ヨーロッパを6,500km運転して思ったこと(´っ・ω・)っ

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こんにちは(゚Д゚)ノ

実はわたくし、過去にヨーロッパ各国をレンタカーで6,500 kmあまり周遊していたことがあるんです。

本記事では、そんな筆者がヨーロッパを運転するなかで思ったこと12個をご紹介します(・ω・)ノ

これからレンタカーでヨーロッパ(海外)を爆走しようと思っている方は是非ご覧ください( ´ ▽ ` )ノ

  1. 完全に左右逆ではない
  2. 右側通行
  3. めっちゃ煽られる
  4. バック駐車ほぼおらん
  5. え、駐車スペース無視いぃ!?
  6. 駐車場所がめっちゃ自由
  7. ラウンドアバウトまじ神
  8. 追越車線をずっと走る車が皆無
  9. 法定速度が神
  10. 高速道路代が安い
  11. オートマ車がねぇ
  12. 縦列駐車が多い

では早速始めましょうか٩( ”ω” )و

ヨーロッパのレンタカーで気を付けるべきことはこちらでまとめているので是非参考にして下さい↓

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ヨーロッパ レンタカー 保険

また、レンタカー旅行のメリット・デメリットもまとめています↓

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ヨーロッパ レンタカー メリット デメリット

完全に左右逆ではない

ヨーロッパで運転

そう聞くと、無意識的に「はい無理~(・ω・)ノ」って思いませんか?

男の子 イラスト
読者

左ハンドルとか右側通行とか、なんか全部日本と逆なんでしょ!!?

そら無理でしょ~

筆者も初めてヨーロッパで運転したときはそう思いました。

しかし運転操作が全て真逆というわけではないのです( ゚Д゚)

特にMT車のミッション操作がからむと非常に厄介です。

以下の5項目をご覧ください↓

  1. 左ハンドル ← 日本の逆
  2. 右手シフトレバー ← 日本の逆
  3. 左足クラッチ右足ブレーキ&アクセル ← 日本と一緒
  4. 右手ワイパー左手ウインカー ← 日本と逆
  5. 右側通行←日本と逆

そうです、手の操作は日本と逆なんですが足の操作は日本と一緒なんです。

足の操作ってのはつまり、クラッチ&アクセル&ブレーキのことですね↓

まあ運転当初は混乱しますが慣れたらなんてことありませんがねっっっ(´っ・ω・)っ

右側通行

これは筆者自身なんども間違えてヒヤッとしたことが(というかゾッとしたことが)幾度もありました(;゚Д゚)

特に日本での運転が25万kmを超えていたので、体の芯から左側通行に慣れてしまっています(笑)

右側通行のヨーロッパで左側車線を走るとどうなるんですか?

当たり前ですが、目の前から猛スピードで車が直進してきます。

後述しますが、なんせヨーロッパの法定速度は下道でも時速90キロとかですから・・・。

これ、めちゃくちゃ怖いです。

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自分の前に先行車がいる場合は右折でも左折でも車線を間違えることはありませんが、自分の前に車がいない場合の右左折は非常に危険です。

何気なく左折した際に気付かずに車道の左側を走っていることが多々あります。

これは気を抜いていると本当に間違えます。

めっちゃ煽られる

昨今ようやく「あおり運転の厳罰化」が進みましたよね~。

※あおりまくった挙句、高速道路上で車停めさせてエアガン打ちながら威嚇してイチャモン付けるオツムの弱いクズたちを少しでも減らす手段として、あおり運転の超厳罰化には大賛成です(^ω^)

ヨーロッパの話に戻ります。

ヨーロッパの中でも特にイタリアのあおり運転は深刻で、車間距離を詰めに詰めて「ドケエェェェ」という圧力をかけてきます。

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しかし日本のあおり運転と違う点もありました↓

  • 車を左右に振らない
  • パッシングをしない
  • クラクションを鳴らさない

と、「ただ車間を詰めるだけ」なんです。

日本みたいな愉快犯ではなく、単に「早く行きたい」から結果的に「車間が詰まった」って感じのあおり方です。

あおり方に悪気は感じませんでした。

なので、あおった相手の運転手の顔を見ても「ノロマめ、このバカが(; ・`д・´)」といった様子は一度もありませんでした。

バック駐車ほぼおらん

日本で駐車と言えばバック駐車ですよね。

頭から入れる駐車方法、いわゆる「前進駐車」をする車を日本で見かけたら筆者は「お、珍しい(;・∀・)」と思います。

しかし欧米では90%以上(※)のドライバーが前進駐車です。
※筆者の経験則より

バック駐車するのはキャンピングカーと一部の一般人だけです(笑)

