「あ、流れ星だ♡」
2016年4月某日、筆者はバックパッカーとしてヨーロッパを旅していた。
スイスからドイツに入ったはいいが、どこに泊まるか全く決まっていない。
「ん、あそこに見えるFKKって宿泊施設じゃね?」
ワクワクしながら行ってみた。
さて、本記事では欧米人女性と結婚した筆者が(※もちろんFKKでナンパした子とゴールインしたわけではない)、FKKに行く前に絶対に知っておくべき3つのこととFKKのシステムをご紹介します。
絶対に知っておいて欲しい3つのことがこちら↓
- FKKは日本のスパリゾートとほぼ同じ
- 女性側=施設側ではない
- お店によってレベルの差はない
本記事では上の3点を軸にFKKのシステムを解説していこうと思います。
FKKとは?
さて、バックパッカーをしていた筆者はドイツの大都市フランクフルトで一泊する必要があったのでどうせならってことで"FKK"という有名な商業施設(スパリゾート)で一泊することにしました。
Wi-Fiがないとネットを使えなかった(2016年)当時の筆者は、道行く人に「近くのFKKってどこにありますか?」と声をかけていました。
そしてなんとか辿り着いたのがこちら↓
FKK mainhattanの建物正面
建物の外観は至って普通、一般的なビルの事務所にも見えますね。
しかし玄関の前に立った瞬間、手に汗ばむ緊張感、背中に滴る汗が暗示する重圧、そして隣の人にも聞こえそうなほどの左胸の鼓動。
それはそれは緊張しました。
ついに来てしまった:(;゙゚’ω゚’):ゴクリ
「行く前に絶対に知っておくべきたった3つのこと」のうちの1つがこれ。
FKKは日本のスパリゾートとほぼ同じ。
マフィアのお兄さんがいるだとか、裏組織と繋がっているだとか、ボディチェックとか金属探知機とか、そんなのもちろんありません。
遠慮なく入っちゃってください( ̄∀ ̄)
「はろー、こんちゃーーーす(*´∀`*)」
日本のスパリゾートに入館するくらいの気持ちでいいです、緊張する必要マジで0です(`・∀・´)
ドイツ国内にFKKの店舗はたくさんあるんですが、筆者が訪問したのはこちらです↓
FKK Mainhattan(マンハッタン)です!
FKK(Frei Körper Kultur)とは日本語で「裸体主義」と訳され、全裸でありながら服を着た状態と全く同じように過ごすことで、いわゆる「裸で行動するのって素敵ね」という主義です。
そこから転じて、FKKはドイツの"性風俗店/売春宿"を指す言葉になりました。
しかし根本的に日本の性風俗店とはシステムが全く違うので、FKKについて詳しく紹介していきます。
(店によって多少異なりますが)
入店から退店の流れ
とは言え、女性も普通に"客"として入店できます。
では初めに入店から退店までの流れをご説明します。
(先述しましたが)天下に名高いFKKとは言え日本人にとっては基本的にスーパー銭湯と同じような感じだと思ってください。
極楽湯やあがりゃんせのような温泉リゾートだと思いましょうd( ̄  ̄)
- お店の玄関に着いたら、扉を開けて受付に向かいます。
- 受付で入場料を払うと、バスタオルやロッカーの鍵などを渡され、館内での注意点を言われます。
※このとき、大きなスーツケース等があれば(基本的に)無料で預けれます。 - あとは鍵の番号のロッカーを探して貴重品を入れてバスタオル一丁になります。
- そこからは、館内でご飯を食べるなりシャワーを浴びるなり他の客と取引するなりベッドでひたすら寝るなりあなたの自由です。
※取引成立の場合はムーディーな個室に移動します。 - 閉店時間になれば追い出されます。
基本的にFKKは午前11時から翌朝の午前5時ごろまで空いているのが普通で、好きな時間に入店でき、好きな時間に退店できます。
たとえばFKK Mainhattanの営業時間がこちら↓
※金土のみ閉店時間が1時間遅い
入館するのは何時でも構いませんが、閉店時間には男性客も女性客も否応なく追い出されます。
極端な話、閉店の1時間前に入って1~2人とチョメチョメして退館することも可能です。
さて、まずはロッカールームでバスタオル一丁に着替えます↓
実際のロッカールームはこんな感じです↓
バスタオル一枚に着替えるロッカールーム(ロッカーはめちゃ小さいです)
本当に銭湯みたいですよね♨️
そして中は意外と広いです↓
夏は屋外でBBQなどもしているらしい
Google mapで敷地を上から見たものがこちら↓
※めっちゃ街中なのがわかると思います(笑)
プールとかガーデンも確認できますね。
昼はこんな感じ↓
(出典;No.01 FKK Mainhattan -Frankfurt-)
夜はこんな感じです↓
(出典;FKK MAINHATTAN)
この当時はまだ寒かったので庭に出る人は皆無でしたが。
そして女人禁制エリアではのんびり休むこともできます↓
寝たい男性専用の空間=ここには女性は入れない
一部女性立ち入り禁止ゾーンもあるので勧誘されることなくゆっくり休めます(^◇^)
どういうシステム?
