【おもしろい!】国旗で知る世界の国々~ウクライナ編~

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国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。

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筆者
世界中どの国でも、国旗は、国家や民族を象徴し、尊厳を表すものとして大切に扱われています。

そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。

国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓

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国旗で知る世界の国々 旗の各部名称

ってことで、今回はウクライナの国旗をご紹介します。

ウクライナ(Ukraine)

青と黄色の横2分割旗。

この2色は古くからウクライナで紋章や旗に使われてきた色。

は【空】

は【ステップ(草原)に豊かに実る小麦】

を表す↓

ヨーロッパの穀倉地帯として知られる。

ウクライナのデータ

国名コード:UKR

現国旗縦横比率:(2:3)

建国・独立年:1991年(ソ連から独立)

面積:603,500㎢(日本の約1.6倍)

人口:43百万人(世界33位)

首都:キエフ

現国旗制定年:1992年1月28日

通貨(コード):フリヴニャ(UAH)

おもな宗教:キリスト教(ウクライナ正教)

おもな言語:ウクライナ語

おもな民族:ウクライナ人、ロシア人

 ウクライナについて

東ヨーロッパにあり、国土のほとんどは肥沃な平原、ステップ(草原)、高原で占められている旧ソ連邦の共和制国家。

1922年ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、白ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、ザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国とともにソビエト連邦を結成。

1937年、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国へ国名を改称。

1991年ソ連邦崩壊にともない、独立を宣言し、国名をウクライナとする。

2014年2月 親ロシア派によるクリミア危機・ウクライナ東部紛争が発生。

そして2022年2月下旬、ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始しました。

おわりに

ということで、国旗で知る世界の国々~ウクライナ編~が終わりました。

ウクライナと言えば、何と言ってもチェルノブイリ原発事故が思い起こされますが、ヨーロッパのパンかごとも呼ばれるほど肥沃な大地であることも忘れてはいけませんね。

ウクライナの平和を心より祈っています。

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