こちらを見てください↓


完全に前進駐車

これは奥様のご実家のベランダから見える景色ですが、きれーーーに前進駐車でしょ?

たまにバック駐車された車も見かけますが、その場合もお尻から入れたとは限らないんです。

どういうことかと言うと、こちらをご覧ください↓

大きな駐車場とかで前進駐車してそのまま奥の駐車枠まで進み、出るときは頭からという状況がありますが、あれは欧米人もよくやります(笑)

それが余計に意味がわからないんですよね。

ブログ アイコン
筆者
「出るときは頭からの方が楽」と思っている証拠ですもんね。

なのに駐車するときは前進駐車(・ω・)ノ

しかしそんな前進駐車ばっかりのヨーロッパでバック駐車するのは非常に重要なんです。

結論から言うと、自分の車を判別するのがめっちゃ簡単だからです。

だって数日前に借りたレンタカーのナンバーなんて誰も覚えてませんよね(・ω・)ノ

しかもナンパ―プレートの表記もややこしい↓

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そんな時に自分の車が一目でわかるんです。

ではここでクエスチョン!

筆者が借りたレンタカーはどれでしょうか?

マイエンフェルト ハイジの町

マッターホルン ツェルマット

そうです、一台だけバック駐車しているその車です。

男性 アイコン
読者
いやいや、キーで開錠した時の音とか表示灯でわかるじゃん

と思いますが、ヨーロッパで借りる安いレンタカーの中には「音が鳴らない」「表示灯が付かない」車も結構あるんです。

参考までに。

え、駐車スペース無視いぃ!?

欧米人は、なんとなくの駐車スペースにキキーッっと前進駐車してそのまま降車する人が多いのです。

そのせいで2台分の駐車スペースを占有している車も結構多いのです。

※もちろん「駐車スペース内に停めよう」という意識はあるみたいですが、「はみ出したら迷惑」という意識は薄いようです。

きっちり停めたい派の筆者としてはそういう車を見たらイライラしちゃいます(´・ω・`)スマセン

駐車場所がめっちゃ自由

ヨーロッパでは駐車がめっちゃ自由です。

有料無料問わず、街中に路上駐車スペースが溢れています。

つい先日イタリアで運転していた際、助手席に乗る奥様からこう言われました。

女の子 イラスト
奥様

日本と違ってイタリアの駐車はめっちゃ自由だよ。

しかも白枠の駐車スペースなら、無料で何時間でも停めれるよ

と言われました。

※日本ではありえない話ですよね。
実際にヨーロッパを運転したらわかりますが、路上駐車がめちゃくちゃ多いです。
たとえば下の画像右側に停まっている車、全て無料の駐車場に停めています。
↑マッジョーレ湖という超有名ビーチ横の無料駐車場
ブログ アイコン
筆者
日本ならしょーもないビーチでも、青空駐車場に「普通車1日1000円」とか書いてますもんね。
ちなみにオレンジとか青色の駐車スペースは有料なので気を付けましょう↓

もう一つ、(筆者も詳しくは知りませんが)Pの看板はしっかりと読んでくださいね↓

↑看板によってはこのように「○○時~△△時は有料」とか「✕ 曜日は有料」とか色々条件が書かれているので、必ずそれを確認しましょう。

またはこんなんも↓

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ヨーロッパ レンタカー メリット デメリット

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しかもイタリアのトリノで撮ったこの写真見てください↓

↑これらの車、道のど真ん中(中央線)に駐車してます(笑)

道幅が広い道路ならではの芸当ですが、「駐禁切られるっしょ?」と地元の人に訊いたところ、このように答えられました↓

「駐禁切られるリスク?そりゃあ0じゃないよ、もちろん。でも特に邪魔じゃない限り黙認されるかな」

とのことです、スゴイ国だ( ˘ω˘ )

実害がない限り黙認される風潮、少し日本にも欲しいですよね。

ラウンドアバウトまじ神

ラウンド・アバウトとは日本語で「円形交差点/環状交差点」と訳される、信号機不要の交差点です。

信号機が…不要…(。´・ω・)ん?

