【一条工務店】毎日微妙にイライラすること『１６個』をザっと紹介します。

本記事は、高性能住宅を購入するにあたって「家は性能」を謳う一条工務店を漠然と選んでしまった筆者が感じた「毎日微妙にイライラする１６個の不満点」をご紹介しています。

これから新築住宅を建てようと思っておられる方でなおかつ、一条工務店がその選択肢に入っている方は是非参考にして下さい。

家の性能は申し分なし♡

さて、今回ご紹介する不満は下記の１６個です。
※順不同で並べました。

1. 食洗器は「深型」ですら容量不足でした。
2. 換気効率に一抹の不安あり。
3. 浴室のみ防犯警報装置がなかった。
4. 冬は窓に結露して水たまりができます。
5. 半畳分のロスガードがやはり邪魔でした。
6. 音が響きすぎ、反響対策してくんね？
7. 入居時期と売電開始日のずれが…
8. 躯体が立派なぶん、内装は安っぽい
9. リモコンニッチは不便、必要なかった。
10. 冬の乾燥が半端じゃなかった、絶対に対策して！
11. こどもエコすまい支援事業の申請手数料が税抜き８万円だとぉ
12. 畳スペースを小上がりにできなかった。
13. クローゼット内にコンセントを設置できないなんて。
14. 遮熱ハニカムのスキマが微妙に眩しい。
15. タッチレス水栓、けっこう不便でした。
16. 天井サーキュレーターのLEDランプが微妙に眩しい。

全て一条工務店で契約する前に知っておくべきことです。

以前、【一条工務店】事前に知っていたら契約しなかったであろう＂６つの重大な不満点＂というタイトルで一条工務店のポンコツ＆ぶちギレエピソードを６つ紹介しました。

今回はもっとライトなびっみょ〜にイライラすることを紹介しています。

※一条工務店のギネス記録達成についてはギネスワールドレコーズ™　世界記録トリプル達成を参照

では早速一つずつ紹介していきます。

➀食洗器は「深型」ですら容量不足でした。

一条工務店のキッチンには標準仕様で食洗器（深型）が付属します。

以前は「浅型」が標準仕様で深型がオプション扱いでしたが、浅型の評判があまりにも悪く現在は深型が標準仕様となっています。

しかし深型ですら容量が全く足りないのです!!!!!!
※筆者夫婦（２人分）でさえ

全然入らねぇ(ﾟДﾟ;)

結局いくつかは自分の手で洗わないといけないんです。

しかも海外ではフロントオープン型の食洗器が主流なのに対し、

なぜか日本では引き出し式が大流行しています↓

しかしその一条工務店の食洗器にもフロントオープンタイプの新たなオプションが登場したのです。

2024年4月現在、オプション代は約２５万円とのことです。

ぬおぉぉぉ(；ﾟДﾟ)

契約のタイミング悪かった～！！！

絶対にフロントオープンタイプがいいです。

もう一つ言ってしまえば、食洗器はシンクの真下じゃないので水に浸した食器を食洗器に移す際に水が床に落ちるんです。

これも不満の一つです。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

➁換気効率に一抹の不安あり。

日本の建築基準法では、２時間に１回家の中の空気を全て入れ換えるだけの換気設備の導入が義務になっています。

一条工務店では、その排気口が２階廊下天井に２箇所あります↓

この２箇所の排気口が家中の汚い空気を吸っているのです。

筆者のようなド素人が思い付く疑問なんて一条工務店はとっくに対策済みです。
（一条工務店に限りませんが）

それがアンダーカットです。

扉下部のアンダーカット

実は住宅の扉の下部は、このようにスキマが空いているのです。

「このスキマがあるから、扉を閉めた部屋でもちゃんと換気されてるよ」

と理論上は考えられています。

そこで筆者は寝室にCO２センサーを設置してCO２の濃度変化を確認したのです。

筆者宅のCO２センサー

ややこしいグラフとかはすっ飛ばしますが（詳細記事で説明しています）、結果「あまり換気されていない、っぽい！！！」ということが確認されました。
※筆者調べ

ということで、一条工務店の換気能力には少し疑問が残っています。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

