【ヨーロッパ旅行記】世界遺産の眺望、ハルシュタット【20/24】

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はじめに

RYOです(”◇”)ゞ

ヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、オーストリアの風光明媚な町『ハルシュタット』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。

ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。

今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。


» 今回の旅の概要↓(自分語りのどーでもいい内容が大部分です(笑))

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筆者

今回は初テント泊や初レンタカーに加えて、20歳なりたての女子Eと周るヨーロッパ旅やからめっちゃ緊張するわ~

ずっとヨーロッパ行ってみたかったんです!!!

わたしの命、RYOさんに預けます(笑)

2017年は1月23日~3月1日までヨーロッパに行ってきたのですが、今回は東欧のハンガリーやスロヴェニア、バルト三国、アイスランドなど行ったこと無い国を中心に周ってきました(∩´∀`)∩

今回の旅には3つの重要事項がありました↓

➀同伴者

②初レンタカー

③初テント泊

それぞれ説明します↓

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» ➀同伴者と共に周ったヨーロッパ

➀同伴者

実は2016年10月終わりに旅好きの可愛らしい女の子(E)と知り合い、お互いに気が合ったのもあってぼくが2017年2月~3月にかけて一カ月ほどヨーロッパに行く予定であるという話をしたところ、

レンタカーとかテント泊とかスゴイ素敵ですね!!!

私も…連いていってもいいやつですか?汗

RYOさんに命預けます(笑)

となり、結局一緒にヨーロッパに行くことになったのです(∩´∀`)∩ウハウハ

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筆者
なんかすごいキラキラした目で話とか聞いてくれるし、すごくノリが良く、ぼくもかなりその子の人間性に惹かれていました

しかしこれに対しその子のご両親が大反対!!!

お母様
可愛い娘をヨーロッパなんていう危ない場所に、それに彼氏でもない男と一緒だなんて絶対に有り得ない!!!

となり、結局その子がご両親を説得するという前提で話を進め、ぼくは予定を変えずに一足先にヨーロッパに旅立つことにしました。

そして出国の直前、Eから連絡が入り、

お母さんがRYOさんと会いたいって言ってます。

空港行く前に大阪駅のグランヴィアのカフェでお話してもらえますか?

となったのです(;・∀・) いわゆる、

お母様

うちの娘とヨーロッパに一緒に行く可能性のある男。

大切な娘を預ける男が信頼できる人間かどうかを自分の眼で確認しときたい

ということでした。

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筆者
こういうのって頑固おやじに一方的に罵倒されて終わりのやつやん…

と思いながらも、実際にお母様に会って少しお話し、挨拶してからそのままぼくは一足先にヨーロッパに旅立ったのでした。

確かに日本より安全な国なんてなかなか無いし娘を心配する親の気持ちもひしひしと感じた良い経験でした。

結局、Eがヨーロッパに来れるかどうかはわからないまま、

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筆者

ハンガリーの首都ブダペスト西駅の世界一美しいマクドナルドで○月□日の△△時に集合しよう

もし30分待っても来なかったらご両親から許可が出なかったと認識して一人で出発するから

と言い残して日本を出たのでした。

結局Eとはマクドナルドで会えたのですが、Eのお母様からLINEで、

お母様

父親にだいぶ反対されたようですが、本人の強い希望で娘はヨーロッパに行くことを決心しました。

こうなると、ヨーロッパで頼れるのはRYOさんだけです。

なにとぞ、うちの娘をお願いします!!!

という内容のお言葉を頂き、

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筆者

お任せください!!!

死んでもEのことは守ります!!!

と、中二病さながらの決意と緊張感をもって旅が始まったのでした(笑)

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» ②初めてのレンタカーに大パニック

②初レンタカー

そして次にこれ

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筆者
2011年8月某日、ぼくは合宿教習でMT車の普通免許を取得しました
場所はなんと北海道札幌市

値段は高かったですが、札幌で2週間過ごして色々と美味しい物食べたり北海道大学の構内で毎日ランニングとか筋トレし、その後2週間兄貴と共に北海道を車で周遊したので非常に良い想い出ができました。

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筆者

あれから5年半

ミッション車の運転方法なんて完全に頭から蒸発しきったくらいにヨーロッパで運転?