ブログ アイコン
筆者
信号機のない交差点に初めは惑わされましたが慣れるとこんなに使いやすい交差点はありませんでした。

日本にもなるはやで導入されるのを待つのみです(・ω・)ノ

この交差点、ヨーロッパでは非常に普及しており、筆者の推計ですがヨーロッパ中の交差点の90%以上はこのラウンドアバウトではないか、と思えるほどです。

※特に郊外ではほぼ100%の普及率

つまり、ヨーロッパを運転すれば必ず利用することになる、と言えます。

カルチャーショック ヨーロッパ

ラウンドアバウトの手前には「この先にラウンドアバウトがありますよ~」という印として、このようなグルグルを示す看板が立っています。

円形交差点と訳されるように、真上から見ると円形になっています↓

ラウンドアバウト 円形交差点

ラウンドアバウトの様子はこちらです↓

これらの車は信号機を一切使わずに右左折しています。

イタリアからスイスまで一般道のみで3時間くらい運転したんですが、信号で止まったのはわずか数回でした(;゚Д゚)

ラウンドアバウトは信号機の設置費や維持費、電気代がかからないので災害時には停電などに関係なく機能するというメリットや、

人魚姫 コペンハーゲン
筆者

ガラッガラの道の赤信号…

どんだけ待たせたら気済むねん、ざけんなよ

というドライバーのイライラも解消されるのです。

日本で導入が進まないのは何故なんでしょうか・・・。
(もしかして、またもや既得権益集団の反発?)

Wikipediaさんの情報によると、2023年3月時点で日本各地に155カ所のラウンドアバウトが存在するようです。

筆者が住む京都府にも一カ所だけありました↓

ヨーロッパ レンタカー ラウンドアバウト

確かに環状交差点ですね(;゚Д゚)シラナカッタ

皆さんも一度通ってみてください!

もっと詳しいラウンドアバウトの説明を知りたい方はこちらをご覧ください↓

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円形交差点 ラウンドアバウト

追越車線をずっと走る車が皆無

ヨーロッパ 運転マナー

日本の現行法では、追い越し車線をずっと走るのは違法です。

追い越し車線の長距離走行は「通行帯違反」として取り締まりの対象になりますので、追い越した後も走行車線に戻ることなく追い越し車線を走り続けていると、法定速度であっても「通行帯違反」として警察に摘発されることになるのです。

ベルギー ブリュッセル 小便小僧

過去には2km未満の走行でも摘発された例があります。

ヨーロッパの道路交通法は知りませんが、ヨーロッパのドライバーは厳格に追い越し後は走行車線に戻ります。

日本では悲しいことに、高速道路を利用するたびに追い越し車線をずーーーーーーっと走っている車を必ず見かけます。

それは時速200キロくらいで走る爆走車の時もあれば、リミッターのせいでどう頑張っても時速90キロくらいしか出せない大型トラックの時もあります。

ブログ アイコン
筆者
高速道路の運転マナーに関してはヨーロッパ人が圧勝やな~

いつもそう思いながらヨーロッパで運転しています(´っ・ω・)っ

筆者はこの現象を「ヨーロッパは権利大国だから」という観点から分析しました↓

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ヨーロッパ 運転 気を付けること

法定速度が神

アウトバーンって聞いたことありますか?

アウトバーンとはドイツ語で「高速道路」のことで、アウトバーンの一部区間では速度無制限なのです。

まあこれは有名ですよね(/・ω・)/

ヨーロッパ レンタカー メリット デメリット

↑こんな感じで、制限速度が消されている部分は速度無制限です(笑)

またヨーロッパ各国で制限速度も違うので、たとえばイタリアに入る場合には道沿いにこのような看板が立っています↓

実際にはこのような感じで看板が立っています↓

またその他の国でも一般道の制限速度でさえもトンデモナかったんです!

