イスラム教の教えである「六信五行」とは?【3/5】

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さて、世界の常識である宗教の、特に今回は「イスラム教」の勉強の時間です。

今回はイスラム教の開祖であるムハンマドがいったい何を教えていたのか?について勉強していきたいと思います。

おもしろいのでさらっと読めると思います。

具体的な内容は後で話すので、ここでは「土台の考え」を説明していきます。

前回の記事はこちら↓

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イスラム教の教え「六信五行」

イスラム教の神はアッラーで、民族や国籍に関係なく信仰すれば救われると説いています。

筆者
しかし信仰は内面の問題なので、本当に信仰しているかどうかは本人以外誰にもわかりませんよね?

口でどれだけ「アッラー万歳!!!」と言っても、内心ではどう思っているか・・・。

なので本当にアッラーを信仰している証として「六信五行」があり、六つの信仰と五つの行いが義務付けられています。

人間は死後、すぐに来世に向かうのではなくこの世に終末が訪れるまで待機する。

そしてこの世の終わりが訪れた時、それまでの死者も含めて神による最後の審判が下され、天国に行くか地獄に行くかが決められる。

と、考えられています。

つまりこの六信五行を怠れば、信仰心が無いとして最後の審判で地獄行きになるかもしれません。

では六信五行をとりあえず名前だけ紹介していきます↓

六信(6つの信仰対象)

➀神(アッラー)

②天使(マライーカ)

③刑典(コーラン)

④預言者(ルスル)

⑤来世(アーヒラ)

⑥天命(カダル)

上の④に「預言者」とありますが、「いやイスラム教の預言者ってムハンマドしかおらんやん!(笑)」って思うのは筆者だけでしょうか?

前回の記事でも紹介しましたが、イスラム教の教えの内容は全て開祖ムハンマドの口から出た言葉です。

ムハンマドの口から、

「神の言葉を聞ける預言者は特別だから、六信の中に預言者も入れろって。あ、つまりおれのことか(笑)」

と言われて「はい、そうですか」として六信の一つに預言者が入ったのではないのでしょうか( ˘•ω•˘ )

ムハンマドよ、そなたは本当に神の言葉を聞いたのか…?

筆者からムハンマドへの問いかけでした( ˘ω˘ )

では続いて五行の内容です↓

五行(5つの具体的な行為)

➀礼拝(サラート)

②信仰の告白(シャハーダ)

③喜捨(ザカート)

④断食(サウム)

⑤巡礼(ハッジ)

五行に関しては次の記事で更に詳しく解説しています。

キリスト教とイスラム教の争い

歴史上、キリスト教とイスラム教は激しく争っています。

読者
キリスト教もイスラム教もどちらも一神教、自分たちの信仰する神以外認めないんなら、まあそうなるか・・・

と思っている方、違います!

ユダヤ教&キリスト教&イスラム教は全て同じ神を信仰しています。

ユダヤ教の神「ヤハウェ」、キリスト教の神「ゴッド」、イスラム教の神「アッラー」はどれも『神』という意味です。

違いは「ヘブライ語か英語かアラビア語か」というだけなんです

なので「アッラーの神」という呼び方は「神という名の神」となるので実は間違っています。

ではなぜ同じ「神」を信じているユダヤ教&キリスト教&イスラム教は争いになるのか?

簡単です。

アッラーは全知全能の神で天地万物の創造主と考えられており、アッラーには子もなく親もないとされています。

しかしキリスト教の考えでは、聖母マリアは処女なのに懐妊して神の子どもを授かったとされています。

という事はキリスト教徒が言う「神の子イエス」という表現はイスラム教からすれば間違いなんです。

イエスは預言者ではあるけども神の子ではない

これがイスラム教の立場です。

イスラム教の戒律

では次にイスラム教の戒律を説明していきます。

※戒律とは「信徒が守らなければならないルール」のことです。
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