⑦生命保険の基礎について 【FP三級合格への道】

はじめまして、RYOです。

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筆者
最近FPと簿記の勉強を始めた28歳会社員です

社会人になってはや6年、今まで漠然と、

給与明細の手取り給料だけをチラッと確認→すぐにシュレッダーでバリバリ…

を繰り返してきました。

しかし、「ふるさと納税」や「投資」、「ブログの副収入」など徐々に給料以外にも税金の計算などをしなければならない事態になりました。

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そんな中、iDeCoや積立NISAなども始めるうちに徐々にマネーリテラシーの重要さに気付き、ようやく

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筆者
お金の知識を向上させないと、これから生きていくうえで不便過ぎる…

と感じ、ずっと工学部の理系科目一本だったぼくが遂に、マネーリテラシーUPに向けて動き出したのです(笑)

所得税の計算や年金の問題など、勉強し出したらめちゃくちゃ面白くてドハマり中ですヾ(≧▽≦)ノ
と言うか、義務教育で教えとけや、日本の教育ごらぁ(; ・`д・´)という気持ちです。

まずはFP3級取得を目指してこれから頑張っていこうと思います。

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わたしテキスト持ってないんだけど…

という方も安心してください!

テキストが無くてもこちらのブログの内容だけでなるべく試験に受かるレベルまでご説明できるよう努力します。

素人だからこそ説明できるポイントなどがあると思うので、是非とも同じような境遇の方は一緒に頑張っていきましょう!!!

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と、長々と言ってきましたが、今回はFP3級の基礎【生命保険の基礎】について紹介していきたいと思います。

今回の論点は以下の3点です↓

・生命保険料の算出

・生命保険の契約手続き

・保険料の払い込みが困難になった場合

では始めます(”◇”)ゞ

生命保険料の算出

生命保険料は、

・大数の法則

・収支相当の原則

に基づき、3つの予定基礎率により計算されます。

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読者
うぎゃあぁぁぁぁぁぁ
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筆者

わかります、その気持ち。

ぼくも今、皆さんと全く同じ気持ちでこの文を書いています(笑)

この2つはとても重要なのでしっかり理解する必要があるらしいです(`・ω・´)ゞ

大数の法則

大数の法則(だいすうのほうそく)とは、

個々の事象は偶発的なことであっても、事象を数多く集めて大数でみると、一定の法則性を見出すことができる

という法則らしいです。

例えば、サイコロを何百回も振っていくと、だんだんと1~6の目が出る回数が均等になっていきますよね?

それと同じで、生命保険制度の運営のためには、個々の加入者が持つ危険度にバラツキがあってはならないのです。

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読者
なーんだ、聞いてみたら簡単じゃん!

なので、加入者の健康状態を告知や診査によって把握したり、職業による加入の制限を設けたりしているのです。

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筆者
例えばOLさんと鳶職の方が同じ保険料で同じ生命保険に入ったり、15歳の若者と持病だらけの88歳の老人が同じ保険料なんてのも有り得ない話ですよね。

なぜなら、個々の加入者が持つ危険度にバラツキがあるからです。

収支相当の原則

次に収支相当の原則(しゅうしそうとうのげんそく)とは、

支払われる保険料の総額と予定運用益の合計額が、支払われる保険金の総額と予定経費の合計額と等しくなるようにすること

です。

つまり、次のように収入と支出がイコールになるようにする、って事ですね↓

なるほど、じゃあドーンっと大きな保険会社のビルを建てるお金とか窓口の人件費が予定経費になってるってことですか・・・

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筆者
てめーら、収支相当の原則守ってないやろぉぉぉぉ

生命保険は、保険会社が支払う保険料によって支えられていますが、この保険料は、次の3つの予定基礎率により計算されます。

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筆者
予定基礎率とは、早い話、生命保険の保険料を決めるための基礎的な3つの数値です↓

・予定死亡率 ⇒ 性別、年齢ごとの生存者に対する死亡者数の割合

・予定利率 ⇒ 契約者が支払う保険料の運用益を予想し、その分割り引いて保険料を決める、その割引率

・予定事業費率 ⇒ 保険料に対する生命保険事業にかかる経費の割合

契約者が支払う保険料は、下の図のように、保険金支払いの財源となる「純保険料」と保険会社の必要な経費に充てられる「付加保険料」とで構成されています↓

つまり、事業費率が高ければ高いほど、保険会社のビルがバンバン建てられて、保険会社がどんどん潤っていくって事ですね(; ・`д・´)

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筆者

サッと調べただけですが、この予定事業費率がどのように決められるかはわかりませんでした。

利権や既得権益などの怪しいお金のニオイがぷんぷんしますね

剰余金・配当金

保険料は、上の3つの予定基礎率により計算されますが、実際には予定した通りの死亡者数、運用利回り、事業費になるとは限りません(←当たり前!