各国で少しずつ違いますが、なんとなくの制限速度をお教えします!

人通りの多い一般道の制限速度は
→時速70キロ

人通りの少ない一般道の制限速度は
→時速90キロ

そして高速道路の制限速度は
→時速130キロです(*´ω`*)

キューバ 歴史
筆者
もちろん速度制限標識がある場合はそれに従いますが、田舎道などの人通りが少ない一般道なら時速90キロまで出しても大丈夫です。

高速道路も入り口や本線合流手前までは時速40キロや60キロの標識がありますが、本線合流後は時速130キロまで合法です!!!!!


制限時速130km/hを示す高速道路上の看板

ちなみに制限速度が130kmなので、実際に出す速度はもっと…(自粛)

日本でも「制限速度からプラス⚪︎kmまではギリ大丈夫」的な噂もありますよね(笑)

時速130kmでずーーーっと巡航、正直めっちゃ気持ち良かったです(/・ω・)/

※日本ならガラッガラの田舎の一本道でも制限速度は60キロで、たまに残酷とも言えるネズミ捕りをやっている時がありますもんね。

高速道路代が安い

日本の高速道路代、高いと思いませんか?

筆者は高いと思っています。

筆者はヨーロッパ各国の高速道路を利用してきましたが、覚えてる範囲でご紹介します↓

【高速道路無料】

ドイツ/オランダ/ベルギー/ルクセンブルク/フィンランド/スウェーデン/バルト三国 etc…

【距離課金制】

フランス/イタリア/ポーランド/スペイン/ポルトガル etc…

【年間パス】
※月間パス、週間パスもあり

スイス(約5,500円)
オーストリア(約15,000円)
ハンガリー(約26,500円)
スロヴェニア(約16,500)
チェコ(約9,500円)

距離課金制の国々では日本と同じくらいの金額でした、つまり結構高い!

一口にヨーロッパと言っても各国で高速道路代は大きく異なりますので、あらかじめ確認することをオススメします。

オートマ車がねぇ

ヨーロッパでレンタカーを借りる場合、ミッション車(MT車)を運転する必要があります。

※店舗によっては(高額ですが)AT車を借りることもできます。
ブログ アイコン
筆者
ヨーロッパでAT車ってほんと無いんですよ。

AT車を選ぶとどれだけ金額上がるかと言うとですね↓

ヨーロッパ レンタカー 保険

上の例だと約43,800円も違います、ATとMTの違いだけで。

ですのでヨーロッパでレンタカーを借りる場合は基本的にMT車になりますし、事前に日本でギア操作の練習をしておく必要があります。

筆者が初めてヨーロッパでレンタカーを借りた時は、エンストの嵐で1mmも動けず店員さんにレクチャーしてもらいました。

その時の詳しい話はこちらで紹介しています↓

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ハンガリー ブダペスト

ご参考までに・・・。

縦列駐車が多い

路上駐車が多いヨーロッパ、もちろん縦列駐車です。

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筆者も縦列駐車は苦手でヨーロッパでは非常に苦労しました。

縦列駐車が苦手な方は路上駐車すべきでないかもしれませんね。

もちろん普通の駐車場もいっぱいあります↓

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おわりに

さて、「ヨーロッパを6,500km運転して思ったこと」と題して記事を書きました。

「高速道路料金が高い」とか「ラウンドアバウトが無い」とか「法定速度が遅い」など、ヨーロッパを運転してこそ日本の交通事情の良し悪しを判断できると思います。

皆さんもドンドン欧米で運転しちゃってください٩( ”ω” )و

ヨーロッパでレンタカーを借りる場合に気を付けて欲しいことをこちらでまとめました↓

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また、レンタカー旅行+車中泊のメリット・デメリットをこちらでまとめました↓

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是非参考にしてください٩( ”ω” )و

また、イタリアからスイスへドライブした時のタイムラプス動画も興味があればどうぞ↓

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