おれ、大丈夫か…?

いつも何かとお世話になっている空手の先輩おじさまに、

先輩おじさま

RYOくん心配やわー

今度ミッションの軽トラ乗って来るし練習付き合ってあげるわ

と提案して頂き、出発直前に練習。

エンストの嵐!!

ブレーキを踏んだ時に訪れる「ブッブッブッブッブ・・・」という音と振動が、いつ来るかわからないエンストの恐怖を倍増する。

今やその”今”は今の直後に来るハズ!!!

バックパッカー

ヨーロッパのレンタカーはほとんどがミッション車で、オートマもありますが結構高いのです。

ハンガリー編でも書きますが、ほんと初めはエライ目に遭いました…

左ハンドル
右手ギア
左足クラッチ
右足アクセル&ブレーキ
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筆者
完全に日本と真逆ってわけじゃないのが余計にパニックになりました(笑)

これらが織りなす地獄のハーモニー。

これについてはまた書きます(;^ω^)

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» ③ヨーロッパでのホームレス生活

③初テント泊

そして最後に

テント泊について

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筆者
外国でテント泊なんて頭おかしいと思っていたのが懐かしいです

それもこれもオーストリアのハルシュタットでNinaと出会った事で全てが変わりました↓

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旅行記 ハルシュタット オーストリア

ニーナと会ったことで『外国でテント泊』というのが非常に身近に感じハードルが下がったのは間違いありませんし、ほんまに彼女に出会わなければ未だにテント泊という概念すら持っていなかったかもしれません。

(↓筆者撮影)

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筆者
やはり美しい景色を見る &撮るためにはテント泊が必須という事もよくわかりましたし、高い所まで登ることも大事だと知りました

という事で、今回は雪山登山装備まで持って旅に出かけたわけです。

ガチな雪山登山靴に始まりテント張るための折り畳み式スコップやらペグやらアイゼンまでフル装備でした。

そんなわけで今回は2つのバックパック(それに雪山装備を引っ掛けてました)の重さが40kgを超えるという過去に例をみないほどの重量となりました。

まあ結果的に重すぎる荷物は後悔しか残らないのですが(笑)

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という事で、以上3つの緊張感を背負っていざヨーロッパに入ったのでした。

では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩

世界遺産の眺望を独り占め

さあ、フライブルクでレンタカーを返して10:57に電車に乗ってハルシュタットに向かいました。

しかし時間的に直行は無理やったんでBad Ischl(バート イシュル)という町で一泊しました。

Bad Ischl(バート イシュル)

オーストリア・ハプスブルク家のフランツ・ヨーゼフ一世が「地上の楽園」と称し、夏の離宮として頻繁に訪れていた町

1914年の第一次世界大戦の際には、フランツ・ヨーゼフはこのBad Ischlでセルビアに宣戦布告しこの地を去った

つまりここBad Ischlは、まさに第一次世界大戦が始まった町!

その後フランツ・ヨーゼフは2度とこの地に戻ってくることはなかった。

荷物から目を逸らすな!!

フライブルクからバートイシュルまで10時間超え↓(゚Д゚;)

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筆者

ええ、たぶん乗っていたんでしょう。

10時間・・・

あんま覚えてない

エストニアの首都タリンで完全にかかとがちぎれたぼくの革靴がこちらです↓

「かばんデカいから盗られへんやろ」

と思ってたら痛い目見ます。

必ず自分のカバンは自分の目に届く範囲に置いておきましょう

んでどっかで一度乗り換えてミュンヘンに向かいます!!

