国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。
そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。
国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓
国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。 筆者 世界中どの国でも、国旗は、[…]
ってことで、今回はドイツの国旗をご紹介します。
ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)
黒、赤、金色の横3色旗。
1813年のナポレオン戦争時にプロイセン王国の男爵ルートヴィヒ・アドルフ・ヴィルヘルム・フォン・リュッツォウが率いたリュッツォウ義勇軍の軍服(黒字に赤い襟、金のボタン)をシンボルカラーにしたのが旗の由来とされている↓
(リュッツォウ義勇軍の将校↑)
黒は【勤勉】
赤は【情熱】
金色は【名誉】
を表す。
ドイツのデータ
国名コード:DEU
現国旗縦横比率:(3:5)
建国・独立年:1871年(ドイツ帝国として統一)
面積:357,121㎢(日本の約94%)
人口:83百万人(世界17位)
首都:ベルリン
現国旗制定年:1949年5月23日
通貨(コード):ユーロ(EUR)
おもな宗教:キリスト教
おもな言語:ドイツ語
おもな民族:ゲルマン系ドイツ民族
ドイツについて
中央ヨーロッパの西部にある連邦共和制国家。
1871年、ドイツ帝国が成立。
第一次世界大戦での敗北後、ワイマール共和国成立。
1933年ヒトラー率いるナチス党が政権を握るとナチス・ドイツとなり、1939年に第二次世界大戦が勃発。
1945年の敗戦後、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)と東ドイツ(ドイツ民主共和国)に分裂。
1989年東西を分断していた「ベルリンの壁」が崩壊し、1990年に再統一。
おわりに
ということで、国旗で知る世界の国々~ドイツ編~が終わりました。
ドイツと言えばやはり、ビールとソーセージとロマンチック街道!
と思いきややはりナチス・ドイツですよね。
漫画「アドルフに告ぐ」も面白いので興味あれば是非
こんな感じで一つずつお勉強していきましょう。
現在の西ヨーロッパの地図になるまでの歴史はこちら↓でわかりやすく解説しています(”◇”)ゞ
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