【コロナ禍の思い出】帰国後の空港で何が行われていたか、知ってますか?

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筆者は現在、イタリアから帰国したので関空近辺のホテルで6日間のホテル待機に入っています。

今回の投稿の目的は、筆者が漠然と抱いていた

帰国後の空港でコロナ対策手続きって…結局何すんの?

なんか簡易検査で陰性証明をする…やったっけ?

という一般的な疑問に対して、関空でのコロナ対策手続きの現状をお伝えしようと思います。

まずは結論から言いましょう。

何度も書類やパスポートを出したり受け取ったりして、1時間以上も空港内をあっちゃこっちゃ歩き回ります٩( ‘ω’ )و

帰国からホテル待機までの流れ

以下の内容は、2022年1月12日に関西国際空港から日本に入国(=帰国)した筆者が実際に体験したコロナ対策の手続きになります。

帰国からホテル待機までの流れは以下の通りです↓

(覚えている範囲で書き記します)

  1. どこの国から帰国したかを訊かれる
  2. 唾液検査(結果は後で)
  3. 誓約書の提出
  4. ホテル隔離の食事の条件を記入する
  5. 健康状態アプリの説明(メールアドレス確認)
  6. 結果待ち(20〜30分)
  7. 陰性ならコロナ関連の最終手続き
  8. パスポートコントロール(入国審査)
  9. 預け荷物受け取り
  10. 検疫(肉類とかフルーツとか持ち込み禁止)
  11. 到着ロビーに出たらバスに案内される
  12. それぞれのホテルへ移動

全工程で1時間くらい空港内をうろうろします。

まず、筆者らカップルはパリ(CDG)から日本の関西国際空港(KIX)に到着しました↓

機内では、健康状態の紙とか検疫の書類とか渡されるのでそのまま降機する前に記入します。

帰りの飛行機で客室乗務員(以降FAさんと呼ぶ)の方と話しながら、入国後の情報をいくつか仕入れました!

筆者

いや〜親切なFAさんでした。

他の乗客には内緒で、隔離中に作れる味噌汁の素とかスナックとか好きなだけ持って帰りました(笑)

ではそのFAさんから仕入れた情報を先にご紹介します↓

・検査前にコーラやオレンジジュースを飲むと偽陽性が出やすいらしい

・歯磨きした方が偽陽性が出にくいらしい

・入国後&3日後&6日後の検査は全て唾液検査らしい

・降機後は検査結果判明までトイレに行けないらしい

・待機施設は(関空の場合)「ホテル日航関西空港」「ワシントンホテル」「アパホテル」らしい

・ホテル日航関西空港とアパホテルでは部屋の大きさがかなり違うらしい

・2人いるなら一人はベジタリアンにした方が良いらしい

一FAさんとの雑談の中なので、全て「らしい」と付けさせて頂きました!

が、一応機内ではオレンジジュースやコーラは飲まずに、着陸前に機内でしっかりと歯を磨きました(`・∀・´)

どこの国から帰国したかを訊かれる

日本到着後、飛行機を降りて空港内に入ってすぐ、その不自然さに驚きました。

誰も空港にいない。

めっちゃシーンとしている(`・ω・´)

空港内に入ってすぐ、まずは検問でどこの国から帰国したのかを聞かれ、待機期間の長さによって異なった色のストラップを貰います。

トイレは降機後も好きなタイミングで行けるみたいです。

唾液検査(結果は後で)

その後、唾液検査で陰性の確認を行います。

(↑ホテルで自主的に行う唾液検査のキット)

この漏斗を容器に挿してなるべく泡のない唾液を黒い線まで入れます。

唾液検査で良かったあぁぁぁぁぁぁ

普通のPCR検査や抗原検査は、鼻に綿棒をグリグリ入れて検体を採取するんですが、あれがマジで痛いんです(ToT)

あれ、看護師は自分が痛く無いからって綿棒を鼻の奥まで入れ過ぎじゃないですか?

ほんまに「看護師が自分自身でやったらあそこまで鼻の奥に入れんのか?( *`ω´)オラァァ」って気になります、いつも。

とりあえず、あの検査方法はめちゃくちゃ痛いのでもう2度とやりたくないんです。

という理由で、唾液検査でひっじょおぉぉぉぉに安心しました。

結果は後でわかります!