↑たぶんドイツの高速列車ICEは予約していたんでしょう、席に座れてます(笑)

キューバ 歴史
筆者
あ、ICって書いてますね、予約要らんっぽかったです
自分の荷物は自分の目が届く範囲に置く

基本に忠実に。

↑ミュンヘン到着

ミュンヘンで再び乗り換えてザルツブルクに向かいます。

そして遂にオーストリアのザルツブルグに到着です!!!

ザルツブルグからバートイシュルはすぐです (と言っても2時間かかんのか…

ヨーロッパの電車は自転車もベビーカーも大歓迎

ミュンヘンからバートイシュルまでの間に一度乗り換えがありました。

アットナンク・プッハイム?

よくわかりませんがここでも一度乗り換えて、

自転車優先車両に乗り込みましたが、客はほぼいないので問題ありませんでした。

ヨーロッパの電車では自転車ごと乗っても全く問題ありません。

キューバ 歴史
筆者
ベビーカー乗っても日本と違って周りが凄い気遣ってくれますよ~

(; ・`д・´)チッ!

でかいベビーカーで乗ってくんなや。

場所取り過ぎやねん、この自己中が

とは全くなりません。

安心してベビーカーごとご乗車ください。

誰もいないのを確認してから、この棚受けの縁で懸垂してました(笑)

テント泊に危険はつきもの

遂に着きました。

バートイシュル↓

長い、長かった。

まずはテントを張れる場所を探します。

特にいい場所がなかったので鉄橋の下の道路の隅っこに張りました(笑)

テントに入って5分後、一台の車が近付いてくる音が聞こえました。

ブーーーーーーン、キキーーー、プップーーーーーーーーーー

この線路の下にテント張ったのですが、どうやら車が通れなくて 「ちょっとどいてくれへん?」的におっさんに怒られて場所を移しました。

はい、対岸の芝生の上です↓

空腹が限界でしたが、バックパッカーの三種の神器のひとつ「バーナー」は壊れたまま…

冷たいまま缶詰を食べましたーーーーー

美味しか…うぇっ…った、です。。。

温かい食事のありがたみ

翌朝起きるとこんな感じでした↓

テントの後ろにはこんなものがありました↓

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筆者

ん、イエス?

ここ、カトリック教国でしたっけ?

とりあえずテントそのままで貴重品のみ携えて、いの一番にスポーツショップへ↓

giga sportとかいう名前のスポーツ兼アウトドアショップ

Das Unternehmen gehört zum Kastner & Öhler Konzern. Gigaspor…

お目当てはもちろん、ガスバーナー↓

PRIMUSという超定番ガスボンベを見つけ一安心。

カートリッジごと買ってまずは朝ごはんです。

やはり食事は温かくないとね。

温かい食事は精神的にも元気を与えます↓

ヨーロッパでのテント泊は原則禁止

ワクワク

やったー温かい食事だーー(^◇^)

するとポリスが来ました。

ブリュッセル 旅
ポリス
おい、ここは公園じゃないぞ~

ふむ、もう慣れております。

ヨーロッパ ブログ
筆者

え!!???

ダメなんですかあぁぁ!!?

という安定の顔をしてからパスポートを出して

ヨーロッパ ブログ
筆者
すみません、○時出発の電車でハルシュタットに向かいますので
ブリュッセル 旅
ポリス

じゃあそれ以降にもう一度来るからな!

その時にまだいれば俺らも色々としなければならないからな

ヨーロッパ ブログ
筆者

はい、わかっております。

ありがとうございます。

ブリュッセル 旅
ポリス
まあ朝食を楽しんでくれ

という風な会話を経て乗り切りました。

この第一声目に「〇時出発の電車で~」というのがポイントです

本当に機転の利く柔軟な考えをもった優しい人たちでした。

もう一度言います。

ありがとうございました!

