【おもしろいヨーロッパ旅行記】オーストリアのザルツブルク【9/10】

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RYOです(”◇”)ゞ

2014年のヨーロッパ旅の復習として、オーストリア・塩の町ザルツブルクでの滞在を要約し、思い出の出来事をつらつら綴りました。

筆者
初めての独り旅です!!!

筆者が初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。

今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。

» 続きを読む(完全な自己満記事なので無視してもらっても構いません!!!笑)

2014年版は全10回でお届けしたいと思います。

筆者が初めてヨーロッパを独り旅しようと思ったのは、空手の大会での怪我のおかげなんです。

大会でのケガと休学

2013年4月、筆者はとある空手流派の世界大会に出場するために人生で初めて海外に出ました。

アメリカはコロラド州、州都デンバーでした。

意気揚々と世界大会に出場したものの、準決勝で左脚を負傷し、そのままデンバーで手術&1週間の入院になってしまったのです。
めっちゃカッコ悪い(笑)

それにより、大学を1年休学することになりました。

全治半年という事で毎日のんびり暮らしていた中、世界ふしぎ発見に出てきた透き通った緑の瞳をもつチェコ人女性に心を奪われ、急速にヨーロッパと欧米人に興味を持ち始めたのです(笑)

これが、筆者のバックパッカー人生の始まりになります。

翌年、大学復帰3か月前にヨーロッパへ独り旅立つことを決めたのです。

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ということで本記事では「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。

では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩

ザルツブルク滞在記

ザルツブルクはオーストリアとドイツの国境近くに位置し、風光明媚なザルツカンマーグート地方(=世界遺産)へも容易にアクセスできます。

HBFを見逃すな

オーストリアの首都ウィーン駅からザルツブルグ中央駅に着きました!

前も言いましたが、"Hbf"は中央駅という意味です。

たぶん Salzburg ○○駅というのもいくつかあると思いますが、

HBFがついているのが一番大きな駅(=主要駅)という意味です

間違えないようにしましょう。

言葉が通じなくても大丈夫、焦らないで

ザルツブルグHBFからまずはホステルの最寄り駅までバスで向かいます。

バスはあらかじめ調べていたのでスッと乗れましたヾ(≧▽≦)ノ

筆者
しかしバスを降りてからホステルまでの道順が全くわかりません(笑)

こういう時、どうしますか?

筆者が良くやる手段です↓

道に迷ったら地元民に訊く

ホステルへの道がわからなかったので、近くを散歩中のおばあちゃんに声をかけました。

ん、英語が話せない・・・

まあ地元のおばあちゃんやから当たり前か。ってことは…

ドイツ語で話すしかない

って事ね、うん。なるほど

大学で鍛えたドイツ語を使ってホステルまでの道を聞きました。

Guten tag ! Ich heisse RYO, ich bin japane.

(こんちはーRYOって言います、日本人です)

まずは怪しまれないように自己紹介をする、うん、基本やな。そして

Wo ist hier ?
(ここはどこですか?)

5W1Hを教えてくれた当時の教授に感謝です。

竹内先生、吉村先生ありがとうございます。

しかし大問題が発生

一方的に話すのは可能やけど、聞き取りは不可能

しかしどうやら言いたいことは伝わったようで、結局指差す方向へ半信半疑ながらも歩いたら着きました(笑)

そう、重要なのは聞き取りではなく目的を言うことなのだ。

文法的に合っているかどうかは関係ない。

案内された部屋がこちら↓

この6人部屋に筆者一人、広い!

冬のヨーロッパ旅行では、ホステルの1部屋に自分1人という状況が多々あります(笑)

ヨーロッパのバスは結構ベンツ多い

ヨーロッパで走っているバスは、(筆者が気が付いた分では)異様にメルセデスベンツが多いのです。

ベンツと聞くとそんなにバスとか大型車のイメージはありませんが、本当にヨーロッパのバスはベンツが多いのです。(またはHINO)

また確認してみてください!

ウンタースベルグ

ザルツブルグについてまず初めにすること、それは「ザルツブルグカードを買う」ということです!!!!

筆者
ザルツブルグカードとは、ザルツブルグ市内の観光名所や公共の交通機関を無料で乗り放題・見放題できるという最強のカードのことなのです。

※市内のinfoで買えます

早速そのザルツブルグカードを使って郊外のウンタースベルグ(untersberg 1084m)という山の麓までバスに乗りました。

この山にはロープウェイが通っており、山頂まで行くことができるのです!!!