※公式HPより引用
では、このFKKがどういうシステムかを紹介します。
FKKのシステムを理解するのに重要なことは、
- 施設側
- 女性客
- 男性客
という三者が存在することです。
「施設側」は「女性客」と「男性客」に施設を提供する。
客同士は中で好きに取引(=交流)できるが、「施設側」はあくまで「中で客同士がどのような取引を行っているかは一切知りません、ただ飲食と睡眠を提供するだけのサウナ施設です。」という立場
という感じです。
日本の風俗店は「お店と風俗嬢」がグルになっており、男性客にお金を請求するんですよね。
しかしFKKは「お店=風俗嬢=男性客」という三者が対等なのです!!!
つまり、日本と違い「お店側=女性側」ではなく(←超重要)、あくまで施設側は「女性客」と「男性客」から入場料をもらい施設を提供しているだけなんです。
つまり女性客は入場時点で入場料分マイナスでスタートしますので、できるだけ男性客と取引するために必死なのです。
当然ですが閉店時刻になれば「男性客」も「女性客」も追い出されます。
無料で提供される物
館内はピンクのネオンが薄暗く灯っており、その薄暗い中にバーや無数の小部屋があります。
※公式HPより引用
※公式HPより引用
基本的に館内では「ビール」も「ビュッフェ形式の食事」も「シャワー」も「ジャグジー」も「サウナ」も全て無料です。
※公式HPより引用
筆者も初回は緊張をほぐそうと無料のビール飲みまくりましたが、いざという時にインポテンツになったら困るので、無料だからといって調子に乗って飲み過ぎないようにしましょう!
そしてこのバーには全裸の女性がウロウロしています。
※実際は90%以上が欧米人女性ですが…
「のんびり飲みたいんだけど〜」という人、挙手!
はい、それは無理です。
なぜならバーは女性にとっての狩場なので、狩人の目をした女性にガンガン声をかけられます、
バーで男を漁る女性
「まずはゆっくりビールでも飲んで…」と思っていても、すぐ隣に嬢が座ってきてガンガン口説いてきます。
あっちのテーブルを見ても、
こっちのテーブルを見ても、
至るところでナンパされています。
筆者も席について1分くらいで東欧系の超絶美女に声をかけられ、そのまま個室に連れて行かれました(笑)
その気じゃない時は"Sorry, just finished…"と言って丁重にお断りしましょう(^◇^)
なぜなら嬢に好感を持たれるのは単純にお得だからです!
後で格安料金で声をかけてくれたり、オプション料なしでサービスしてくれたりするからです。
なので笑顔は忘れずに、そして紳士的に!!
