RYOです(”◇”)ゞ
ヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、オランダの首都アムステルダムでの滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。
↑第二次世界大戦中にユダヤ人のアンネ・フランクが実際にナチスから身を隠してアンネの日記を執筆していた建物です。
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
麻薬と売春が合法な国、オランダ街歩き
さて、遂にかなり北の方まで上ってきました、オランダです↓
オランダは麻薬と売春が合法なので、正直世界中からそれ目当ての男どもが集まってきます。
なので女性は殊更気を付けなければいけません!!
カウチサーフィンって危険?
ベルギーのブリュージュからオランダのロッテルダム中央駅に到着しました。
↑”centraal”みたいに-aaとaが2つ続くのがオランダ語の特徴ですね。
一緒に旅をしていた友人E(女性)はカウチサーフィンで無料で泊まらしてくれるホストを見つけたようです。

カウチとは「ソファ」のことで、いわゆる現地人の家にタダで泊めてもらえる手段の一つです。
世界を旅する旅人にとって宿泊代金はかなり大きな出費。
そこで「うちでいいならタダで泊まらせてあげるよ」という現地人が一杯いるサイト。
もちろんトラブルも少なからずあり、基本的に女性にはおススメはしない。
まあ早い話、家出少女をいたずら目的でタダで泊めてあげる『泊め男』みたいなもんですね(笑)(←超偏見
テントは万能
とりあえず翌日は世界遺産の風車の町キンデルダイクに行くための波止場、エラスムス橋で集合です↓
なぜならエラスムス橋からキンデルダイク行きのボートが出ているからです。
そしてEとは途中で別れ、一人で見知らぬ男の家に向かって歩いて行きました。(そんな安全とは思えへんけど)

じゃあまた明日ね~
バイバーイ!
もうかれこれEとは7~10日間ほど一緒に旅をしているわけですが、ここら辺から段々と、

という感覚が増してきます(笑)
とりあえずぼくは、↑独り寂しくテントを立てて先ほど寄ったスーパーマーケットで買った缶詰を食べ始めます。
約束の待ち合わせ場所にテントを張ったのです!!超合理的(^ω^)
アウトドアメーカーSOTOのバーナーで水を沸かして缶詰を温めます。
↑このSOTOのバーナー、超おススメです。
ガス缶と違い、燃料はガソリンなので家でいくらでも補充できますし、なにより一回のコスパは最強です。
➀初期投資が少し高い
②毎回使う前に自力でポンプをシュコシュコして圧力をかけなければならない
というのがデメリットです。
ぼくがヨーロッパにいた間はガソリンスタンドでレンタカーの給油の最中にちょっと継ぎ足してましたが、日本では禁止されていますね(笑)

まあ後で書きますが、ヨーロッパのガソリンは日本と少し違うようで、この1週間後に潰れます(笑)
あくまで日本のガソリンで使えるようです。
え、味?
温めが足りなくてぬるいラビオリになりました(完全なヒューマンエラー
はっきり言ってマズイ↓
日本を離れて2週間を過ぎると日本食シックになるのを知っていたので、一応ライスヌードルなる物も買っており、もし麺類が食べたくなればいつでもライスヌードルを食べれるという保険付き↓
やはりテント泊はいいですね。
基本、都市には向きませんがそれでも宿泊代が浮くのはめっちゃ大きいです。
「独り旅がしたい」、うんわかる!
翌朝、支度も終えて約束の時間を待つおれ。
すると向こうからEが横に男を連れて歩いてきました。

(ははーん、どうやら昨日Eを泊めた男やな。変なことしてへんやろなー)
おはよー
ん、Eの様子がおかしい。

と完全に元気無さげ!!
もしやこいつーーーと思って男を見ると、その男が↓

あれE?
キンデルダイクに行きたいってのは聞いてたけど男と待ち合わせしているとは聞いてへんで。
彼氏?友達?

