はじめに
RYOです
今回は2017年の旅を簡単にまとめました。
2017年は1月23日~3月1日までヨーロッパに行ってきたのですが、今回は東欧のハンガリーやスロヴェニア、バルト三国、アイスランドなど行ったこと無い国を中心に周ってきました。
都市によって長い短いがあるのですが一都市一投稿でやっていこうと思ってます。
また、海外で初のテント泊/レンタカーというビッグイベントも予定しており非常にワクワクドキドキでした。
本投稿は自分語りが入りますので特に興味ない方はここでサヨナラしてください(^ω^)
ヨーロッパを一緒に周った同伴者
まずはこれから言わなければなりませんね。
2016年10月、TABIPPOという団体(会社?)が運営する「1泊2日でドイツについて知ろう」的なイベントを発見しました。だいたい日本全国から100人くらい集まるイベントらしく、一人で行くのは正直気が引けましたが誘うような友人もおらずとりあえず一人で申し込みました。
当日、知り合いのいないおれはやはり「ちょっと気軽に話せる人もおらんからおもんないな」と感じてましたが、なんか適当にグループ分け(俺含めて5人)された年上も年下もいるメンバーに恵まれて次第にみんなと打ち解けてきた感がありました。
同じ班にはなんと新潟、山形から来た女の子もおり正直結構仲良くなれましたし、周りの人らも当然旅好きの人ばっかりで話聞いてるだけでも割と面白かったです。
(ドイツ人ゲストのアンナ。The 美人)
ある女の子との出会い
そんな中、2日目の解散直前にお互い特に意気投合したのが20歳を2週間後に控えたある女の子E(彼氏持ち←超重要)でした。誕生日が1日違いだったというのが一番の理由かな。なんかすごいキラキラした目で話とか聞いてくれるし、ノリの良さがスゴイ。
おれ「来年の2月くらいにヨーロッパ行くねん」
E「あ、めっちゃいいですね。私も一緒に行っていいですか?親がめっちゃ厳しいんですけどなんとか説得します」
おれ「でも俺、慣れへんレンタカーの運転も考えてるし、登山してテント泊も考えてるから初めの間は一緒にいても途中絶対に別れなあかんで」
E「えー登山にテント泊!!?めっちゃいいですね!それって、私もご一緒しても大丈夫なやつですか?レンタカーは…RYOさんに命預けます」
という欧米人顔負けのノリの良さ(※注意、彼氏持ちです)
結局、宿とか長距離バスの予約とかでそれからヨーロッパ行くまでの2か月半で10回くらいは会ったしヨーロッパでの登山前の予行演習として岩湧山へ登山行ったりとか含めてまあ色々なイベントもこなしました。
お母様との面談
そしてお互いに航空券も取って(Eの出発日はおれの2週間後)何やかんや時は経ち出発日の直前
「明日、伊丹空港行く前に大阪駅にあるグランヴィアのカフェでお母さんがRYOさんに会いたいって言ってます」
と言われました。いわゆる
という、ドラマさながらの感じやったらしいです←マジ(/・ω・)/(こういう場合、大抵は頑固おやじに罵倒されて終了)
翌日向こうのお母さんとも会って20~30分くらい?覚えてへんけど挨拶してちょっと面談してからおれはそのまま伊丹空港へ(笑)
意志の強い上品で美人なお母さん、びっくりしたな。まあEも美人やけどお母様も美人。
確かに日本より安全な国なんてなかなか無いし娘を心配する親の気持ちも見れたし良い経験でした。
面接に合格したかはわからへんけどお母さんからは裏書ありの名刺ももらったしLINE友達にもなった(Eの身に何かあればすぐに連絡を、という意味で)
世界一美しいマクドナルドで旅がスタート
とりあえずEとは2週間後に待ち合わせしてたハンガリーの首都ブダペストのマクドで会えた。
基本ブログ内ではEの顔バレする可能性のある写真はゼロです。と言うか写真自体あんま撮ってないけどね。
やっぱりあの子も独り旅がしたかったやろし、あんま「二人で旅行してます」っていうスタンスはめっちゃ嫌ってたのは凄いわかった(笑)
あくまで独り旅同士が出会った的なスタンスを保持したかったようです!
まあなんせ横にいるのが俺やからな(/・ω・)/
» 後日談
結局、帰国後はお互いに忙しく住んでいる場所もちょっと遠いから疎遠にはなってるけど、あの子も普通の人生にはならへん気がする。思い切りと愛嬌を併せ持ったいい子やった。
おれはおれで、テントも新しい少し大きめのやつ(二人分)買ったし寝袋も湯たんぽも何もかも二人分持ってったし、Eのための暖かい予備の服も用意したりとめっちゃ重かった、おれのバックパック。
それでも寒い思いさせたからそこはほんまに申し訳ない事したーとは思う。
でも帰国してから半年後に一緒にロシア料理店で食事したときに「ヨーロッパでは本当にお世話になりました(*´ω`*)」という気持ちのこもったプレゼント、めっちゃかっこいい万年筆もらった。
THE BEST GIFT EVER
ある仲良しさんから万年筆✒️もらった。俺のことやからアウトドア系とか含めてなんかすごい悩んでくれたようやけど
やっぱり人を動かすのは値段とかブランドじゃなく「気持ち」やと実感。ありがとう
Dec 11, 2017, 3:47 PM
もうちょっと可愛がってあげたら良かったな(笑)
» 折りたたむ
レンタカーがミッション車
そして次にこれ
2011年8月某日、ぼくは合宿教習でMT車の普通免許を取得しました。
場所はなんと北海道札幌市!割と値段は高かったけど札幌で2週間過ごして色々と美味しい物食べたり北海道大学の構内で毎日ランニングとか筋トレとかしてたので良い想い出できました。
"Boys, be ambitious !"で有名なクラーク博士の銅像に挨拶する毎日。教習所卒業後は兄貴と共に北海道を2週間ぐるーっと旅行(卒研には受かったけど学科がまだだったので運転はせず)
あれから5年半。ミッション車の運転方法なんて完全に頭から蒸発しきったくらいにヨーロッパで運転?冗談じゃない…
いつも何かとお世話になっている空手の先輩おじさまに「RYOくん心配やわー、今度ミッションの軽トラ乗って来るし練習付き合ってあげるよ」と提案して頂き、出発直前に練習。
エンストの嵐!!
