⑬マーケット環境の理解について 【FP三級合格への道】

はじめまして、RYOです。

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筆者
最近FPと簿記の勉強を始めた28歳会社員です

社会人になってはや6年、今まで漠然と、

給与明細の手取り給料だけをチラッと確認→すぐにシュレッダーでバリバリ…

を繰り返してきました。

しかし、「ふるさと納税」や「投資」、「ブログの副収入」など徐々に給料以外にも税金の計算などをしなければならない事態になりました。

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そんな中、iDeCoや積立NISAなども始めるうちに徐々にマネーリテラシーの重要さに気付き、ようやく

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筆者
お金の知識を向上させないと、これから生きていくうえで不便過ぎる…

と感じ、ずっと工学部の理系科目一本だったぼくが遂に、マネーリテラシーUPに向けて動き出したのです(笑)

所得税の計算や年金の問題など、勉強し出したらめちゃくちゃ面白くてドハマり中ですヾ(≧▽≦)ノ
と言うか、義務教育で教えとけや、日本の教育ごらぁ(; ・`д・´)という気持ちです。

まずはFP3級取得を目指してこれから頑張っていこうと思います。

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わたしテキスト持ってないんだけど…

という方も安心してください!

テキストが無くてもこちらのブログの内容だけでなるべく試験に受かるレベルまでご説明できるよう努力します。

素人だからこそ説明できるポイントなどがあると思うので、是非とも同じような境遇の方は一緒に頑張っていきましょう!!!

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と、長々と言ってきましたが、今回はFP3級の基礎【マーケット環境の理解】について紹介していきたいと思います。

今回の論点は以下の2点です↓

・主な経済指標

・景気と金利

では始めます(”◇”)ゞ

主な経済指標

まずは主な経済指標王について学びましょう!

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経済指標とは、経済の成長等についての数値化した指標のことですよね

実は、この項ではこんだけ学習します↓

・GDPと成長率

・景気動向指数

・日銀短観

・マネーストック統計

・物価指数

さあ頑張りましょう!

GDPと成長率

GDPとは国内総生産の略(=Gross Domestic Product)で、

一定期間内に国内の経済活動によって生み出された財・サービスの付加価値の総額

のことです。

一国の経済規模を表しているとも言えますね。
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最近、「中国がアメリカのGDPを抜いて世界一になりそう」とか言われていますが、そりゃあそうですよね!

だって人口が多ければ多いほどGDPは多くなるんですから(笑)

国としての経済規模はGDPで測れますが、本当に大事なのは「一人当たりGDP」とも言われます。

例えば、

・国民が100人で、GDPが100億円のA国

・国民が10人で、GDPが50億円のB国

国としての年収(GDP)はAの方が上ですが、一人当たりの年収(一人当たりGDP)はBの方が上です。

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筆者
どちらの方が大事とは一概に言えず、少なくとも片方だけで判断するのは間違いだと僕は思ってます。

経済成長率とは、「一国の経済がどの程度成長しているか」をみるもので、GDPの伸び率(増減率)を示すものです。

景気動向指数

景気動向指数とは、

生産や雇用に関する指標など景気に敏感な指標を統合して、景気の現状把握や将来予測に役立てるための指数

です。

景気動向指数は、毎月内閣府から発表されており、

㋐先行指数

㋑一致指数

㋒遅行指数

の3つの指数があります。

経済指標(東証株価指数、有効求人倍率、完全失業率など)を次の3つの系列に分けて指数化しています↓

先行系列 ⇒ 景気の動きを先取りして動く

一致系列 ⇒ 景気の動きに一致して動く

遅行系列 ⇒ 景気の動きに遅れて動く

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筆者

これらの3つの系列について、こちら(見えない景気を見る方法 – 日本証券業協会)のPDFでわかりやすく説明してあるので、是非ご覧ください。

これから説明するDIやCIの説明も載っています。

こんな感じです↓

» 各系列の補足情報

一応、各系列を少し解説しています↓

先行系列(11種類)

先行系列の代表的なものに、

・東証株価指数(TOPIX)

・新設住宅着工の状況

・製造業の設備投資

など、景気よりも先に動く性質がある11種類の項目で構成されています。

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なるほど、株価って投資家の期待値を表しているとも言われますからね。

株価上昇が景気上昇に先行しているというのも、まあわかりますね

これらのデータの動きは、今後の景気を予測するうえで参考になるそうです。

一致系列(9種類)

一致系列の代表的なものに、

・有効求人倍率

・企業の営業利益

・生産指数(鉱工業)