ロープウェイで山の上まで運んでもらい、そこから山頂へは少し歩かないといけないようです(;゚Д゚)

とりあえず外は寒すぎるので、ロープウェイの発着場でシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)を食べます↓

シュニッツェルを食べ終えて、とりあえずこの山の頂上まで軽くハイキングに行きます。

と思ったら・・・

筆者
完全に軽くハイキングというレベルではありませんでした!!!

(;・∀・)これわかります?↓

画像中央部↑の赤いポールの右側の雪の坂を上るんですよ!!??

おれ普通の靴でよく上ったわ(笑)

ちなみに

↑こんな感じの靴型が取れました(;^ω^)

モーツァルトの生家

ウィーンには「モーツァルトの住居」というものがありましたが、

↑ザルツブルクにはモーツァルトの生家がありました。

geburtsがbirth、hausがhouseです。

わかりますか?

↑Wienはドイツ語、Viennaは英語です。

チェスキークルムロフで出会った中国人の女性と話してて、

筆者
I’m gonna be in Wien for 4 days

みたいなん言ったら

「うぃーん・・・?ん?ヴィエナ?」

って聞かれて

筆者
いや、そんな意味不明な都市じゃない(笑)ウィーン!ウィーーーーン!!!

って言って完全に話が食い違ってたのを思い出します。笑

ヨーロッパの観光地によくいるあの人たち

これどうやって浮いてんのかめっちゃ不思議です↓

中には銅像のふりして微動だにしない人もいました。

そしてみんなが「え、これ銅像?人?でも全く動かへんやん」とか言いながら、ゆっくり近づいて来た人に突然

うぉああああああああああ

と言って驚かすって言うのが彼らの仕事。

筆者
でもそれわかってたら、チップ入れようと思っても入れれへんやん

そもそも近づけへんし(笑)

人生で初めて腰が抜けた

そしてザルツブルグ動物園!!!

筆者は…この動物園で…人生で初めて…

腰を抜かしました!!!!

ここもザルツブルグカードで無料で入場できます!

入り口↓

外から見ただけでも、観光客はあまりおらず、お世辞にも「賑わっている」とは言えませんでした。

ここ大丈夫?成り立ってる?って感じの貧相な動物園です。

観光客もあーーーんまりいーひんけど。。。

餌とかちゃんとあげれてる?

エヴェレストまで7895kmか↓なかなか遠いやん

へークマもおんねや!

いや、冬やから冬眠してるやん!!!!!!!!!!

へー結構種類おるんやな~

え、オオカミも?まじで?

と思っているとフラミンゴもいます↓

貧相な動物園のくせして結構色んな種類の動物がいます、さすが動物園!!

ワニもいます↓

そんなこんなで30分くらい見て周ると、ここら辺から肉食動物ゾーンに入りました。

すると道の真ん中に背の高い藪があり道が2つに分かれていました。

左側は檻に囲まれている色々な肉食動物を見ることができました。

右側は・・・何も無さそうなので(なぜ道を分けたのかもわからない)もちろん左側を通りました。

下の図のような感じです↓

肉食動物見ながら体を左側に向けて歩いていると、図の青点くらいで藪の向こう側から

ゔぅぅーー

という重低音のクマの咆哮のようなものが聞こえ、思わず(かなりデカめの)声が出ました

うおお!!???え???Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

頭の中に「この動物園大丈夫なんか…..」が常にあったからでしょう。

その重低音はクマではなく、外国人のおっさんが喉を鳴らしてたものでした。

紛らわしいことすんなよ

そう思いそのまま歩いていると↓

白いトラ!!!!

お腹・・・減ってない・・・?

何か寂しそうですよね~

【現在の状態】

・顔は完全に左(檻方面)を向いてます

・体は真っ直ぐ前進しています

つまり

筆者
体は前に進んでるけど視線は動物たちに固定されて顔だけ左に捻って歩いてる感じです=つまり前を見ていない

そして何気なくふっと正面を向いたその瞬間

(おれはほんまにまだ武道家じゃないと思ったな)

ゔぉぉおおおおおおお!!!!!!!

心臓麻痺で死んでもおかしくなかった、あれは!

ビックリし過ぎた。あかん

筆者
本物のライオンが園内徘徊してると思って雄叫びと共にほんまに腰が抜けました

たぶん2~3秒くらい(?)地面にへたり込んで動けなくなっていた筆者の横で、天使のように可愛い幼女とブロンドヘアーのお母さんが不思議そうな顔で筆者を見ていました。

安心と恥ずかしさで冷や汗と涙が出ましたが、とにかく歩き始めたわけです。

すると、トイ・ストーリー3で登場したあのクマちゃんが↓

ロ、ロッツォォォォォォ!!!!!!!!