その男が俺を見る。

え、いや・・・
おれらは、あの、その~…

おれ、どう答えていいかわからず口ポカーン( ゚д゚)ポカーン

うん、日本でちょっとね。
まあ、、、知り合い。かな?
なるほど!!!!
ここで全てを察した俺。
「独り旅がしたい」わかるよその気持ち。
Eは恐らく独り旅という体で、
(まあ半分は正しいんですが、彼女のお母様から「娘をなにとぞよろしく」と頼まれている立場の俺もいる)
男の家に上がり込んで大いに盛り上がったんでしょう。
やからその男からすれば「俺が彼氏」気分でEを連れてエラスムス橋まで来た。
すると、え!日本人の男が待っている。
独り旅と思われたかったEにとっては、ここでの俺の存在は邪魔やった、と。
世界を歩き周る旅人にとって「自分の足でバックパッカーしている」というプライドは多かれ少なかれ誰しもにあると思います。
3人とも気まずいまま俺とEは舟に乗りました(笑)
実はぼく自身は2015と2016年にもこのキンデルダイクを訪れていたのです。
その時はエラスムス橋からボートでキンデルダイクに行きましたが、今回は途中で降りて陸からバスでキンデルダイクにアプローチしました↓
↑これ見ると、エラスムス橋からわざわざボート乗らんでも歩いて行けたんですね。知らなかった…
バス停↓
究極の選択
世界遺産登録もされている風車の町、キンデルダイクに到着しました↓
しかし天気は曇り。
雨もぽつぽつ降ったり止んだり↓
レンタサイクル借りるか話し合いましたが、Eはキンデルダイクにはあまり興味無さげやったので、とりあえず徒歩で2時間くらい散歩して帰ることにしました。
ここで、クソ重い荷物を背負ったまま歩くか、貴重品だけ持って一見バレにくい場所に荷物を置き去りにするか、迷いました。
非常に迷いました。
貴重品以外と言っても、ぼくにとっては全てが貴重品です。

テント、バーナー、寝袋、着替え・・・
全てが貴重品です!!!!!
結果↓
「もうあんな重い荷物を背負って歩き回るのは無理!」
という事で、お土産屋さんの建物の下に荷物を置いて散策することに。
ぼくは割と心配してましたがEはあまりそうでは無かったように見えました。

↑おおー久しぶりのキンデルダイク。
でも天気が悪すぎる。この時の俺の口癖↓

晴れてたらめっちゃ綺麗やねんて!!!
いや、ほんまやって!
» 2016年に訪れた時の様子↓
相変わらずキンデルダイクは風が強くて自転車で周るのはなかなか大変。
時には暗雲が立ち込めにわか雨が降る事もあります↓
実際に回ってる風車を目の当たりにすると、その凄まじい勢いに圧倒されます!!!
必死に手を伸ばせば当たるくらいの距離にまで近寄れます↓
あれはねー、当たった瞬間に骨ぐちゃぐちゃなって即死します。

その雄大な自然と風車の勢いは本当に一度は心身ともに感じるべきやと思いました。
RYOです(''◇'')ゞ3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、オランダの『アムステルダム&キンデルダイク』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。筆者あ~2度目の独り旅か~[…]
» 折りたたむ
↑こういう天気の良い日に見せてあげたかった…
あの風車の勢い、当たったら死ぬでしょ?
オランダと言えば木靴とミッフィー
実はオランダは木靴がとても有名!!
あとミッフィーもね
荷物、無事でした↓
可愛い旅のお供達、心配かけてごめんね(m´・ω・`)m ゴメン…
結局あまり良い思い出を残せずにキンデルダイクから退散です。
ボートの出航まで、少し時間あったので近くのケーキ屋さんでお昼ご飯を買います↓
そんなに物価は高い方じゃありません。
特に世界一物価の高い国の一つと呼ばれるノルウェーを経てオランダに来たから余計にそう感じます(笑)
ではアムステルダムの観光に移ります。
天気を見てキンデルダイクに行ってくださいm(__)m
足首捻挫
キンデルダイクから水上バスに乗ってロッテルダムの港に着き、これからアムステルダムに行きます。
まずはエラスムス橋からロッテルダム中央駅まで歩かなければならないのですが↓
(と言っても30分くらいの散歩です)
ぐぎりいぃっっっ
この旅で初めて足首を捻挫しました。
しかもブーツで高さがある分、めっちゃ痛い。
一回目やから、捻挫に気付かず前をのんびり歩いていたEにもギリぎり追いつけましたが。

と言われ、

いや、さっき足挫いて・・・
ちょっと休んでいい?
と5分くらい休憩を取りました。
この旅の最中、あと2回挫きます(3回目は激痛のあまりその場から15分くらい一歩も動けませんでした。)

皆さんも気を付けてください。
アムステルダム
さーて麻薬と売春の街、アムステルダムに到着しました。
1日だけなのでザっと周ります。
動くパブ
えーこちらはペダルを漕ぎながらビールを飲める車です↓
車道走ってますがめっちゃ遅いです(笑)

