RYOです(”◇”)ゞ
3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、EUの金融都市「ドイツのフランクフルト」での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。
» ただの自己紹介なので飛ばしてください
筆者が初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。
今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。
「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
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本記事ではFKKのレビューに重きを置いています(笑)
フランクフルト滞在記
やっとフランクフルト着いたあぁぁぁ
さあ、ハイジがアルムの山から連れられてクララ(ゼーゼマン家)のお屋敷で一緒に過ごしていたのがこのフランクフルトです。
フランクフルトはヨーロッパの金庫(欧州の金融の中心地)と呼ばれているくらい大きな都市で、
と素直に感じました。
宿泊先はFKK "mainhattan"
今回フランクフルトに訪れたのは、ジュネーブ(スイス)からケルン(ドイツ)まで一日で移動するには少し遠いのでどこかで一泊する必要があったからです。
スイスのジュネーブからドイツのケルンまでは↓
ということで、フランクフルトで一泊する必要があったのでどうせなら"FKK"というドイツでは有名な商業施設で一泊することにしました↓
建物の外観は至って普通。
普通の事務所にも見えますね。
筆者が訪問したFKKはこちらです↓
FKK Mainhattan(マンハッタン)です!
FKKとは日本語で「裸体主義」と訳され、いわゆる「裸で行動するのって素敵ね」という主義です。
そこから転じて、FKKは"性風俗店"を指す言葉になりました。
しかし根本的に日本の性風俗店とはシステムが全く違うので、FKKについていくつか紹介します。
(店によって異なりますが)
入店から退店の流れ
とは言え、女性も普通に入店できます。
では初めに入店から退店までの流れをご説明します。
天下に名高いFKKとは言え、日本人にとっては基本的にスーパー銭湯と同じような感じだと思ってください。
- お店の玄関に着いたら、遠慮なく扉を開けて受付に向かいます。
- 受付で入場料を払うと、バスタオルや鍵などを渡され、館内での注意点を言われます。
※このとき、大きな荷物があれば(基本的に)無料で預けれます。 - あとは鍵の番号のロッカーを探して貴重品を入れてバスタオル一丁になります。
- そこからは、館内でご飯を食べるなりシャワーを浴びるなり他の客と取引するなりベッドでひたすら寝るなりあなたの自由です。
※取引成立の場合はムーディーな個室に移動します。 - 閉店時間になれば追い出されます。
基本的にFKKは午前11時から翌朝の午前5時ごろまで空いているのが普通で、好きな時間に入店でき、好きな時間に退店できます。
FKK Mainhattanの営業時間がこちら↓
※金土のみ閉店時間が1時間遅い
何時に入ってもいいですが、閉店時間には男性客も女性客も否応なく追い出されます。
バスタオル一枚に着替えるロッカールーム
本当に銭湯みたいですな。
夏は屋外でBBQなどもしているらしい
この当時はまだ寒かったので庭に出る人は皆無でしたが。
寝たい男性専用の空間=ここには女性は入れない
女性立ち入り禁止ゾーンなのでゆっくり休めます(^◇^)
どういうシステム?
※公式HPより引用
では、このFKKがどういうシステムかを紹介します。
FKKのシステムを理解するのに重要なことは、
- 施設側
- 女性客
- 男性客
という三者が存在することです。
「施設側」は「女性客」と「男性客」に施設を提供する。
客同士は中で好きに取引(=交流)できるが、「施設側」はあくまで「中で客同士がどのような取引を行っているかは一切知りません、ただ場所を提供しているだけです。」という立場
という感じです。
つまり、日本と違い「施設側=女性側」ではなく(←超重要)、あくまで施設側は「女性客」と「男性客」から入場料をもらい施設を提供しているだけなんです。
つまり女性客は入場時点で入場料分マイナスでスタートしますので、できるだけ男性客と取引するために必死です。
当然ですが閉店時刻になれば「男性客」も「女性客」も追い出されます。
無料で提供される物
館内はピンクのネオンが薄暗く灯っており、その薄暗い中にバーや無数の小部屋があります。
※公式HPより引用
※公式HPより引用
基本的に館内では「ビール」も「ビュッフェ形式の食事」も「シャワー」も「ジャグジー」も「サウナ」も全て無料です。
※公式HPより引用
いざという時に不能になったら困るので、無料だからといって調子に乗って飲み過ぎないようにしましょう!