お金がかかるもの/こと
入場料さえ払えば追加料金なしで長居できるFKKですが、このFKKでお金がかかるもの/こともあります。
それが以下の3点です↓
- 入場料
- ちょっと贅沢なカクテル
- 客同士の取引
※公式HPより引用
基本的に入場料は70ユーロ前後で、他の客との取引の相場は30分50ユーロ(※)です。
※日本円換算すると約8,000円ほど(2023年9月26日現在のレート)
金額は完全に客同士の取り決め次第なので、双方がOKすれば30分5€という低価格でも60分500€という高価格でも問題ありません。
お相手との交渉次第で色々なオプションを追加できますが、とは言え30分50ユーロ以下に値下げすることは難しいです。
もしなるべく安く取引したいなら、できる限り閉店前の90分前くらいから交渉すればいいと思います。
FKKを利用した率直な感想
では最後に2度FKKを利用した筆者の率直な感想を申し上げます。
ここからはガチで差別や偏見が入り混じった気持ち悪いリアルなお話なので、相当興味がある方のみ「続きを読む」をクリックして読み進めてください。
また、読まれた上で不快になる方も一定数おられると思うので予めお詫び申し上げます。
» 続きを読む
まず皆さんが最も気になっているお悩みを一言で解決します。
「〇〇店の方が…」とか「△△店の方が…」とか難しいことは考えずに、ご自身の旅程に合った最寄りのFKKに行ってください。
筆者もフランクフルトのFKKに行こうと思った際に、旅先の公園で(city wi-fiを使って)レビューを漁りまくりました。
※当時の筆者のイメージ
そらもう、、、失敗したくなかったので英語のサイトでめちゃくちゃ調べましたƪ(˘⌣˘)ʃ
「FKK OASEはブスばっか/いや中東系の美人が多かった」
「FKK WORLDは美人が多かった/いやほぼババアだった」
「FKK MAINHATTANはぽっちゃりが集まる/いや東欧系の美人が多かった」
とにかくレビューが人によってマチマチ、これじゃあ全く決めれません。
しかし結果的にはレビュー記事を読むなんて全くの無意味でした!!!
と言うのもですね、なんせお店側が女性を雇っているわけでもありませんし、男性も女性も客としてアポなしで訪れるのでそもそもレベルが高いの低いのというのは全くのお門違いなんです。
【女性=お店側】というのは日本人の発想です。
あえて言うなら「あそこの店にはお金持ちが多く集まるらしいの」と女性客の間で噂になっている、とか「駅から近いからあそこの店にしよう」的な判断基準で人気が前後する可能性は0とは言えないかな〜、とそんなくらいのお話です。
入館料やサービスの質、料理のメニューや味などお店側の問題でランキング付けされることはあっても、出会える女性の質に関してはどこも同じ(選びようがない)だと思ってください。
さてその上で、筆者がFKKを利用するのは2回目でしたが(初回は別店舗)、FKKでの体験に点数をつけるなら、率直な評価は90点です!
基本的には最高な施設です。
- まず宿泊施設として利用できる。
- 食事も常に提供されている。
- サウナやジャグジーも完備されている。
※当時サウナはありませんでしたが - 一日中バスタオル一丁で行動するので開放感もある。
- 全裸の欧米人女性(一般人)で溢れている。
※これは時間にもよる - 色んな人種の女性がいる
- 自分で女性を選べる
- 女性立ち入り禁止ゾーンも完備されており、休みたい時はしっかりと休める。
- ビールも無料で飲めてある程度気持ちを奮い立たすことができる。
などなど、メリットを言い出せばキリがありません。
筆者の初めてのお相手は20歳の長髪ルーマニア人美女で、まさに「かわい過ぎる♡」の上に"超"が100個付くくらいの美女でした。
では「ー10点の減点はなんなのか」についてご説明します。
それは恥ずかし気もなく全裸+ピンヒールで女性が徘徊していることです。
ここで言う「全裸」とは、Tバックのパンティのみ履いた状態も含みます。
女性の方にとっては意外や意外かもしれませんが、全裸で女性が徘徊していてもあまりムラムラしない=エロい気持ちにならない!!!とまあそういうことなんです。