アンネの家
↑今日も大盛況です、アンネの家です。
アンネ・フランクがおよそ2年間ナチスの迫害から逃れるために、家族など8人と実際に隠れ住んでいた場所です。
結局は裏切り者に密告され、ナチスに見つかりました。
地下からマリファナの臭い
アムステルダムは高いビルなどが無い代わりに、地下に部屋が多いんです。
たまに怪しげなパブみたいな地下室からマリファナの臭いがします。

麻薬は実質的に合法ですが、オランダ人だけなので日本人がオランダに行っても麻薬が合法なわけではありません。
SNSなどで記録に残さない限り問題はないと思いますが、基本的に日本の刑法では国外でも大麻を所持・吸引すれば刑法が適用されるという事です 。
やはりヨーロッパはケバブ!
↑アムステルダム市内はこんな感じでめっちゃ複雑です。
なので「迷子」もアムステルダム名物です(笑)
アムステルダムの地図見たらわかりますが、色んな施設があり、ちょっとユニークな博物館もかなりあります。
特に性に関するアイテムはめっちゃ多いです(後で一部だけ紹介します
↑アムステルダムでは世界の様々な料理が食べられます↓
この日の晩ご飯はケバブです。
"DONER"(ドネル)とは「回転」という意味で、でっかいお肉がグルグル周っててそれを削ってパンにはさみます。

ちなみに、ケバブはトルコ発祥ではありません。
ではどこ発祥なのでしょうか?
ドネルケバブの発祥はトルコではなくベルリンだった!!筆者は大学時代にカヌー部に所属しており、様々な先輩後輩たちに恵まれました。基本みんなとても変わった人間なのですが、その中でも一際変わった後輩がいます。そいつは見[…]
正解はベルリンです(あ、答え言っちゃった
オランダと言えばチーズ
あ!!!
それとオランダはチーズがめっちゃ有名です↓
↓この丸いフィルムみたいなチーズも重さが一つ15~20kgくらいあるらしいですよ。
オランダは特にチューリップが有名ですが、チューリップだけじゃなく花類はめっちゃ有名です。
世界中に様々な花を輸出してます!
オランダ人は花が大好きなんですね。
↑ユキちゃんでーす。ぺーたああああ
↑こちらの記事によりますと、世界中の6割の花がオランダに集まるそうです(゜.゜)
オランダは性の街
きました!!!
オランダにはそういうお下劣なグッズ店が極めて多いです。
観光客用の超一般的なお土産物屋さんにもとんでもないものが置いてます↓
» 一例(一応モザイクかけています)
(さすがにこれ以上は写真には載せれません)
» 折りたたむ
さすがに20歳なりたての女性Eが横にいたのでカッコつけて中には入ってませんが↓
こんなのもありましたし、色んなタイプの近藤君も売られています↓
↑いま思ったらいくつか買って帰っても良かったなーと思います、お土産用はネタとして。
これ使ったらどんな感じなんやろう(ゴクリ

↑なんせ店の名前が"CONDOMERIE"ですからね。
マーストリヒトでテント泊
さて、夜も更けてきました。
今晩どこで寝るか・・・
全くどこで寝るかを考えてなかったので、急遽Wi-Fiが使えるお店に入ってティラミスを食べながら2人で相談します。

明日の朝にはルクセンブルク行かなあかんねんから、
こっからマーストリヒトまで行ってテントで寝よう

ーーーーーー議論すること30分ーーーーーー

でもアムステルダムでEを一人にするのは、、、
せめてホステルとか見つけ…

あ、実はわたしもうカウチサーフィンでホスト見つけました。
もう約束の時間なんです。
なので・・・すみません!

は!?
いつの間に!!?


いや、もういい。
じゃあ明日は〇時にルクセンブルク駅集合で。
じゃね
読者の皆様には完全にどうでもいい話ですが、正直この旅の中でこの瞬間が一番Eにウンザリしました(笑)
※余談ですが、ぼくもカウチサーフィンでホスト探してOKもらった人がめっちゃゴツイおじさんで、自己紹介の欄には、
「先に言っておくと、僕はゲイだから泊まった時点で同意を得たものと判断します(^ω^)翌日のジム使用券も一緒に付いてきますよー」
という文面があり、テント泊を決意しました。
» さらに余談ですがこの時のぼくの心情を語ります(飛ばしてもらっても一切支障ありません(笑))

一応Eには見せへんように尽くしたつもりではいましたが、どうやったんでしょう。
別にEに限らず、10年以上付き合いのある小学校からの親友と旅をした時(2年前のヨーロッパ旅)も腹立つ瞬間はありました。
やはり他人と一緒に旅をするのは大変です(笑)