③浴室のみ防犯警報装置がなかった。

一条工務店では㋐一階の全ての窓と㋑２階のベランダの出入口に防犯警報装置が付いています。

拡大するとこうです↓

親機とこいつ（子機）をオンにした状態で窓が開いた場合、ヴィイイイイイイイという爆音が屋内・屋外に鳴り響きます。

これには泥棒さんも大パニックです。

しかしこの防犯警報装置、なぜか風呂場の窓にだけは付いていないのです↓

風呂場の窓（防犯警報装置がない）

一条工務店は「いやいや、お風呂場に電池使うんは怖いでしょ(;’∀’)」という立場ですが、「ちょっと～、そこは防水処理してよぉぉ」と思う筆者です。

一条工務店の家は非常に特徴的なので、「少し知識のある泥棒さんなら防犯警報装置のない風呂場から入られてしまうのでは？」とか思っちゃうわけです。

「防犯警報装置に防水処理をするとか考えたらどうすか？」という一条工務店へのお願いでした。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

④冬は窓に結露して水たまりができます。

一条工務店のスローガン、知ってますよね？

家は性能

です。

その性能に惚れ込んだ筆者みたいな人間が一条工務店で契約しているのだと思います。

一条工務店は窓の性能にも力を入れています。

窓は家の中で最も熱損失が大きい場所ですから。

そんな一条工務店が提供する最強窓ですが、冬に結露しました。

毎朝こんな感じです。

ドア枠には水たまりができてます、毎朝。

これは一条工務店へのクレームではありません、ただの筆者のつぶやきです。

とは言え、毎朝毎朝タオルやティッシュで水気を拭き取る生活には飽きました(;^ω^)

今冬は乗り越えましたが、来期からどうすればいいのかよく考えます（笑）

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑤半畳分のロスガードがやはり邪魔でした。

一条工務店での快適で健康な生活を支える陰の立役者、それがロスガード90です。

ロスガードは半帖分のスペースを取ることから施主の不満の声も大きいです。

一条工務店の坪単価は約100万円と言われているので、このロスガードを設置するスペースには２５万円程度の価値があると言えます。

やはり「スぺ―スもったいねぇな～」と思ってしまいます。

一般的な住宅会社はこういった換気設備は小屋裏や床下に配置し、生活スペースを削らないようにするんですが。

さすがは一条工務店、だいぶ強気です。

その他にもロスガードを設ける場所の制約もあるので（＝一条ルール）、間取り打ち合わせの序盤からロスガードの場所の検討は始めておきましょう。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑥音が響きすぎ、反響対策してくんね？

一条工務店ほどの高気密住宅だと、めちゃくちゃ音が響きます。

筆者の場合、夜に電話する際は寝室から最も離れた風呂場か別階のトイレの中で話します。

じゃないと「うるさい！！！」と奥様に怒られてしまうからです(;^ω^)