予定と実際に余りが生じることがあり、これを剰余金(利益金)と呼びます。

剰余金(じょうよきん)は、次の3つの利源(予定と実際との差)からなります↓

㋐死差益 ⇒ 実際の死亡率 < 予定死亡率

㋑利差益 ⇒ 実際の運用収入 < 予定運用収入

㋒費差益 ⇒ 実際の事業費 < 予定事業費

剰余金は契約者全体のものなので、保険会社ではこれを配当金という形で契約者に還元します。

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筆者
ただし、配当金が支払われる有配当保険と支払われない無配当保険があるので注意です!

生命保険の契約手続き

次は生命保険の契約手続きなどを学習していきます!

まず、生命保険を理解するのに必要な基礎用語について説明します。

それが、「契約者」「被保険者」「保険金受取人」の3者です↓

契約者 ⇒ 保険会社と保険契約を締結し、契約所の権利・義務を持つ人

被保険者 ⇒ 保険の対象となる人で、その人の生死・被災・疾病等が保険金の支払いの対象となる

保険金受取人 ⇒ 保険の支払いを受けるべき人

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筆者
よくヤクザ映画とかで「おれは1億円の生命保険に入らされた、そして殺されるんだ。」なんてシーンがありますよね~

続いて、契約時に必要な「告知」と「診査」です↓

告知 ⇒ 保険契約に際して、保険契約者または被保険者が、保険会社に対して重要な事実(健康状態など)を告げること

診査 ⇒ 生命保険契約に先立ち、保険契約の加入申込者(被保険者)に対して診査医が行う身体検査のこと

責任開始期(日)

保険会社が保険契約上の責任(保険金・給付金の支払いなど)を開始する時期を「責任開始期(日)」と言います。

責任開始には、保険会社の承諾(保険会社が加入の申込みを認めること)が前提となりますが、次の3つの全てが完了した日に開始します↓

㋽保険契約の申込み

㋔告知(診査)

㋕第1回保険料の払込み

これらのうちの一つでも欠けた場合、保険契約の責任開始が始まらないってことです。

保険料の払込み方法

保険料の払込み方法には、月払い、半年払い、年払いの他に、保険期間の全期間の保険料を一時に支払う一時払いがあります。

保険料の払込みが遅れる場合を考慮して、払込期間が過ぎても一定期間は保険料の払込みを猶予してくれる、払込猶予期間というのもあります。

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読者
払込猶予期間を過ぎたらどうなるの・・・?

猶予期間が過ぎても保険料の払込みが無い場合は、後で説明する「自動振替貸付制度」が適用されない限り契約は効力を失います

これを失効といいます。

ただし、一旦失効した契約でも、一定期間内であれば一定の条件のもとに契約を元の状態に戻すことができます。

これを、復活といいます(笑)

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筆者
ふっかーーーつ!!!

復活する際には、診査または告知が必要で、失効期間中の保険料等を保険会社に支払わなければなりません。

契約者貸付

どうしても保険料を払えない場合、契約者貸付という制度が使えます!

これは、一般に解約返戻金(かいやくへんれいきん)の一定範囲で、保険会社から貸付けを受けることができます。

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解約返戻金とは、保険契約を解約した場合に、保険契約者に払い戻される金額のことです

つまり、将来もらう分を前借りして支払うってことですね。

保険料の払い込みが困難になった場合

前述したように、払込猶予期間を過ぎても保険料の払込みがない場合、保険契約は失効します。

そこで、保険料の払込みが困難になった場合の対応として、次のような方法があります。

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筆者
それぞれ超簡単に書いたので是非一度目を通してください↓

㋖自動振替貸付 ⇒ 解約返戻金から自動的に立て替える

㋗払済保険への変更 ⇒ 保障期間を変えずに保障額を変える

㋘延長(定期)保険への変更 ⇒ 保障額を変えずに保障期間を変える

㋙契約転換制度 ⇒ 現在の保険を下取りに出して新たな保険に買い換える

㋚保険契約の解約 ⇒ 解約して解約返戻金をもらう

それぞれ簡単に説明していきます↓

自動振替貸付

自動振替貸付とは、

猶予期間が満了するまでに保険料が払い込まれなかった場合、払い込まれなかった保険料に相当する金額を、その保険契約の解約返戻金の範囲内で、保険会社が自動的に立て替えて、契約を有効に継続させる制度

です。

筆者 イラスト
筆者
長々と書いてますが、めっちゃ簡単ですね

では次に行きます↓

払済保険への変更

払済(はらいずみ)保険への変更とは、

保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金をもとに、保険期間をそのままにした保障額(保険金額)の少ない保険(同じ種類の保険または養老保険)に変更する方法

です。

図で表すとこうなります↓

➀払込み猶予期間を過ぎたので、それ以上の保険料払い込みは中止です。

②その時点での支払済み保険料から計算し、保険期間を当初のままですが保障額が下がります。

筆者 イラスト
筆者
まあ、保険期間が変わらない代わりに保障額が下がるのが払済保険ってことですね。

延長(定期)保険への変更

延長(定期)保険とは、

保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金をもとに、保障額(保険金額)を変えず、定期保険に変更する方法

