【おもしろい豆知識】世界で初めて『SOS』の信号を発した船舶とは?

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世界で最初に"SOS"の遭難信号を発したのは、あの『タイタニック号』

皆さんはもちろん"SOS"の意味知ってますよね?

習ってもいないのに生きていくうえで自然と身についた知識・・・

もちろん"SOS"が表すのは「遭難」です。

こちら↓で紹介した「メーデー」も遭難を表すのですが、何が違うのか?

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「メーデー」とはフランス語の"m'aidez(=help me)"に由来する 皆さんはアニメや映画などで、飛行機が敵の攻撃やエンジン不良により墜落していく途中に無線機に向かって、 メーデー!メーデー! と叫ぶのを見たことがあり[…]

筆者
それは"SOS"はモールス信号、「メーデー」は肉声で伝えられるという点です(←めっちゃ余談

じゃあ世界で初めて"SOS"の遭難信号を発したのはどの船か知っていますか?

それがタイタニック号です。

筆者

名前を聞くだけで背筋が凍り付きますよね。

映画観ました?名作ですよ~

特に沈みゆくタイタニック号の甲板で乗客を落ち着かせようと7人のバンドチームが最後まで音楽を弾き続けていたあのシーン、泣けます。

タイタニック号

1912年4月14日深夜、北大西洋上で霧による視界不良のため氷山に接触し翌日未明にかけて沈没した豪華客船

この海域はラブラドル寒流とガルプ暖流がぶつかる境界面に位置するので、国際的にも海霧が発生しやすい海域として知られていた。

乗員乗客合わせて1513人が犠牲となり、奇跡的に助かったのはわずか2名だった。

そう、この日のタイタニック号の沈没の際に初めて"SOS"の遭難信号が使われたのです↓

沈没当時の国際的な遭難信号は"CDQ"だったようですが、タイタニック号の無線通信士は1906年の第1回国際無線電信会議で"SOS"も提案されており、3か月後に開催される第2回国際無線電信会議でより打電しやすい"SOS"が正式採用されることを知っていたので、最初に"CDQ"を打電しそのすぐ後で"SOS"を発したらしいのです(※諸説あり)

当時はまだ国際的に認められてなかった"SOS"ですが、無線通信士は少しでも生き残る可能性を高めるために必死だったんですね。

ちなみに"SOS"はモールス信号で打ちやすい"S"と"O"の文字を使っただけなので、これが"Save Our Ship"の略だ、とか言うのは間違いですよ~

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