筆者
これ映画なら、だいぶヤバい持ち主やな

欧米人の陽気さに振り回された男の話

さて、ザルツブルクの楽しい3日間が終わり、とうとうミュンヘンに帰る朝になってしまったわけです。

そして、ザルツブルク中央駅からドイツのミュンヘンに向かう電車を待っていた時の話です。

恐らくヨーロッパに行ったことのある人なら分かると思います。

欧米人はいい意味でオープンで寛容です。

・バスの運転手は運転中に好きな音楽を聴いています。

・乗客は初対面の運転手とその音楽について「このフレーズいいよね」と会話しています。

・老人が乗ってきたら音漏れしたヘッドホン付けたイケイケの若者もスッと立って席を譲ります。

・重そうな荷物を持った女性や老人がいれば「持ったげるわ」と周りが普通に手を差し伸べます。

全て日本ではほぼ起こらないことですよね~

まあ興味ある方はこちらの記事もご覧ください↓(別タブで開きます)

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筆者

この日の朝…

ザルツブルグ中央駅で…

おれはほんまに…

めっちゃ可愛いヨーロッパの女の子と…

まじでいい感じなると思った…

状況はこうです。

ザルツブルグ中央駅でミュンヘン行きの電車を待ってました。

Platform 1a, 1b, 2a, 2b…11, 12, 13…みたいな感じで、ホームはざっと18個ありました。

そのホームには筆者同様、電車を待っている人がちらほらいました。

» 続きを読む(ちょっと長いですよ?)

なんか物凄い可愛い女の子もいて、「あーやっぱりヨーロッパの女の子って可愛いなー」とか「年齢近い感じかなー」なんて思ってました。

すると、到着するはずの時間から5分過ぎても電車が一向に来ません。

周りの人も筆者と同じようにホームの番号とか時間を再チェックしていました。

筆者は彼らの気持ちが手に取るようにわかりました。

周りの反応
たぶん電車は違うホームに来てるな。勝手に乗り場が変わる、ヨーロッパあるあるか。あーあ乗り遅れた…

するとアナウンスが何か言い始めました、がドイツ語なので全くわかりません。

しかし周りのみんなが続々と階段を下りて違うホームに移動しています。

筆者は冷静に考えました。

筆者
そのホームに急いで行くか、もう少しこの駅でゆっくりして次発に乗るか・・・

と考えていると、その可愛い女の子が急に話しかけてきてくれたんです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あなたもミュンヘン行きの電車待ってたわよね!?

ホームが変わったってアナウンスで言ってるわ!

さあ一緒に行きましょう、急がないと!

すぐ出発するから

と言って筆者の手を引っ張って階段を下り始めました。

およよよよよ(;・∀・)?

人生でそんな経験をした事のない私は心臓バクバク

筆者
おれ、ヨーロッパの人にはモテる感じ?笑

なんて思いながら、違うホームに一緒に移動してタッチの差でなんとか電車に乗れました。

ちょい吊り橋効果?的なんもあって

♂「いっやー危なかったーありがとーー」

♀「あなたどこから来たの?」

♂「JAPAN(ちょっとドヤ顔)」

♀「あら素敵(*´ω`*)」

・・・ 。

え、その後どうなったかですって?

正直にお話しましょう。

無事に電車に乗れたので、普通なら一緒にミュンヘンまで仲良くお話しして、電話番号でも交換して次また会おうねと約束し・・・

やけど、実際は違いました。

そうです、現実はいつも理想とはかけ離れているのです。

わりと満席気味の中、その子が「一緒に座れる席を探しましょう」と言ったので筆者が先頭に立って3車両分くらい座席を探しながら通路を歩き始めました。

お、2人で座れる席見つけた!!!奇跡!

と思って振り向いたらその子はいませんでした。

筆者
え、なんで?どこ?おれの後ろにいたはず…どっかで一人で座ったんかな…

さすがにもう一度その子探して車内歩き回るのは気持ち悪いやつなので、そのまま座りました。

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それ以降その子と出会うことはありませんでした。

あれは切なかったなー…

※様々なことを経験してきた今になって思うと、これくらいはヨーロッパでは普通!

まあ最低限、好感を持てる雰囲気があったのは間違いないと思います。

でもここはヨーロッパ!これはふつー

逆に日本人とデートをする欧米人が、よく

あの人はデートの時にボディタッチが無い。たぶん私のことが嫌いなんだわ
と勘違いするのに非常によく似ているな~と思います(笑)
外国人ついでに興味がある方は是非↓(別タブで開きます)
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ミュンヘンにカムバック

そして旅の出発点であるミュンヘンへ帰ります。

2014年の旅は次でおしまいです↓

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