唾液検査は「なるべく泡が出ないようにこの容器のこのラインまで唾液を溜めてください」とか言われますので、なるべくレモンとか梅干しを想像して泡の少ない唾液を入れましょう。

筆者
各ブースに、レモンとか梅干しの写真が印刷されて貼られていました(爆笑)

まああまり写真では唾液は出なかったんですがね。

誓約書の提出

唾液を溜めた試験管を渡した後、少し歩くと「日本政府が決めたルールを守りまーす」という誓約書を提出する検問所に着きます。

誓約書で何を誓うのかと言うと・・・↓

14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約いただくことになります。

「誓約書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。

(厚生労働省HPより抜粋)※現在は削除済み

ちなみに誓約に違反した場合はこうです↓

日本人の場合:個人情報の公開

外国人の場合:在留資格の剥奪

令和4年1月14日現在、145名を血祭り公表しているようです( ゚д゚)

何名が血祭りに挙げられているか確認したい方はこちらから確認できますよー(※削除済み)

バレたら社会的に抹殺されるようなので必ずルールは守りましょう。

ホテル隔離の食事の条件を記入する

このコーナーで、同時にホテル隔離の際に提供される食事の条件を記入します。

アレルギーのある食材を選べたり、ベジタリアンかヴィーガンかを選べたり、イスラム教徒なので豚肉を食べれない、とか色々選べますd( ̄  ̄)

筆者は魚介類が嫌いなので、魚介類やエビ、カニなどにチェックをしましたが・・・。

職員「えーっと、アレルギーですか?」

筆者「は、はい・・・。」

職員「(ん?コイツ・・・)」

(数秒の無言の後)

職員「どんな症状が出ますか?」

筆者「(やべっ汗)ちょっと、かゆくなったりします…」

職員「症状はヒドイですか?」

筆者「まあ、、、ちょっと、かゆいくらいですかね。」

職員「当該食材が入っている場合、ご自身で除けて食べることはできますか?」

筆者「(まあ正直めっちゃ嫌やけど)そ、そうですね。まあ無いに越したことはありませんが。」

職員「ではエキスとかは?」

筆者「まあかっぱえびせんは食べれるくらいです。」

職員「なるほど、ガッツリ入っていなければってことですね?」

筆者「(しまったあぁぁ)まあ、そうですね。」

職員「そうですか、わかりました!ではこの紙を持って次に移動してください。」

筆者「(耐えたあぁぁ)はい、ありがとうございます。」

ってことで、魚介類抜きのメニューを提供してくれるみたいです。

ふぅ、エキスは我慢します(。・ω・。)

(後日提供された食事↓)

ばっちりと「魚・エビ・カニ対応食」と書かれています。

健康状態アプリの説明(メールアドレス確認)

さて、次に健康状態アプリの説明が行われます。

そうです、My SOSアプリです↓

筆者は日本出国前にインストールしてましたが、遅くとも帰国後のこの時点で強制的にインストールさせられます。

そしてこのアプリの使い方を丁寧に教えてくれ・・・、と期待しましたが実際は超簡単にパアーッと説明されました。

(↑My SOSアプリ内の画面)

なんか色々言われました。

My SOSアプリから毎日複数回ランダムの時間に通知が来るので、通知が来たら5分以内に現在地報告のボタンを押してくだい、とか。

他にも健康状態報告とかビデオ通話とか、このMy SOSアプリから色々通知が来るみたいです。

また、このブースでメールアドレスの確認も行います。

自分のメールアドレスをスタッフに教えると、ビジョン185というメールアドレスから「テスト」と書かれたメールを受け取るので、それをスタッフに見せて確認終了です。

まあ大体そんな感じでした。

次に進みます。

結果待ち(20〜30分)

そして搭乗口の椅子に腰かけ、先程の唾液検査の結果を待ちます

筆者のサンプル番号は54で、彼女は27。

ここで20分〜30分待っていたような気がします。

ここではひたすら「どのホテルになるんだあぁ」という心配をしていました(笑)

ほんま、どうせなら広い部屋に泊まりたいでしょ!!!!