という親心を完全無視して、ラスト5分くらいなって、

実は私、もうホスト決まってて。もう待ち合わせの時間なんです。
やから行きます
って感じで店出てった時はほんまに・・・(笑)
ぼくは必死で自分に言い聞かせました↓

向こうのお母様にも頼まれてる。4歳下。まだ子供。
向こうのお母様にも頼まれてる。4歳下。まだ子供。
» 折りたたむ
さあ、気分を一新してマーストリヒトへ向かいます(`・ω・´)ゞ
飾り窓地区
とりあえずEの無事を祈って、そのままぼくはマーストリヒトへ。
その前に一目見ておきたい景色がありました。
アムステルダムでも特に有名な飾り窓地区です↓
そう、オランダではこれが合法なのです。

女性が胸を張って堂々と体を売れる国
うらやまおとろしい・・・
この少し南に行くと「大麻博物館」があるし、少し北西に歩くと「セックスミュージアム」なるものまであります。
またこの通りには「エロティック博物館」もあり、世界中から変態が訪れます。
(↑有名な飾り窓地区)
この運河の右側にはショーウィンドウに下着姿の女性が並んでてこっちおいでと手招きしてます。
値段の折り合いが付けば、ガラスの横にある扉から入って、女性はそのガラスのカーテンを閉めます。

ちなみに誰かが写真を撮ろうとカメラを構えた瞬間に、一斉にカーテンが閉められます。
こんなブログ見つけました↓
運河クルーズやミュージアム巡りなどの観光から、法律では禁止されているマリファナが購入できる「コーヒーショップ」でのアング…
オランダは自転車大国
また、オランダは世界一自転車が多い国としても有名です。
アムステルダムでは人間の数より自転車が多いとすら言われています。

とにかく、
と言われるくらいオランダ人にとって自転車は大事なのです!
(↑東京駅アムステルダム中央駅)
こんな夜遅くから、マーストリヒトまで電車で2時間半。
ベネルクスパスを持っているので、ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの鉄道は無料で乗り降りできます。

いつ乗ってもいいのですから。
マーストリヒト
終電でマーストリヒト到着↓
マーストリヒトと言えば
欧州共同体(EC)に参加していた12ヵ国が、単一通貨であるユーロや共通の外交政策を定めた新たな組織、欧州連合(EU)を設立するために締結した条約
という「マーストリヒト条約」が真っ先に出てきますよね。
と言うよりマーストリヒト条約以外出てこない(笑)
オランダの電車は2階建てが多い
ヨーロッパ、特にオランダ発着の電車は2階建てが多いです。
何故かはわかりません

と思いましたが、それなら猶更2階建てより1階建ての方が良いですね(笑)
テント泊は危険?
これは永遠のテーマですね。
この日は駅からとりあえず地図上の緑の部分(公園?)を目指して歩きました↓
テントは川沿いに張ったのですが、そのすぐ近くでやんちゃそうな若者たちがスケボーくるくるしながら大笑いしていたのが印象的でした。

一番怖いのは大自然の中でテント張って、ほんまに野生動物に囲まれたりテント周りうろつかれたときですね。
話も通じない、常識も通じない相手。
今までのテント泊で最も緊張したのがオーストラリアの砂漠のテント泊でした。

夜に野生のディンゴ数匹に囲まれたときですね
ほんとに半分殺されるかと思いました
先日「風力発電と太陽光発電が砂漠の緑化に貢献する」という研究報告を目にしたときに、自分も以前実際にオーストラリアの砂漠でテント泊したことを思い出してこの記事を書こうと思い立ったわけです、はい。筆者筆者は2017年[…]
この日は無事に朝を迎えることができました。
ルクセンブルクへ
この夜、唯一心を支配していたのはEに対する苛立ちと悲しみでした。
やはりぼくがどんだけ心配していようが「それならやめときます」とならずに自分の固い意思を貫くところ。
男なら何も気にはしないけど、彼女はか弱い女子。

そして何より向こうのお母様から頂いた、
「向こう(海外)で頼れるのはRYOさんだけです。うちの娘を是非ともよろしく」
的なことが書かれたLINE
まあいいです。寝たらスッキリします。おやすみなさい。
また明日、ルクセンブルクでお会いしましょう(笑)
はじめにRYOです(''◇'')ゞヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、ルクセンブルクの首都『ルクセンブルク市』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年[…]