※注意
筆者はプロカメラマンではありません。
一応、簡単な自己紹介を載せておきますので、少しでも読んで頂ければ幸いです(笑)
» 超簡単な自己紹介
さて、わたくしは、
カメラは好きやけど、
趣味って言いたいけど、
知識も少しはあるけど・・・
プロには程遠いし。
うーん、なんだかなー
というくらいのアマチュアカメラマンで、今までは数年前に購入したオリンパスのミラーレス一眼(OM-D E-M1)を適当に首からぶら下げていた人生でした。
しかし、
やはり1から基本を勉強し、
カメラを上手になりたい。
写真と一生付き合っていきたい!
と考え、初めてカメラに関する本を買いました(`・ω・´)ゞ
それが「写真のことが全部わかる本」でした↓
読んでみると、
・わかっているようで知らなかったこと
・曖昧だったこと
・今まで気付かなかったこと
など多くのことを知ることができ、それらを自分の理解度をさらに深めるため、そして備忘録としてまとめるために本記事を書こうと思い立った次第です。
イラストも多く初心者向けなのでおススメです!
» 折りたたむ
さて、ということでそろそろ本題に入りましょう!
前回の記事(②マジで構図を意識すると写真が見違える【構図はセンスではなく技術】)に続き、今回のテーマはレンズワークと画角です!
レンズワークと画角
標準ズームレンズを使ってレンズの使いこなしを覚える
多くの方はカメラとセットになった標準ズームレンズを持っていると思います。
この標準ズームには、「レンズを使いこなすための重要なエッセンスがすべて含まれている」と思って構いません。
後のステップアップにもつながる大切なポイントです。
広角側
オーストラリアの砂漠にて
オーストラリアの砂漠の風景をシックに表現しました。
この写真のように「空、地平線、踏切標識、木」などたくさんの要素を1枚にまとめられるのが広角側の魅力です。
ゴチャゴチャさせないバランスが重要と言えます。
望遠側
アメリカのコロラド州にて
撮りたいものにグッと寄ってストレートにシンプルな表現をしやすいのが望遠側のメリット。
余計な要素を入れないことでリスの自然な姿がよく伝わります。
広角と望遠で背景の写り方がまったく違う
普通の人のズームレンズに対するイメージは、
- 広く写る(広角)
- 大きく写る(望遠)
というものだと思いますが、それだけでは正しい理解ではありません。
大事なのは
ことです。
初心者は主題のサイズばかりに気を取られてしまいますが大事なのは背景の写る範囲です。
言われてみれば当たり前ですが、これがレンズの使いこなし技術向上の大きなポイントです。
まずは下の2枚の写真をご覧ください↓
一枚は望遠レンズで撮影し、一枚は広角レンズで撮影しましたが、どちらの写真をどちらのレンズで撮ったかわかりますか?
これは背景の大きさに注目すればすぐに分かります↓
それをまとめたのが下の画像になります↓
※広角側も望遠側も赤線の長さは一緒です。
つまり被写体を同じ大きさで撮りたい場合、広角側では近付き、望遠側では遠ざかる必要があります。
情報量か主題か
広角と望遠の詳しい話は別記事で紹介しますが、はじめは撮りたい「情報量」に着目してみると良いでしょう。
たくさん情報を入れたいなら広角に設定し、被写体のサイズは自分が移動して調整。
シンプルにしたいなら望遠にしてから距離感を調整します。
この順番を身に付けると上達が早くなります。
広角側
情報量を増やす!!
北欧の国デンマークの首都コペンハーゲンの有名な漁港「ニューハウン」にて撮影。
周りのカラフルな家々、漁港とわかるための船、そして波が立たず静かな水面の全てを表現したかったので広角側で撮影。
望遠側
主題を強調する!!
アメリカ、コロラド州のデンバーにある公園では普通にリスが走り回っています。
余計な要素が写り込まないように望遠側に設定し、ローポジションで撮影しました。
自分への反省
もう一例がこちら↓
赤ちゃんの可愛い笑顔を撮影したかったのですが、背景が(ボケているとは言え)自転車と木が写って情報量が多く(うるさく)なってしまいました。
ここは、背景をビーチと空だけにすることでより赤ちゃんの笑顔をもっと目立たせる(映やす)べきでした。
おわりに
さて、「レンズワークと画角」について説明しました。
広角側と望遠側についてはある程度の経験則がありましたが、望遠側は背景が大きく写るということは今まで気付きませんでした(笑)
カメラを使いこなすのって難しいですね。
では次に「写真の表現を左右する「ポジション・アングル」について」を解説しますので、興味があればどうぞ↓
※注意 筆者はプロカメラマンではありません。 筆者 さて、このフレーズから始まる本記事を果たして何人の方に読んで頂けるのか、甚だ疑問です(笑) 一応、簡単な自己紹介を載せておきますので、少しでも読[…]