お金がかかるもの/こと
入場料さえ払えば追加料金なしで長居できるFKKですが、このFKKでお金がかかるもの/ことともあります。
それが以下の3点です↓
㋐入場料
㋑ちょっと贅沢なカクテル
㋒他の客との取引
※公式HPより引用
基本的に入場料は70ユーロ前後で、他の客との取引の相場は30分50ユーロ(※)です。
※日本円換算すると約8,000円ほど(2023年9月26日現在のレート)
金額は完全に客同士の取り決め次第なので、相手がOKと言えば30分5€でも60分500€でも問題ありません。
お相手との交渉次第で色々なオプションを追加できますが、とは言えその取引自体の値段を30分50ユーロ以下に値下げすることは難しいです。
もしなるべく安く取引したいなら、できる限り閉店前の90分前くらいから交渉すればいいと思います。
FKKを利用した率直な感想
では最後に2度FKKを利用した筆者の率直な感想を申し上げます。
ここからはガチで差別や偏見が入り混じった気持ち悪いリアルなお話なので、相当興味がある方のみ「続きを読む」をクリックして読み進めてください。
また、読まれた上で不快になる方も一定数おられると思うので予めお詫び申し上げます。
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まず皆さんが最も気になっているお悩みを一言で解決します。
「〇〇店の方が…」とか「△△店の方が…」とか難しいことは考えずに、ご自身の旅程に合った最寄りのFKKに行ってください。
筆者もフランクフルトのFKKに行こうと思った際にレビューを漁りまくりました。
「FKK OASEはブスばっか/いや中東系の美人が多かった」
「FKK WORLDは美人が多かった/いやほぼババアだった」
「FKK MAINHATTANはぽっちゃりが集まる/いや東欧系の美人が多かった」
とにかくレビューが人によってマチマチ、これじゃあ全く決めれません。
しかし結果的にはレビュー記事を読むなんて全くの無意味でした!!!
と言うのもですね、なんせお店側が女性を雇っているわけでもありませんし、男性も女性もアポなしで訪れるのでそもそもレベルが高いの低いのというのは全くのお門違いなんです。
【女性=お店側】というのは日本人の発想です。
あえて言うなら「あそこの店にはお金持ちが多く集まるらしいの」と女性客の間で噂になっている、とか「駅から近いからあそこの店にしよう」的な判断基準で人気が前後する可能性は0とは言えないかな〜、とそんなくらいのお話です。
入館料やサービスの質、料理のメニューなどお店側の問題でランキング付けされることはあっても、出会える女性の質に関してはどこも同じ(選びようがない)だと思ってください。
さてその上で、筆者がFKKを利用するのは2回目でしたが(別店舗)、FKKの率直な評価は90点です!
- まず宿泊施設として利用できる。
- 食事も常に提供されている。
- サウナやジャグジーも完備されている。
※当時サウナはありませんでしたが - 一日中バスタオル一丁で行動するので開放感もある。
- 全裸の欧米人女性(一般人)で溢れている。
※これは時間にもよる - 色んな人種の女性がいる
- 自分で女性を選べる
- 女性立ち入り禁止ゾーンも完備されており、休みたい時はしっかりと休める。
- ビールも無料で飲めてある程度気持ちを奮い立たすことができる。
などなど、メリットを言い出せばキリがありません。
では「ー10点の減点はなんなのか」についてご説明します。
それは恥ずかし気もなく全裸+ピンヒールで女性が徘徊していることです。
ここで言う「全裸」とは、Tバックのパンティのみ履いた状態も含みます。
女性の方にとっては意外や意外かもしれませんが、全裸で女性が徘徊していてもあまりムラムラしない=エロい気持ちにならない!!!とまあそういうことなんです。
(※あくまで筆者の個人的な感想です)
なんせ外国人女性は性に対して非常にオープンな方が多く(そもそもそんな人しかFKKで体売って稼ごうとは思わないが)、
「全裸のわたし超エロいでしょ?男ってこういうの大好きだよね?ほらほら」
という感じでグイグイ声をかけてくるのですが、よほどご無沙汰でもない限り「いやもうええって、あっち行って」と思ってしまう自分がいました。
恥ずかしげも無く全裸でアピールされると逆に気持ちが萎えてしまいます。
嬢たちは殿方を籠絡しようとめちゃくちゃボディタッチしたり耳元でなんか囁いてきたりとにかく必死ですが、その誘惑には負けないでください(´っ・ω・)っ
※どれだけイチャイチャしても、個室に行くまでは料金は発生しないのでご安心ください。
それで相手は「Oh okay…」となって諦めます。
筆者が見かけた金持ち常連さんの遊び方を一つご紹介します。
大きなコの字形のソファの真ん中に小太りのアラブ系の男性が一人、その男性を囲うように5~6人の全裸の女性がずらり。
