さて、世界の常識である宗教の、特に今回は「イスラム教」の勉強の時間です。
今回はイスラム教の終末観について勉強していきたいと思います。
おもしろいのでさらっと読めると思います。
前回の記事↓
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イスラム教の死後の世界「最後の審判」
イスラム教も基本的にはユダヤ教やキリスト教と同じです。
つまり死後の世界があり、人は死ぬとすぐに天国か地獄に行くのではなく、魂のまま待機します↓
アッラーは定めの時を決めて世界を創造したので、その時が来れば世界は終末を迎えます。
終末の日を迎えると、全ての死者が最後の審判を受けるために復活します。
なのでイスラム教では死者は火葬にせず土葬にしなければなりません。
復活する時に時に体が無かったら困りますからね。
審判では、その人が生前に何をしたかが全て記録されており、秤にかけられます↓
秤が善行の重みで下がった人は天国に、悪行の重みで下がった人は地獄に送られます。
イスラム教が考える地獄とは
地獄は深い穴の中にあり、まずトゲやカギのある橋を渡らされ、罪人はそれらに引っかかり転落します。
そこには七つの門があって、門番が罪人の罪を問い質し、人間の頭の形をした苦い果実を食べなければなりません。
それを腹いっぱいに詰め込まれて喉が苦しいほどに乾きます。
しかし水を飲もうとしてもぐらぐら煮えたぎっているので飲めず、鎖で縛られ炎で焼かれます。
イスラム教徒が火葬を嫌うのは、こういう考えがあるからでもあります。
※近年、チュニジアで独裁政権への抗議として焼身自殺した若者がいましたが、焼身自殺という事はイスラム教徒にとってはトンデモナイ事なんです。
復活する望みが無いですからね。
それくらいの覚悟で抗議したってことですね。
イスラム教が考える天国とは
一方の天国は楽園です。
自然が豊かで果物が実り、泉からは綺麗な水が湧きだし、美しい川が流れています。
人々はソファに横たわり、穏やかに暮らします。
美少年が差し出す杯には美酒が入っており、それはこの世のものでは無いので飲んでも良いらしいです。
おわりに
さて、イスラム教の大まかな概要を説明してきました。
もう一度まとめてみます↓
ということで、イマイチわからなかったイスラム教を少しは理解して頂けたのではと思います。
イスラム教以外にも勉強したい方はこちらもを参考にして下さい!
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ではありがとうございました。