【おもしろい豆知識】お酒で顔が赤くなるのをなぜ"Asian glow/flush"と呼ぶのか?

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お酒で顔が赤くなるのが"Asian glow/flush"

昨晩、ちょっとFacebookを確認していると一瞬目を引く広告ページがあり、そこにはアルコールで顔が真っ赤なアジア人男性と同じく顔が真っ赤なヨーロッパ人女性が楽しそうにお酒を飲んでいる写真がありました↓(イメージ)

パッと見て

ヨーロッパ ブログ
筆者

あーまた出会い系サイトの広告誘導か。

パブで知り合った女性とお酒飲んで仲良くなった後にワンナイトどうこうの話やろ、どうせ!

もうえーて、くだらん

と思い、無視してスワイプしようとすると、そこには"Asian glow"の文字がありパッと目を引かれたのです。

ヨーロッパ ブログ
筆者

アジア人の輝き?

ん、アジア人の光?

アジア人の…アジア人の…

んー。ん?

と、ちょっと前に紹介した↓

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"Asian Squat"編以来の"Asian"系統が気になってネットで「アジアン グロウ 意味」と検索しても日本語の記事が一つも出てきません。

ぼくが多用しているWeblio英和・和英辞典先生で調べてもヒットせず。

英語ネイティブの彼女曰く「やっぱり日本人が運営してるから間違いも多いよ」とのこと

仕方なく「Asian glow meaning」と調べると英語で数多くの記事が出てきて、"Asian flush"とも呼ばれている事が分かりました。

今回はそんな"Asian glow/flush"のお話です。

もうお分かりだと思います。

"Asian glow/ Asian flush"とは

アルコールを飲んで顔が真っ赤になっている状態

のことです。英語だけ見るとそれぞれ↓

Glow:白熱、光、輝き、(頬の)赤らみ、紅潮、(身体の)火照り

Flush:ぱっと赤らむ、顔を赤くする、輝きだす、火照る

という意味があります。

ではなぜ”Asian”と付くのか?

これも簡単な話です。なぜなら

アジア人は恥ずかしいときに顔が真っ赤になる人が多いから

です。

そこから関連付けられて、お酒で顔が真っ赤になった状態を欧米では"Asian glow/Asian flush"と呼ぶようです。

好きな人の前にいる時、クラスメイトの前で発表する時、お酒を飲んでいる時など様々な場面で顔が赤くなった経験のある人も多いと思います。

欧米圏ではお酒や恥ずかしさ、緊張に拘らず顔を赤らめること自体を「Asian glow/ Asian flush」と呼ぶようですが、基本的にはお酒の場面で最も多く使われる用語のようです。

記事によると東アジア人のおよそ三人に一人はアルコールで顔が真っ赤になったり頭痛がしたり顔がかゆくなるとあります。

世界中で5億4000万人がアルコールで顔が赤くなるにも拘らずそのほとんどはアジア人らしいです。

また、顔が赤くなるのは飲酒の限界を示す兆候のようで、それ以上飲むと体がアルコール内の有毒成分アセトアルデヒドを分解できずに体に毒素が溜まりがん発症のリスクが著しく高くなる、ともあります。

皆さんも気を付けましょう

お酒 顔が赤くなる
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