ブレーキを踏んだ時に訪れる「ブッブッブッブッブ・・・」という音と振動が、いつ来るかわからないエンストの恐怖を倍増する。
今やその”今”は今の直後に来るはず
ヨーロッパのレンタカーはほとんどがミッション車です。
オートマもありますが幾分高いです。
ハンガリー編でも書きますがこんな感じでした↓↓
店員さんは車の説明して俺にカギ渡して事務所に帰って行かはったけど、教習所以来のミッション操作と全てが左右逆やったことで完全にパニックなって5分くらい何十回とエンストしまくって1mmも動けへんかった。すると店員さんが不思議な表情で戻って来て、その光景に笑いをこらえるというよりはお前よくそんなんでレンタカー借りたなと言わんばかりの顔でこう言ってきた。
ぼくが横に乗って教えてあげる、時間あるなら10分くらい練習する?
かなりイケメンな発言。もちろんお願いしますと言ってレクチャーを受ける。とりあえずいろいろと教えてもらって実際の車道を一緒に走ってある程度感覚が蘇ってきたっぽいところで「もう大丈夫だね、じゃあレンタカー屋に帰ろうか」と言ってレンタカー屋に送り、あとは一人で旅を開始した
左ハンドル
右手ギア
左足クラッチ
右足アクセル&ブレーキ
これらが織りなす地獄のハーモニー。また書きます
雪山&テント泊に向けた準備
そして最後に
テント泊について
外国でテント泊なんて頭おかしいと思っていたのが懐かしい。それもこれもオーストリアのハルシュタットでNinaと出会った事で全てが変わりました。
世界一美しい湖畔の町【ハルシュタット】で出会ったNinaに衝撃を受けた話
上の記事より抜粋↓
ほとんど自己紹介をしていなかったので、まずは相手の情報を聞き出す。
敵を知り己を知れば百戦危うからず、だ。
彼女の名前はNina(可愛い名前)
生まれも育ちもスロヴェニア(え、どこ?)
瞳の色は緑(初めて見た)
年齢が同じで誕生日は一ヵ月違い(まじ?)
テントや寝袋、バーナーを持って旅をしている(ん、、、?)
ハルシュタットでも宿を予約していないので、テン場を探さないといけない(は、、、?)
年齢が同じで誕生日もめっちゃ近いとあってさすがに向こうも驚いていたようだった
しかしそれ以上に彼女がテントや寝袋をもって自給自足の生活をしながら旅をしているという話はまさに目から鱗、寝耳に水、瓢箪から駒だった
噂には聞いていたが、よもや身長155cmの小柄な美人さんがそのような旅をしていることが信じられなかった。
確かに、澄み切った青空と心地良い春の風がハルシュタットを包み込み「こんな自然の中で星を見ながら寝れたら最高だろうな」とは思っていた
ニーナと会ったことで『外国でテント泊』というのが非常に身近に感じハードルが下がったのは間違いない。ほんまに彼女に出会わなければ未だにテント泊という概念すら持っていなかったかも。
また、(俺の中での)旅と旅行の違いを自覚させてくれたのもNinaだったと思う。ハルシュタットで一泊6000円の宿を3泊取っていた(さすがにこれは稀なケース)のをニーナに言うと「わーやっぱり日本人はお金持ってるね。豪勢なtravelだね。私みたいにbackpackingしているとどうしてもそんな宿取れないよー」的なこと(詳しくは忘れた)を言われ、ここら辺から「期限を決めない旅」「行先を決めない旅」に対する憧れが出始めた。
雪山装備について
そしてやはり美しい景色を見るためにはテント泊が必須という事もよくわかりましたし、高い所まで登ることも大事だと考えました。
特に美しいマッターホルンを見るためにはテント泊&雪山登山装備が必須です。
という事で、今回は雪山登山装備まで持って旅に出かけたわけです。
雪山登山靴(SCARPAのファントムガイド。めっちゃデカいし重い)に始まりテント張るための折り畳み式スコップやらペグやらアイゼンまでフル装備でした。そんなわけで今回は二つのバックパック(それに雪山装備を引っ掛けたり)の重さが40kgを超えるという過去に例をみないほどの重量となりました。
おわりに
今回の旅はなかなかに初めての事も多くその分とても刺激的で忘れられない思い出を数多く残してくれました。
女の子とヨーロッパ旅、ヨーロッパで運転、ヨーロッパでテント泊という自分の可能性を拡げてくれた旅でした。
では行ってきます。