。

戦争に行くのは名誉なことであり、平民もこうした武器を自費で調達して戦争に参加した。

こうした歩兵がファランクスと呼ばれる密集隊をつくり槍を前に突き出した状態で敵と正面からぶつかって戦った。

財産政治と民主政治

自分で武具を買い、重装歩兵として戦争に参加する平民が増えていく中で、平民も政治への参加を求めたため、ソロンは、財産を持つ平民に参政権を与えます。

これが財産政治で、彼はまた平民の借金を帳消しにして平民が奴隷になるのを防ぎました。

クレイステネスは、非合法に権力を握る僭主(せんしゅ)の出現を防止するために投票制度を創設し、また、アテネを地域ごとに10の部族に分け、各部族から50名、合計500名からなる評議会を設置しました。

こういった改革が民主政治の基礎となりました。

ドーリア人のポリス「スパルタ」

アテネとスパルタ

一方、ドーリア人のポリス、スパルタ↑では少数の市民が、参政権をもたない市民(ペリオイコイ)や奴隷(ヘロット)を支配していました。

また、優秀な戦士をつくるための厳しい教育や、農業中心の経済であったこと、鎖国主義をとったことなどが特徴です。

古代ローマの歴史~紀元前500-前27年~

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