あ、もちろん「陽性ならどうなるんだ!?」というのもドキドキしてました。

が、結果は陰性でしたし、そもそもそんなに心配してませんでした( ̄∇ ̄)

陰性ならコロナ関連の最終手続き

陰性結果が出たのち、コロナ関連の最終検問(受け付け)でそれまでの手続きで受け取っていた書類を渡して遂に入国審査です。

コロナ関連のめんどくさい手続きはここで終了です。

パスポートコントロール(入国審査)

さて、ここまで1時間強のコロナ関連の手続きでした。

ここからは普段の入国時にも行われる手続きなんですが、パスポートコントロール(=入国審査)です。

以前は、パスポートに日本の入国スタンプ(?)をガチャンと押して入国審査を行っていたんですが↓

現在の日本人帰国者は、パスポートを専用の機械に置きながら顔認証の機械を数秒見つめるだけで、ピッと音が鳴ってゲートが開いて入国完了になります。

ほんまに10秒くらいで終わりますので、超簡単です。

コロナ前にアメリカから帰国した時も、外国人がめっちゃ大行列で並んでいる中で日本人だけ別ラインでピッと一瞬で審査完了するので列も無くマジで最高でした(笑)

これ使えるのは日本のパスポート持ってる人だけやと思います。

筆者の彼女(外国人)は紙に色々記入したり在留資格確かめられたりと、とにかく手続きが長かったです。

預け荷物受け取り

この先で、出発地で預けていた預け荷物をベルトコンベヤーから受け取ることができます。

皆さんご存知のこれですよね↓

(↑関空の写真ではありません↓)

本当は自分で自分の荷物を受け取るんですが、コロナ関連手続きで時間がかかるので職員が先に荷物を固めて置いてくれていました。

自分の荷物を受け取った際、検疫官が犬を連れて近付いてき、「失礼します」とか言って犬に荷物をクンクンさせるんです。

持ち込み禁止の肉類とかフルーツ持ってたら恐らくここで犬がワンワン吠えるんでしょうか、わかりません。

※検疫所が公開しているYouTubeによると、禁制品を確認したら「お座り」するみたいです。

2分もかからないので一度ご確認ください↓

とりあえず筆者も彼女も預け荷物は大丈夫だったようで、そのまま機内で記入した「携帯品・別送品申告書」を提出して

「はい、肉類やフルーツ類など禁制品は何も持ってません!!」

と宣言して、出口を出ました。

日本に持ち込めないもの、結構あるので必ず確認してください↓

日本への持ち込みに関する注意点


毎回帰国の機内で記入する超メンドくさいこの「携帯品・別送品申告書」ですが、税関申告アプリを利用すれば電子申告できるみたいです。
知らなかった・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

税関HPにアプリの概要が載っているので是非ご確認ください。

到着ロビーに出たらバスに案内される

到着ロビーに出るとやはり誰もおらず、ガラガラの空港でした。

筆者

と思ったら、ん?

警察官が2人あそこに!!!

そのうちの一人に、屋外に停められているマイクロバスまで案内されました。

筆者は「ホテル日航=関空直結=バスに乗らない」と思い込んでいたので、この時点で

筆者

はいオワターーーー!!

もうワシントンホテルかアパやん(・Д・)

とかなり落ち込みました。

なんせ6日間部屋から一歩も出ないのでね、部屋が広いに越したことはありません。

FAさんにも元旅行社勤務の彼女にも、「その中ならホテル日航が一番」と言われていたので、マジで終わった…と思いました。

それぞれのホテルへ移動

バスのスタッフに大きな荷物を預け、車内に乗り込むとバスの中には一組のカップルしかいませんでした。

こちらもガラッガラ!

すると車外の空港職員が運転士に、

ニッコーお願いしまーす!

って言ったんです。

うおぉぉぉ(((o(*゚▽゚*)o)))♡

この時の喜びようったら無かったです。

そして、乗車時間1分のマイクロバスに乗り関西空港の目の前にあるホテル日航の玄関まで連れて行って頂きました(笑)

歩いても同じくらいの時間で着きそうです( ˙-˙ )

筆者

バスが発車してすぐ、違うバスに乗り込んでいる旅行者を見かけましたが、みんな漏れなく単身旅行者っぽく見えたので、恐らく単身旅行者はアパホテルに行ったのでは無いんでしょうか?

カップルはホテル日航?

もしくは6日間待機以上の人?いや、それは無いか人数多そうやし。

うーん、待機施設の選定基準は筆者にはわかりません。

おわりに

という事で、筆者は現在ホテル日航の一室でこの記事を書いています↓

ホテル隔離の現状は別の記事で紹介しようと思うので是非ご覧頂ければと思います↓

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この記事が、今後帰国予定の方の手助けになれば幸いです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました!

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