フランス落としとは「扉を固定する棒状の戸締り金具」のこと
皆さんは「フランス落とし」って聞いたことありますか?
ラーメンの湯切りの時の「天空落とし」ではありませんよ(笑)
では、フランス落としとは何なのでしょうか?
まずイラストをお見せします↓
2枚あるうちの1枚の扉を開かないように固定する金物です。
拡大するとこうです↓
(出典:フランス落とし)
どうですか?ピンときますか?
こんな感じで片方の扉を常に固定し、大きな家具などを搬出する際だけフランス落としを上げて両扉を開けれるって仕組みなんです。
本物はこんな感じです↓
二枚扉のうち、開けずに閉めたままにする扉にはかなりの確率で付いています。
あなたの家の玄関、こんな扉じゃありませんか↓?
↑これは「親子扉」と言って大きな親扉と小さな子扉に分かれますが、基本的に小扉にはフランス落としが付いています。
フランス落としは「フランス扉に付けた落とし込み金物」を略した言葉と言われています。
フランス扉とはこんなやつらしいです↓
上の写真だと、写真右側が日常的に開閉される扉で左側が滅多に開かれない扉なのがわかります。
つまり「フランス落とし」があるとすれば左側の扉です。
幅の広い荷物を運ぶときなどにフランス落としを上げて扉を両方開いたりします(^◇^)
フランス落としは百貨店やスーパーなどの商業施設では山ほど見ることができるので、また機会があれば確認してみてください。
ということで「フランス落とし」の紹介でした~
ではまた!