・小売業や卸売業の商業販売額

など、景気に一致して動く性質があるデータ 9 種類で構成されています。

例えば「有効求人倍率」ですが、

倍率が1を上回れば求職者の数よりも人を探している企業数が多く、下回れば求職者の数の方が多いことを示します。

景気に一致して動く性質があるため、現在の景気判断の参考になります。

遅行系列(9種類)

最後に遅行系列ですが、代表的なものに

・完全失業率

・消費者物価指数

・決算後に確定する法人税収入

など、景気にやや遅れて動く性質があるデータ 9 種類で構成されています。

例えば「完全失業率」とは、

労働力人口(15歳以上の働く意欲のある人)のうち、完全失業者(職がなく、求職活動をしている人)が占める割合で、数値が高いほど仕事を探している人が多いことを示す。

景気に遅れて動く性質があるため、景気判断の最終確認をする際の参考になります。

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などなど、色々あるんですね~!

また、景気動向指数には、

・ディフュージョン・インデックス(DI)

・コンポジット・インデックス(CI)

があります。

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DIに関してはもう覚えなくていいです(笑)
今まではDIの方が重視されましたが、現在はCIの方が重視されています。

超ざっくり言いますが、

DIは変化の方向性(これから景気が拡大するのか後退するのかなど)を、

CIは変化の大きさどれくらい変化の幅があるのか)を示しています。

日銀短観

日銀短観(企業短期経済観測調査)とは、

日本銀行が景気の現状と先行きについて、企業にアンケート調査するもの

です。

年4回調査を実施し、発表されています。

マネーストック統計

マネーストック統計とは、

金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量を示す統計

です。

もっと具体的に言うと、一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体が保有する通貨量の残高を集計しています。

ここで言う「通貨保有主体」とは、金融機関・中央政府以外の経済主体のことです!

物価指数

物価の動向をみる指標として代表的なものに、次の2つの指数があります↓

企業物価指数:企業間で取引される財(商品)の価格の動向を表す指数で、日本銀行が調査、発表

消費者物価指数:一般消費者が購入している財(商品)・サービス価格の動向を表す指数で、総務省が調査、公表。

景気と金利

景気は良くなったり悪くなったり絶えず変化をします。

景気の谷(景気の変化の中で一番悪い状態)から次の景気の谷までを景気の1循環と言います↓

金利・金利の決まり方

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筆者
金利とは、まあ簡単に言えばですね、お金の値段のことです。

金利はお金を借りる側と貸す側のバランスで決まります。

別の言い方をすると、お金の需要と供給のバランスによって決まると言えますね↓

まあわかりますよね。

⇒ お金を借りたい人が多ければ、金利は上がる

⇒ お金を借りたい人が少なければ、金利は下がる

あなたの元に1万円貸して欲しいーって人が3人いるとして、

「おれは11,000円にして返すから」

「いや、おれは15,000円にして返すけど?」

「ワロタ、おれは3万円にして返せるけど(笑)」

って人がいたら、3万円の人に貸しますよね?

借りたい人が多ければ、需要と供給の原理で金利は上がりますもんね~

景気と金利

一般に、景気が上向きになると(景気が拡大すると)、企業の資金需要が増すため、金利は上昇します。

反対に景気が悪くなると(景気が後退すると)、企業の資金需要が減るため、金利は下降するわけですね。

物価と金利

一般に、物価が上昇すると金利も上がり、逆に物価が下落すると金利も下がります。

インフレの懸念 ⇒ 資金需要が高くなる ⇒ 金利が上がる
デフレの懸念 ⇒ 資金需要が低くなる ⇒ 金利が下がる

なお、物価がどんどん上がっていくこと、持続的に物価水準が上昇していく状態のことをインフレーション(インフレ)と言います↓

一方、物価がどんどん下がっていくこと、持続的に物価水準が下落していく状態のことをデフレーション(デフレ)と言います↓


余談ですが、日本はデフレ国家と言われている中で、そもそも国は経済発展と共に毎年2~3%のインフレが起きるものだ、と言われています。

なので経済発展に伴って毎年少しずつ物価が上昇するのは至って普通なのですが、(ぼくを含め)多くの人が物価上昇を受け入れられないのが日本の経済発展を妨げているとも言われています。

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読者
物価は安ければ安い方がいい、ってわけでもないんですね…

オリラジの中田敦彦が「安いニッポン」という本を紹介してましたが、デフレの恐ろしさを再確認できました。

よければ見てください↓

ちなみに、インフレ(物価上昇)が起こる国であれば「リスクオフの貯金」よりも「リスクオンの投資」をした方がいいと思っています。

銀行に預けてる貯金額は変わらなくても、物価が上昇していれば相対的に貯金額が減っているのと同じだからです(;・∀・)

