「千と千尋の神隠し」はフランス語では「千尋の旅行」と訳されている
ジブリ作品の中でも特に人気のある「千と千尋の神隠し」のお話です。
「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」「もののけ姫」などのジブリアニメ(Ghibli)は世界的にも超有名です。
もっと言うと、今までジブリアニメを知らないという外国人に会った事がありません。
いるかもしれませんが、少なくともぼくの外国人の友達には一人もいませんでした。
個人的には作中に見え隠れする、
日本人なら感覚的には理解できるであろう、その特殊で神秘的な精神性
を外国の方々が理解できるのかな?という気もしてましたが、ここまで世界的大流行しているのでその心配ももはや無いでしょう。
という声まで聞こえてきそうです。
しかし以前ベルギー人の友達と「千と千尋の神隠し」について話しているときに一点どうしても納得できなかった事がありました。
※ベルギーはフランス語が公用語
神隠し
皆さん「神隠し」は知ってますよね?
ですのでこの邦題からは、漠然としながらもどこか神秘的な雰囲気を感じると思います。
しかし仏題↓ではどうでしょう
というとんでもなく適当な名前が付いてるんです。ベルギーの友達曰く、
外国、少なくともヨーロッパでは日本の「神隠し」なんて言うオカルト的なニュアンスは(詳しく勉強しないと)理解できないから、「千尋が不思議な世界に旅行した話」というのが最もしっくりくるのよ
らしいのです。
まあアニメの受け取り方は人それぞれですが、日本人としてはThe 日本的なこの感覚も一緒に楽しんで欲しいなと思います。
一応その子にはしっかり説明したので何となくでも分かってもらえたと信じています。
※もののけ姫についても同様でした。
洋題は"Princess Mononoke"(“もののけ”という名前の姫)←違う!!笑
歴代のジブリアニメの仏題をまとめて説明してあるサイト(【知る】歴代ジブリアニメの仏題を調べてみた)があったので載せときます。
見ているだけで結構面白いですよ笑