です。

図で表すとこうなります↓

➀払込み猶予期間を過ぎたので、それ以上の保険料払い込みは中止です。

②その時点での支払済み保険料から計算し、保障額を当初のままで保険期間を短縮します。

筆者 イラスト
筆者
まあ、保障額が変わらない代わりに保険期間が短くなるのが延長(定期)保険ってことですね。
なお、払済保険・延長(定期)保険への変更をすると、各種の特約は消滅します。

特約とは

保険加入の基礎となる契約を主契約と言いますが、主契約に付加して契約することによって、主契約の保障を充実させるものを「特約」と言います。

特約のみでは契約できません

特約には「入院特約」「通院特約」「災害割増特約」など、様々な特約があります。

契約転換制度

契約転換とは、

現在の保険を下取りに出して、新たな保険に買い換える方法

のことです。

転換前の責任準備金などを転換(下取り)価格として、転換後の契約の一部に充てます。

転換後の契約は、転換時の年齢や保険料率で保険料が再計算されます。

保険契約の解約

これはそのままですね。

保険契約者は、いつでも保険契約を解約することができます。

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筆者
解約すると、保険の種類や加入年数に応じた解約返戻金(かいやくへんれいきん)が支払われます!

この記事の総まとめ

では最後にこの記事の内容をザックリおさらいしておきたいと思います。

筆者 イラスト
筆者
自分の理解度アップのためにも復習しておきたいです(笑)

まず、生命保険料とは、

㋐個々の加入者が持つ危険度にバラツキがあってはならないとする「大数の法則」

と、

㋑収入と支出がイコールになるようにするとする「収支相当の原則」

に基づいて、

・予定死亡率(年齢や性別ごとの生存者に対する死亡者数の割合)

・予定利率(契約者が支払う保険料の予想運用益から計算した割引率)

・予定事業費率(生命保険事業にかかる経費の割合)

の3つの予定基礎率によって計算される。

保険料は上の3つの予定基礎率によって計算されるが、実際に予定通りになることはあり得ない。

予定と実際の間に生じた余りを、剰余金(利益金)と呼び、利源は3種類ある↓

・死差益

・利差益

・費差益

剰余金は契約者全体のものなので、保険会社はこれを配当金という形で契約者に還元する。


生命保険の契約手続きでは、

契約者

被保険者

保険金受取人

の3者が重要で、

㋽保険会社に対して重要な事実を告げる「告知

と、

㋔保険契約の被保険者に対して診査医が行う「診査

が必要。

保険会社が保険契約上の責任を開始する時期を「責任開始日」と言い、責任開始には、

㋽保険契約の申込み

㋔告知(診査)

㋕第1回保険料の払込み

の3つの全てが完了している必要がある。


保険料を滞納しても一定期間は払込みを猶予してくれるのが払込猶予期間で、払込猶予期間を過ぎた場合、解約返戻金の一定範囲で保険会社から貸し付けを受ける「自動振替貸付制度」が適用されない限り契約は効力を失う。(=失効)

ただし、一旦失効した契約でも、一定期間内であれば一定の条件のもとに契約を元の状態に戻すことができる(=復活)

保険料の払い込みが困難になった場合、

㋖自動振替貸付 ⇒ 解約返戻金から自動的に立て替える

㋗払済保険への変更 ⇒ 保障期間を変えずに保障額を変える

㋘延長(定期)保険への変更 ⇒ 保障額を変えずに保障期間を変える

㋙契約転換制度 ⇒ 現在の保険を下取りに出して新たな保険に買い換える

㋚保険契約の解約 ⇒ 解約して解約返戻金をもらう

上のような方法があります。

おわりに

さて、第7回目が終わりました(”◇”)ゞ

絶望 イラスト

保険ってマジで必要かどうか考えないとな~

あんなバカでっかいビル建てられちゃ、そりゃ誰でも「保険料まだまだ安くできるやろ」って思うっしょ!

そうですよね、保険の営業マンってマジで客の不安を過度に煽って契約させて保険料をずーっと払わせるのが目的ですからね。

筆者 イラスト
筆者

本当に必要な保険について解説しているのがこちらの動画です↓

この両学長という方は、「知識のない人間は搾取されるばかり、みんなも知識武装して無駄なお金は一切払わないようにしよう」という趣旨でYouTuberになられた方です。

学長曰く、本当に必要な保険とは、

滅多に起こらない、でも起こったら人生が終わる

というリスクに備えるものです。

遺族年金の金額とか高額療養費制度とかを知らない無知な人間が保険の営業マンに唆されて、高額な保険代を払わされるので、いい加減目を覚ましましょう(笑)

筆者 イラスト
筆者

それを理解したうえで保険を契約するのは本人の判断なので悪いとは思いませんよ!

とりあえず学ぶことです!

さて、次は「生命保険商品」に関する勉強をしていきたいと思います!

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました~。

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