そのおじさんは周りの女性たちをボディタッチしまくっていますが、少なくとも筆者が見ていた10分ほどは全く個室に行く気配が無かったのです。
恐らくそのおじさんはお金持ちで相場よりもかなり金払いがいいので、女性たちは誰がそのおじさんを個室に連れていくのかをバチバチ競っていたのでしょう。
おじさんもそれをわかってて料金が発生しないままひたすらお触りと談笑をしていました(;゚Д゚)
そんな全裸でグイグイくる女性たちばかりでしたが、筆者はもう少し「隠された布の中身はどうなっているんだあぁぁ(*゚д゚*)ドキドキ」というドキドキ感が欲しかったのです。
ビキニでもちょっと露出が多くて嫌なくらいです。
せめてこんな感じや↓
百歩譲ってこんな感じくらいの露出度じゃないと↓
・・・。
そうなんです、一つずつ相手の衣類を脱がしていくのも大きな楽しみなんですε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
完全にキモい発言ですみません。
また「小柄&長身」「スレンダー&ぽっちゃり」「若い&熟女」「アジア系&ヨーロッパ系&中東系&黒人系」など個性豊かな人間が集まる場となっていますので、それを眺めているだけでも非常に楽しめます。
「いやいやいや(´⊙ω⊙`)あのピーターアーツみたいなゴツい女性は無理やろ〜需要ないって…」
などと思って目で追っていると、
「え、あれあれあれ?アラブ系の体毛濃いデブじじいと共に個室に消えていったぞ…まじかよ」
などと観察するのです(笑)
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はい、以上。
FKKのまとめ
ではFKKの内容をまとめます↓
- 入場料70ユーロ(約11,200円)を払って館内に入ることができ、
- 中では常にビュッフェ形式の食事が用意してあり、
- 好きな時間にいつでも食べることができ、
- 館内では男性はバスタオル1枚で移動するのでジャグジーやプールやシャワーをいつでも楽しむことができ、
- またほとんどのお店ではビールがタダで好きなだけ飲める
という素晴らしいお店です。
また、好きな時間に寝ることもでき世界中から色んな人たちが利用しに訪れる超人気スポットです。
館内では写真の撮影は一切禁止で、施設の入り口にはゴツイ用心棒がいるのでセキュリティはばっちりです。
筆者は隠れて何枚か写真撮りましたが、バレてたら・・・
※画面中央のモザイクの裏にはトンデモナイものが隠されています…。
基本的に午前11時から翌午前5時まで利用することができます。
逆に午前5時には追い出されるので、旅行者はその時間から始発が動き出すまでどこかで時間を潰しておく必要があります(←これも重要
はい、ということで翌朝5時にFKKを追い出されました。
先ほども言った通り、旅行者は閉店時間から始発が動き出すまでどこかで時間を潰さなければなりません。
この日、筆者は近くのマクドナルドで始発までの1時間ほどを過ごしました。
自信を持って街を歩こう
この日、夜明け前にフランクフルト中央駅に行くと「明らかにヤンキーみたいな奴ら」がいました。直感的に
とカツアゲされそうないや~な感じがしました。
なんせ夜明け前に酒を飲みながらたむろするヤンキーっぽい若者たち。
絶対に普通の人間では無いはず!!!!(←偏見?
しかし、結局感じたことは「相手も人間」ということでした。
当時のFBの投稿より。
カツアゲしたり難癖つける人間は、やっぱり人種で判断してへんと思う。
結局は見知らぬ土地で不安そうに地図見たり、目あった時に俯く人間が襲われる。のではないか?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
目悪いが故に、目つき悪なって逆に喧嘩上等みたいな顔してるから、俺はまだ安全かもしれない。
April 5, 2016 · Cologne, Germany
一部コメント
「ガタイやろ笑」「それ俺も思った(笑)」「ガタイに、1票!」
夜明け前のフランクフルト中央駅
そう、筆者は目が悪いので自然と目を細めがちになり、何の気なしに人を睨みがちになる癖があるのですが、それが奏功して無事だったのです。
やはり、人種どうこうというよりは胸を張って堂々と街を歩く姿で「あ、こいつはやめとこう」となるんだな、と感じました。
ドイツの都市、ケルンへ
ではこれからドイツの都市ケルンへ向かいます。
ケルンと言えば、ホーエンツォレルン橋とケルン大聖堂ですね!
ドイツのゴシック建築の代表作ケルン大聖堂、楽しみです(←この時は全く西洋建築に興味無かったのですが…
RYOです(''◇'')ゞ 3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、ドイツの『ケルン』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。 筆者 あ~2度目の独り旅か~。今回も素敵な出会いと波乱[…]