預金準備率操作と公開市場操作

日本銀行は、通貨の価値を安定させ、持続的な経済成長を図るために金融政策を行います。

金融政策には次のようなものがあります↓

預金準備率操作 ⇒ 銀行等が日銀に積み立てる準備預金の割合を変更することによって操作

公開市場操作 ⇒ 日銀が債券等を売買し、市中の資金量を調節し、市場操作を行う。売りオペと買いオペがある。

ちょっと説明させてください↓

預金準備率操作

まず、「預金準備率操作」についてですが、

中央銀行(=日銀)以外の日本の全金融機関は、中央銀行に預け入れなければならない最低金額というのがあります。

これが「法定準備預金額」(所要準備額)です。

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なるほど!

日銀はこの預金準備率を変えることで、日本の金融を緩和したり引き締めたりするんですね!

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筆者

そうなんです。

預金準備率を引き上げたり、引き下げたりすることによって、金融機関の資金量を調整し支払準備を増減させ、金融機関に影響を与えるんです。

こうして日本の金融情勢をコントロールしているんですね!

預金準備率が上がる
→それだけ銀行の持ち金が減る
→民間に貸せるお金の量が減る
→市場に流通する資金量が減る
→金利が上がる

公開市場操作

売りオペ・買いオペには次のような効果があります↓

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読者
「買いオペ」と「売りオペ」って何を買ったり売ったりするの?

答えは「債権等」です。

「債権を売る」というのは、市場からお金を集めることを示します。

債券とは、

国や地方公共団体、企業などが資金調達のために発行するもの

で、ザックリ言うと債権の発行元(国とか企業とか)にお金を貸すってことです。

変動金利型と固定金利型

金利には、

・適用される金利が変わらない固定金利

・利率が見直される変動金利

の2種類があります。

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筆者
まあ住宅ローンのとこでもやりましたよね

「固定金利型商品」は、預入後、適用される金利が満期まで変わらないもので、

「変動金利型商品」は、金利水準の変化に連動して預入期間中でも適用される利率が見直されるものです。

一般に、金融商品(債券など)を選択する場合、

金利上昇局面では「変動金利型商品」を、

金利下落局面では「固定金利型商品」を

選択するのが得策と言われています。

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筆者

住宅ローンなど、自分がお金を借りるときは逆ですね。

金利上昇局面で変動金利型にしたら、支払総額が増えてしまいますもんね

この記事の総まとめ

では最後にこの記事の内容をザックリおさらいしておきたいと思います。

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筆者
自分の理解度アップのためにも復習しておきたいです(笑)

まず、主に使われている経済指標の説明です。

・GDPとは「国内総生産」の略で、一国の経済規模を表していると言われます。

・景気動向指数には「先行」「一致」「遅行」と3種類あり、景気の現状把握や将来予測に役立てられます。

・日銀短観とは、日本銀行が景気の現状と先行きについて企業にアンケート調査するもので、年4回調査を実施しています。

・マネーストック統計とは、日本で流通する通貨の総量を示す統計ですが、金融機関・中央政府は含まれませんので注意!

・物価指数とは、物価の動向をみる指標で、日銀が調査、発表する「企業物価指数」と総務省が調査、発表する「消費者物価指数」があります。


景気は絶えず変化していますが、景気の谷から次の景気の谷までを「景気の1循環」と言います。

金利とはお金の値段のことで、お金の需要と供給のバランスで決まります。

お金を借りたい人が多ければ金利は上がり、少なければ金利は下がります。

一般に、景気が上向きになると、企業は設備投資などにお金を使うので資金需要が増し、金利は上昇します。

景気が後退すると、企業はあまり設備投資などにお金を使わなくなるので、資金需要が減り、金利は低下します。

また、物価が上昇すると(=インフレになると)金利は上がり、物価が下落すると(=デフレになると)金利も下がります。

日銀の金融政策は通貨の価値を安定させる目的があり、具体的には

・預金準備率操作

・公開市場操作

などがあります。

預金準備率操作とは、「日銀に預け入れなければならない最低額を増減する」ことにより、金融機関の資金移動を制限するものです。

公開市場操作には、「買いオペ」と「売りオペ」があり、債権を売買することで市場の資金移動を制限します。

おわりに

さて、第13回目が終わりました(”◇”)ゞ

絶望 イラスト
金利とか日銀とか、まじでいやだあ

その気持ちは非常に分かりますが、今は耐えてください(笑)

ここら辺の話題は、日本に住む限りずっと付き合っていかなければならないので、今は意味不明でも頑張って一緒に勉強しましょう!

さて、次は「預貯金等」に関する勉強をしていきたいと思います!

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました~。

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