実際の話、声が響いて寝れたもんじゃありません。

話し声じゃなくても、㋐製氷機から氷を取る音や㋑イスを引きずる音、㋒あらゆる家電の運転音が響きます。

ＩＨの電源をＯＮにしたときの音、洗濯機の音、掃除機なんてトンデモなく、レンジで加熱が終わって「ピー」ってなる音もダメです。

筆者夫婦は毎日耳栓をして寝てるくらいです(´っ･ω･)っ

防音対策として、１階天井裏のスぺ―スにグラスウールを敷き込むなどのオプションもあるので、是非ご一考ください。

まじで響きますから。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑦入居時期と売電開始日のずれが…

一条工務店は全棟、屋根一体型の太陽光パネルが載っています。

太陽光発電ということは、売電収入ですよね。

筆者は2023年8月5日に引き渡しを受けたので、発電真っ盛りでした。

一条工務店では「パワーモニター」というアプリを提供しており、リアルタイムで発電の様子を確認できるのです↓

筆者は「１kWh＝１６円」という売電単価が適用されるので、多い月だと４～５千円も売電収入がありそうなのです。

しかし、とある落とし穴がありました。

売電開始と受給開始のタイムラグがあったのです。

筆者の場合、入居から受給開始までの間（２カ月＋３週間弱）もの間ずっと電力会社にタダで電気を提供していたのです(ノД`)・゜・。

電気が余ったら電力会社に無償提供し、電気が必要な時は正規の値段で買うのです。

このタイムラグがめちゃくちゃイライラしました（笑）

まだかまだかと受給開始を首を長くして待つ毎日。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑧躯体が立派なぶん、内装は安っぽい

一条工務店の建物性能はかなりハイスペックです。

1. 耐震等級３
2. 高気密
3. 高断熱
4. 第一種熱交換型換気システム
5. 太陽光パネル
6. 全面タイル外壁

正直、住み心地は最高で電気代もめちゃくちゃ安いです。

現在の試算では４～１１月くらいまでは電気代０（むしろ売電収入でプラス）の生活が待っています。

しかし内装はかなりチープ、使っているものは安物で施工も雑。

入居後１週間で剥がれた

なんで白色のコーキング？

クロスの下地処理も雑

ボンドがはみ出て黄色く変色

押入れの入隅部はチープな木材

その他言い出せばキリが無いのですが、このように内装はかなり安っぽい仕上がりとなっております。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑨リモコンニッチは不便、必要なかった。

一条工務店では「リモコンニッチ」というリビングの壁に取り付ける素敵な掲示板があります。

マグネットを付けれたり水性ペンでお絵描きできたり、コンセント付きなのでスマホの充電をできたりするんです。

オプション代は税込み16,500円です。

こちらの「リモコンニッチ」は、「スマホから離れた親子の生身のコミュニケーションを加速する」という意図を込められて設計され、その観点から第12回キッズデザイン賞も受賞しました。

しかし、、、非常に使いにくいのです(´っ･ω･)っ

まず、マグネットが弱すぎて使い物にならん。

冷蔵庫表面の方がよっぽど磁力が強いです。

そして中段のスマホ置きは幅が狭すぎて誰もこんなとこにスマホ置きません。

「生身の親子のコミュニケーションを～」というコンセプトは素晴らしいですが、はっきり言って使いません！！！

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑩冬の乾燥が半端じゃなかった、絶対に対策して！

一条工務店が建てる高性能住宅では、一般的な住宅よりも冬の乾燥がひどくなります。

なぜなら性能が高い住宅ほど、外が寒くても家の中は暖かいからです。

カビやダニやウイルスが繁殖しにくい最適な湿度は40～60％だと言われています。

しかし、真冬でも21～22℃をキープする筆者宅の湿度はザックリ計算してみると約20％になりますΣ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

もちろん料理や風呂、人間自身から出る蒸気などによって湿度はもう少し上がります。

しかし加湿しなければ人間にとって到底快適な湿度とは言えないのです。

毎日マスク＆加湿をして寝る筆者夫婦でしたが、それでもかなり苦しみました。

本当に冬の乾燥対策は急務です（笑）

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑪こどもエコすまい支援事業の申請手数料が税抜き８万円だとぉ

筆者が一条工務店で契約した時期には「こどもエコすまい支援事業」という制度があり、特定の条件を満たした場合なんと１００万円の給付金がもらえるのです。

筆者夫婦は対象内だったので一条工務店に申請してもらったんですが、その時の手数料が税抜き８万円（税込み８万８千円）だったんです。

手数料で８.８％も取られたわけです。

ちょっと取り過ぎじゃね？とか思っちゃったわけです。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑫畳スペースを小上がりにできなかった。

筆者は幼少期から畳の上で育った人間ですので、アイスマートというモダンな家でも畳スペースが欲しかったのです。

筆者の理想はこんな感じの↓

一段上がっているのがお好みでした。

こんな感じです。

しかし設計士にそのことを何度伝えても遠回しに拒絶されたんです。

結局こうなりました↓

一段上がっているどころか、フローリングと高さが変わらないのです…

まじか(;’∀’)

