さて、世界の常識である宗教の、特に今回は「仏教」の勉強の時間です。
では前回の記事【仏教の経典について ~北伝・南伝仏教とは~】に続いて、仏教が「一体何を教えているのか」を説明しようと思います。
具体的な内容は後で話すので、ここでは「仏教の土台の考え」を説明していきます。
仏教の教え「三印法」
仏教で大事な教えは三印法(さんいんぽう)で、これはブッダがこの世界や人生をどう考えていたかがわかる三つの基本原理のことです。
➀諸行無常(しょぎょうむじょう)
まずは『諸行無常』です。
聞いたことありますよね、これは
ということです。
まずはこれを理解しないとダメみたいです(笑)
➁諸法無我(しょほうむが)
次に『諸法無我』です。
聞いたこと無いですね、これは。
ということです。
正直わかりにくいですね(´っ・ω・)っ
③涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
最後が『涅槃寂静』です。
もうさっぱりですね、これは。
ということです。
ちょっとわかりやすくなりました。
仏教の教えとはつまり…
つまりこれらの三つを合わせれば、
全てのものは変化し実体がないものなのに、いつまでも変わらないと勘違いして執着するから苦悩が生まれる。
その苦悩は無知や欲望などの煩悩が原因であることに気付き、その煩悩を断ち切りましょう!
という事を意味しています。
以上、仏教の教え「三印法」の説明は終わりです。
次は、仏教の戒律「五戒」について説明していきたいと思います↓
仏教の戒律
では次に仏教の戒律を説明していきます。
仏教国のタイでは、若い男性が結婚前に出家をしてお寺で修業するという習慣があります。
普通の人が出家をして仏門に入ることも珍しくなく、タイ人にとってお坊さんはとても身近な存在なんです。
しかし日本では「出家」する人って少ないですよね?
次はそんなお話です↓
さて、世界の常識である宗教の、特に今回は「仏教」の勉強の時間です。 では前回の記事【仏教の教えである「三印法」とは?】に続いて、「仏教徒が守るべき5つの戒律=五戒」を説明しようと思います。 仏教の戒律「五戒」 仏教[…]