「ボランティア」には「無償」というキーワードは全く関係無い
さあ、ちょっとシリアスな内容になります。
そもそも"volunteer"を辞書で調べると↓
・志願者
・奉仕家
・自発的な有志
とあります(←前提
2020年に東京でオリンピックが開催されるという事で、ボランティアの募集がなんと11万人にも上ると言われていましたね。
しかしそのボランティアの募集内容があまりにもヒドイとも言われており結構な社会問題にもなりました。
と言うのも、東京オリンピックは7/24~8/9、パラリンピックは8/25~9/6が開催期間なんですがその間、スタッフは酷暑の中の重労働にも拘わらずなんと無償なんです。
なんとこれにより「ブラックボランティア」とかいう言葉まで出てきています。
ボランティアやねんから元々無償でやる前提ちゃん?
何言ってんねん
と思う人もいたかと思いますが違います!!
私事ですが、ぼくも当初はオリンピックボランティアやろうと思ってました。
それは「世界中からわざわざ日本に来てくれる外国の方たち(VIPではなく一般人)に少しでも快適に過ごして欲しい」という思いからでした。
まあいわゆる「自発的な有志」「志願兵」ですよ、でも現在はやめました。
なんせ労働条件がヒドイ(笑)↓
10日間以上
1日8時間位程度
交通費・宿泊費の支給なし
酷暑の時期
なんか「ボランティア」という言葉の意味を間違って使っているメディアとかお偉いさん(確信犯)が多いのでとっても腹が立ちます。
総工費は当初7000億から3兆円へ膨れ上がりました。
これの一部でもボランティアスタッフのせめてもの補償になるように願います。
災害時の無償ボランティアには非常に頭が下がる思いです。
無料で現地に駆けつけて被災者の人を救おうと一生懸命に泥を掻き出したり倒壊家屋の木材を運んだり。
でも言っときますが、オリンピックは国が行う超巨大な営業です。
そこには数多くの利権も絡むし裏金も動くし、なおかつその上で無償ボランティアスタッフなんてのはあり得へん!!
国のお偉いさんがもし、超少数にしか支持されていないこのブログを見たら考えを改めるように。