設計士的にも色々とめんどいことがあると思うんですが、そこは筆者の要望を汲んで頂きたかったです。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑬クローゼット内にコンセントを設置できないなんて。

一条工務店のシステムクローゼットは非常に機能的です。

筆者夫婦は「洗濯物をたたむの嫌だな～」と思っていた中で、SGC-60Eというハンガー掛けのクローゼットを見つけたのです。

しかも二連式です↓

これを非常に気に入り結局採用したわけなんですが、営業マンに「クローゼットの中にコンセント付けてもらえます？」と訊いたところ、

「無理です(;^ω^)」

と言われちゃったんです、まじかよ。

コンセントを何に使うかまでは考えていませんでしたが、とにかくあれば便利だろうと漠然と思っていました( ˘ω˘ )

そして実際に住み始めて、クローゼットの中が暗いことに気付いたのです。

コンセントでもあれば、ＬＥＤテープライトでうまいこと照らせるんですが。

しかし押入れにはコンセントが設置可能なんです。

押入れ内のコンセント

システムクローゼットもコンセント設置可能にしてよ、とか思っちゃうわけです。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑭遮熱ハニカムのスキマが微妙に眩しい。

一条工務店では全ての窓に標準で断熱タイプのハニカムシェードが付属します。

ハニカムシェードってあれですよね、断面が正六角形になってるカーテンみたいなやつです↓

カーテンと違って、ハニカムシェードは六角形の中の空気層が断熱性を発揮するので暑さ寒さをかなり防いでくれます。

特に一条工務店が提供している遮熱タイプのハニカムシェードは断熱性が高い上に遮光性もあるのです。

遮熱タイプは寝室用に選びましたが、この左右の微妙なスキマから差し込む光が眩しかったというお話です（笑）

※遮熱タイプ

それでも断熱タイプとは比べ物にならないほど遮光性が高いです。

※断熱タイプ

やはり春～晩夏は太陽が昇るのがだいぶ早いので、朝５時とかから既に微妙に明るいのです。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑮タッチレス水栓、けっこう不便でした。

タッチレス水栓とは、手をかざすだけで水やお湯を流せる蛇口です。

初めの頃はそのハイテク加減にテンションが上がっていた筆者でしたが、徐々にめんどくさい部分が目立ち始めました。

税込み32,010円のオプション代を支払って設置しましたが意外と不便だった、というお話です。

まずセンサー部に水滴が付くと反応が悪くなる。

センサー部に水滴が付く

そして水量の調整がめんどくさい。

ちょろちょろ流したい時もあれば、ジャーっと流したい時もありますよね。

そういった微妙な調整の際もイライラします。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

⑯天井サーキュレーターのLEDランプが微妙に眩しい。

一条工務店はロスガードという換気設備を採用しています。

ロスガードには

• うるケア（冬の加湿）
• さらぽか（夏の除湿）

というどちらかのオプションを付属することが可能です。

さらぽかを採用した場合、天井にはオシャレなサーキュレーターが付きます。

業務用エアコンみたいでカッコいいっす。

しかしこのサーキュレーター、ＬＥＤランプが光って夜は眩しいんです。

こんな感じ↓

リビングとかなら全く気になりませんが、これがベッドの真上にあるとライトが気になってなかなか寝付けません。

イメージ的には三日月の下で寝ているような感じです（笑）

サーキュレーターの位置にはくれぐれも注意してください。

より詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

おわりに

さて、こうして一条工務店に対して微妙にイライラすること１６個をご紹介しました。

中にはしょーもない件もあったかと思いますが、まあ筆者夫婦がそう感じたのでそれは大目に見てください（笑）

冒頭でも書きましたが、一条工務店のポンコツ＆ぶちギレエピソードを６つ紹介した記事もあります。

もし良ければそちらも目を通してくださいね(＾ω＾)

では悔いのない一条工務店人生を過ごしてください！