④写真の表現を左右する重要な要素【ポジションとアングルとは?】

この記事を読むのにかかる時間: 3

※注意

筆者はプロカメラマンではありません。

筆者
さて、このフレーズから始まる本記事を果たして何人の方に読んで頂けるのか、甚だ疑問です(笑)

一応、簡単な自己紹介を載せておきますので、少しでも読んで頂ければ幸いです(笑)

» 超簡単な自己紹介

さて、わたくしは、

カメラは好きやけど、
趣味って言いたいけど、
知識も少しはあるけど・・・

プロには程遠いし。

うーん、なんだかなー

というくらいのアマチュアカメラマンで、今までは数年前に購入したオリンパスのミラーレス一眼(OM-D E-M1)を適当に首からぶら下げていた人生でした。

※現在はOM-D E-M1 MarkⅢを所有

しかし、

やはり1から基本を勉強し、
カメラを上手になりたい。

写真と一生付き合っていきたい!

と考え、初めてカメラに関する本を買いました(`・ω・´)ゞ

それが「写真のことが全部わかる本」でした↓

読んでみると、

・わかっているようで知らなかったこと

・曖昧だったこと

・今まで気付かなかったこと

など多くのことを知ることができ、それらを自分の理解度をさらに深めるため、そして備忘録としてまとめるために本記事を書こうと思い立った次第です。

イラストも多く初心者向けなのでおススメです!

» 折りたたむ

さて、ということでそろそろ本題に入りましょう!

前回の記事(③ポイントは背景の大きさ?【望遠レンズと広角レンズの使い分け】)に続き、今回のテーマはポジションとアングルです!

視点を変えると見える世界

写真を自分のものにするオリジナルな視点

良い被写体を見つけたらいきなりカメラを構えたりしていませんか?

えっ、ダメなの!と思った人も多いと思いますが、それでは写真がどれも同じような変わり映えのないものになってしまう可能性があるのです。

前述したようにカメラ(レンズ)は写せる範囲が決まっているので誰が使っても同じです。

そこにオリジナリティを加えるために必要なのはあなたの視点なのです。

POINT

写真は自身の着眼を示すもの。

自分が何に着目してシャッターを切ったのか。

視点を明確にして撮ってみましょう。

ポジションとアングルを分けて覚えよう

独自の視点を得るために重要なのはカメラを構える高さと角度

それぞれ「ポジション(またはレベル)」「アングル」と呼びます。
※後ほど画像付きで説明します。

高さ → ポジション

角度 → アングル

ある被写体を見つけたらカメラを構える前にどこから狙うかを考えます。

ポジションとアングルは別々に考えることが大事です。

決める順番にルールはありませんが、はじめにポジションを決めて、そこからアングルを決めるのがおススメ。

ポジションとアングルはそれぞれ別に組み合わせて、「ローポジション・ローアングル」などと表現します。

カメラのポジションやアングルが変わればレンズの画角が同じでも無限のバリエーションで撮影を行うことができ、これが作品のオリジナリティにつながっていきます。

アングルは手元で簡単に変えれますがポジションは体全体を使う必要があるため、はじめはポジションの変化を意識することが重要です。

読者

アングルだけ変えても他の写真と代わり映えしない写真になるんですね。

だって手元の角度だけなので誰でもできますもんね~

ポジションは作品の世界観、アングルは雰囲気や関係性を表現するのに有効です。

構図とも密接に関わります。

まずはポジションやアングルがどのような効果を生むのかを確認していきましょう↓

ポジション(カメラを構える高さ)

  • 立った状態の視線と同じ高さがアイレベル
  • それより高いとハイレベル
  • 低ければローポジション
  • 腰ぐらいの高さをウエストレベル(子供の視線と同じくらいの高さになる)

ローポジション

虫や小動物から見たような非日常の意外性のある世界観。

地面すれすれから10cmくらいの高さで撮影すると効果的です↓

ウェストレベル

子供の視点から見た世界観。

ローポジションほど劇的な変化はありませんが、被写体に一歩踏み込んだような主観的なイメージになります↓

アイレベル

普段と同じ視点となるため良く言えば安心感を得られますが、客観性が強まるため感動を伝えるには他に工夫が必要になります↓

アングル(カメラを向ける角度)

  • 水平にカメラを構えるのが水平アングル
  • 見下ろすのがハイアングル
  • 見上げるのがローアングル

ハイアングルはローポジションと、ローアングルはローポジションとの組み合わせが良く使われます。

ローアングル

カメラを上に向けるため、空が多く入って開放感を表現しやすいアングル。

人や動物に対しては尊敬のイメージとなります。

高い建物がすぼまって写る点に注意!

水平アングル

いつもの視点なので写真に安定感を出せます。

被写体との関係も対等であるイメージをつけやすいアングル。

ポジションを工夫して変化をつけて撮影することが使いこなしのカギ!

ハイアングル

地面の写る範囲が広がり、奥行きを出しやすいアングル。

俯瞰気味に角度をつけると観察している視点になります。

人や動物に対しては撮影者の優位性を写真に含められます。

おわりに

さて、以上でカメラのポジションアングルについての説明は終わります。

以前の記事(②マジで構図を意識すると写真が見違える【構図はセンスではなく技術】)で説明した「構図」に引き続き、ポジションとアングルも写真の表現を大きく変えるテクニックなので是非とも参考にしていい写真をどんどん撮ってください。

ボディやレンズのメンテナンス編をお読みでない方はこちらも参考にして下さい↓

関連記事

※注意 筆者はプロカメラマンではありません。 筆者 さて、このフレーズから始まる本記事を果たして何人の方に読んで頂けるのか、甚だ疑問です(笑) 一応、簡単な自己紹介を載せておきますので、少しでも読[…]

広告
最新情報をチェックしよう!