とりあえず時間までゆっくりするんじゃなく、結露で濡れまくったテントを乾かします。

今夜もハルシュタットで使うので(笑)

まさに、極度乾燥(しなさい)、です(わかる人だけ微笑んでください

↑ある程度乾いてから荷物をしまって観光します。

※誰ですか?いま「ごみ溜め」って言ったの

市内から山が見える町に住みたい

これは完全にぼくの個人的見解なんですが、市内から山が見える町は本当に最高です。

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筆者
人間は生きているのではない、自然に生かされているんだなと感じます

常に町から山が見えるってほんと良いですよね-

滋賀も京都も大好きです。

そしてバートイシュルから30分ほど電車に乗れば、世界遺産の町「ハルシュタット」に到着です↓

もうね、ハルシュタットと言えば世界遺産の風光明媚な景色!!

ハルシュタット行きのボートの時間に注意

基本的にハルシュタットのボートの時間は電車の時間とリンクしています!!!

ハルシュタット駅で降りたらちょうどボートが来ていますし、ボートを乗ってハルシュタット駅に着いたらほどなくして電車が来ます。

ハルシュタット駅からハルシュタットの町まではボートに乗る必要があります。

そのボートの時間が結構厄介です↓

つまり午前6:50から夕方18:15までしか通っていないので、それ以前それ以降に電車でハルシュタット駅に着いたら野宿です。

※対岸まで回り道して歩いて行けないことも無いですが、結構ツラいです(笑)

(↑ボート発着場)

値段は確か往復で2.5ユーロです。

世界遺産の眺望へ登山

Google mapでは道が出ないんですが、しっかりとした登山道があり散歩感覚で世界遺産の眺望までアクセスすることができます↓

↑実はここから世界遺産の眺望を望むことができるのです↓

(出典:‘World Heritage View’ on Hallstatt’s Salzberg

では登山開始します(∩´∀`)∩

↑この広場を抜けた所に世界遺産の眺望を観れるポイントがあります。

恐らく1時間ほどで着きました↓

筆者 アイコン
筆者
正直、死ぬほどきつかったです

ぼくの登山人生思い返してもトップクラスでキツイ登山でした。

そう、問題は重さです。

今回の旅はスロヴェニアで登山の予定なども入れていたので、

・冬山登山靴

・アイゼン

・スコップ

など「登山用の装備」も数多く持っており、車移動の時は必要な道具以外すべて車に置いてこれたのに、この時は違いました。

全て自分で担がなければなりません。

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筆者
缶詰や飲み水を含めて50キロ近い荷物でした、後で計算すれば

そんな荷物を背負って、凍結している坂道を1時間くらい歩くんです(´・ω・`)

本当に5分歩いて少し休むを繰り返してなんとか辿り着きました。

※春夏秋なら雪もなく道が凍ってもいないので、普通にハイキングの感じで登ることができます。

日が暮れる前に辿り着いて良かった~

まずは晩ご飯のシリアルです↓

キューバ 歴史
筆者
はい、実はシリアルのために牛乳も持ってました!笑

夜に起きて世界遺産の眺望を独り占めしようと思いましたが、案の定

↑こんな感じです。

このままいても意味無いので、一度宿テントに帰って寝ます↓

夜明け前に起きて、せめてタイムラプス撮影をしようと準備しました↓

あまり感動できる景色ではありませんでしたね(笑)

世界遺産の眺望

晴れたら見晴らしも良く山々と湖が本当に美しいです。

筆者 アイコン
筆者
山と湖と町、まさに滋賀県にいるかのような感覚です←笑

去年この地で出会ったスロヴェニア人のNinaを思い出します↓

※良い子は絶対に真似しないように

この先端は完全に空に浮いているような感じで下には何も無いので落ちたら死にます

(出典:Pinterest

絶対にこのような行為はしないように

ザルツブルグへ

下りは明るいし空気も美味いし最高でした。

白鳥も元気に泳いでいますし。

キューバ 歴史
筆者
やっぱり水の中でも寒くないの凄いな~

何のために行ったか、正直分からないハルシュタット旅でしたがまあOKです。

今となってはいい想い出です。

じゃあ遂に、ザルツブルグへ向かいます。もう何回目?

3回目か

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