なんせ外国人女性は性に対して非常にオープンな方が多く(そもそもそんな人しかFKKで体売って稼ごうとは思わないが)、
「全裸のわたし超エロいでしょ?男ってこういうの大好きだよね?ほらほら」
という感じでセクシーさMAXアピールでグイグイ声をかけてくるのですが、よほどご無沙汰でもない限り「いやもうええって、あっち行って」と思ってしまう自分がいました。
「ほら、わたしたちエロいでしょ?良いことしましょうよ♡」
恥ずかしげも無く全裸でアピールされると逆に気持ちが萎えてしまいます。
嬢たちは殿方を籠絡しようとめちゃくちゃボディタッチしたり耳元でなんか囁いてきたりとにかく必死ですが(´っ・ω・)っ
※どれだけイチャイチャしても、個室に行くまでは料金は発生しないのでご安心ください。
それで相手は「Oh okay…」となって諦めます。
筆者が見かけた金持ち常連さんの遊び方を一つご紹介します。
大きなコの字形のソファの真ん中にかなりデブのアラブ系の男性が一人、その男性を囲うように5~6人の全裸の女性が左右にずらり。
そのおじさんは周りの女性たちをボディタッチしまくっていましたが、少なくとも筆者が見ていた10分ほどは全く誰かと個室に行く気配が無かったのです。
恐らくそのおじさんはお金持ちで相場よりもかなり金払いがいいので、女性たちは誰がそのおじさんを個室に連れていくのかをバチバチ競っていたのでしょう。
おじさんもそれをわかってて料金が発生しないままひたすらお触りと談笑をしていました(;゚Д゚)
そんな全裸でグイグイくる女性たちばかりでしたが、筆者はもう少し「隠された布の中身はどうなっているんだあぁぁ(*゚д゚*)ドキドキ」というドキドキ感が欲しかったのです。
ビキニでもちょっと露出が多くて嫌なくらいです。
たとえばこんな感じや↓
こんな感じ↓
百歩譲ってこれくらいの露出度じゃないと↓
・・・。
そうなんです、一つずつ脱がしていくのも大きな楽しみなんですε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
完全にキモい発言ですみません。
また「小柄&長身」「スレンダー&ぽっちゃり」「若い&熟女」「アジア系&ヨーロッパ系&中東系&黒人系」など個性豊かな人間が集まる場となっていますので、それを眺めているだけでも非常に楽しめます。
「いやいやいや(´⊙ω⊙`)あのピーターアーツみたいなゴツい女性は無理やろ〜需要ないって…」
などと思って目で追っていると、
「え、あれあれあれ?アラブ系の体毛濃いデブじじいと共に個室に消えていったぞ…まじかよ」
などと観察するのです(笑)
» 折りたたむ
はい、以上。
FKKのまとめ
ではFKKの内容をまとめます↓
- 入場料70ユーロ(約11,200円)を払って館内に入ることができ、
- 中では常にビュッフェ形式の食事が用意してあり、
- 好きな時間にいつでも食べることができ、
- 館内では男性はバスタオル1枚で移動するのでジャグジーやプールやシャワーをいつでも楽しむことができ、
- またほとんどのお店ではビールがタダで好きなだけ飲める
という素晴らしいお店です。
また、好きな時間に寝ることもでき世界中から色んな人たちが利用しに訪れる超人気スポットです。
館内では写真の撮影は一切禁止で、施設の入り口にはゴツイ用心棒がいるのでセキュリティはばっちりです。
筆者は隠れて何枚か写真撮りましたが、バレてたら・・・
※画面中央のモザイクの裏にはトンデモナイものが隠されています…。
基本的に午前11時から翌午前5時まで利用することができます。
さいごに
ということでドイツの風俗店FKKの紹介をしました。
もう繰り返す必要もないでしょうが、絶対に知っておいて欲しい3つのことがこちらでした↓
- FKKは日本のスパリゾートとほぼ同じ
- 女性側=施設側ではない
- お店によってレベルの差はない
世界には日本の常識では考えられない様々なサービスがあるんですね(;^ω^)
読者の女性陣も、面接も店長教育も事前アポも不要でFKKに入店し小遣い稼ぎができるので是非一度行ってみてはいかがでしょうか?
じゃあね( ^_^)/~~~