➁イタリア旅行で発見した新しい世界!日本との文化比較

旅行に至った経緯は前記事に書いていますが、超簡単にまとめるとこうなります↓

我々夫婦は、
来年イタリアで結婚式をするにあたって、
どうしても対面マストの打ち合わせがあったため、
今夏イタリアを訪問した。

以上です(笑)

その旅行中で発見した数々の衝撃を皆様にお伝えするべく本記事を執筆しています。

さて、前記事の最後で奥様のご両親にミラノ空港まで迎えに来てもらい、一緒にトリノまで帰った話をしました。

では早速その続きを始めていきたいと思います。

コミンチャーモ !!( ← Let’s begin.のイタリア語)

イタリア涼し過ぎる

奥様の実家(共同住宅マンションの上階)に到着し、用意して頂いた部屋に荷物を降ろしました。

日本よりはるかに涼しいとは言え、8月初旬のエアコン無しで25キロ近い荷物を持って階段を上ったりするわけですから、

けっこー暑いんです(;´Д`)

奥様のお母様に「扇風機くらいありますか?ハアハア」と訊いたところ、バルコニーの奥に放置してあった扇風機を貸してくれました(笑)

つまり何が言いたいかというとですね。

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筆者
真夏やのにエアコンどころか扇風機すら使ってなかったんです

ヨーロッパの夏は(日本と比べると)湿度も温度も非常に低いので、真夏でも日陰に入るとカラッとした冷たい風を感じることができます。

とは言え、さすがに太陽の下でずっと動いていると暑いですが(/・ω・)/

市販品のハムとパンのクオリティが・・・

自身のSNSでは、

「ハムもパンも(市販品で比べたら)日本とはレベチで美味しい(笑)」

と一言で終わらせましたが、もう少し詳しく説明させて下さい。

今まで数多くのヨーロッパの友人に「日本のパンは本当のパンじゃない」と言われてきましたが、ようやくその意味がわかりました(”ω”)ノ

普通のスーパーで買えるごく一般的なやっすーいパンがめっちゃ美味しかったんです。

基本的に日本の菓子パンみたいな文化は無く、シンプルなパン一択で味も一切ついていません。

ハムも日本とは別格でした。

※あくまで同じ値段くらいで買える市販品での比較です。

本シリーズの最後らへんで「日本の食品がイタリアで超高額で売られていた、ぼったくりだ」という内容を書きますが、それの逆バージョンだと思ってください。

カルチャーショック ヨーロッパ

イタリアで売られている普通のハムやパンが、日本では普通の値段では売られていない。

イタリアと同じクオリティを出そうと思うと、どうしてもお高めになってしまう。

そういうことです(´っ・ω・)っ

あ、余談ですが「パン」ってフランス語です↓

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パン フランス語

ヨーロッパの夏の夜は長い

欧米各国ではサマータイムを導入しており、太陽が出ている時間帯を有効活用する目的で夏の半年間は時計の針を1時間進めます。

そのサマータイムのおかげもあるのですが、ヨーロッパの夜は非常に長いんです。

(20:30)↓

(21:00)↓

(21:30)↓

つまり、毎日21時くらいまでは「まだ夕方じゃん♡」って感じで気軽に外出できるんです。

イタリアで食べるパスタ美味い

お義母様が作ってくれるパスタ美味し過ぎる(*´ω`*)

これは奥様の個人的な意見なのですが、やはり日本の食材でパスタを作ると、材料は同じでもイタリアのとは味が変わるみたいです。

日本でもお金をかければ同じ味になると思います、あくまでも日常の食生活での話です。

まずトマトの味が違う、そしてパルメザンチーズの味も違う。

イタリア人は特にトマト(=ポモドーロ)の味に関してはうるさいのです。

イタリア人の友人みんなが「日本のトマトは味がしない」と口を揃えて言いますし、

イタリア在住の日本人も「日本で食べるトマトは味がしないんだよね〜」と言いますし、

筆者もイタリア帰国後は「日本のトマトは味が薄いな~」と思いました(笑)

結局その国その地域の気候風土に合った伝統的な料理が最もコスパが良く美味しいんだな~と感じました。

ヨーロッパのBBQが日本とちょっと違った

翌日、奥様の叔父(Zio=ヅィオ)の家でBBQがありました↓

↑これ、農家してる個人の庭です(笑)

↑鶏肉もソーセージも買ってきたものじゃなく、義理の叔父たちが育てた家畜たちを頂くのです・・・。

それは置いといて、気になったのはこちらです。

日本のBBQって、

「とりあえず焼けたから、みんなどんどん食べてって~」

と立食パーティー的に焼けてる肉からどんどん回収していきますよね?

しかし(何度も経験しましたが)イタリアのBBQは違いました。

焼けた肉はタッパーや鍋に入れて保存し、全ての肉を焼いてから皿に盛り付けてドリンクとかも用意してから、席に着いてみんなで「いただきまーす」とするんです。

なんか変な感じでした。

筆者は焼けた肉を自分のタイミングで取って口に運びたかったのです( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

ヨーロッパではダンスが超メジャー

その食事の席で、義理の叔母さんが筆者にこう訊くのでした。

りょうはダンスできるの?

筆者「ダ、ン、ス(・・?)トハ」

そう、ヨーロッパの結婚式では一晩中音楽とともにダンスを踊りまくるらしいのです。

※結婚式じゃなくても、欧米人はクラブとかパーティーで幼少の頃からダンスしてます(笑)

思わずこう答えました。

「したことないっす。そもそも日本人でダンス踊れる人ほぼおらんすわ(´・ω・`)」

※ここで言うダンスとは、相手と手を取り合って踊るダンスの方で、決してブレイクダンスのことではありません。

するとその場にいた奥様以外の全員が驚いて、

ダンスしたこと無いなんて人生の半分損してるよーーー!!!!!

と口々に言われました。

結婚式までにダンス覚えないとヤバそうです(゜.゜)

イタリア人の朝食

カルチャーショック ヨーロッパ

イタリア人(=欧米人)の朝食についてご紹介します。

欧米人は朝から「グラノーラ」とか「オートミール」とか「クッキー」とか「パン」とかの甘い物を、温めた「牛乳」や「豆乳」に浸して食べるってのが主流です。

※オーストラリアのメルボルンで一週間居候した時の朝食は、毎日フルーツ&目玉焼きトースト&ジャムトーストでした(笑)

※逆に朝からパスタとかスープなんてあり得ないと言われました。

余談ですが、ヨーロッパは日本よりもフルーツがはるかに安いので、フルーツは毎日ほぼ食べ放題と言っても過言ではないのです(笑)

筆者は朝から甘いものは食べれませんし、そもそも牛乳飲んだらお腹壊しちゃいます(´っ・ω・)っ

そこで毎朝パスタとかサラダとか作ってもらいました↓

・新鮮生ハム
・ルッコラ
・オリーブオイル
・ぷちトマト
・バルサミコ酢
・肉厚モッツァレラチーズ

THE イタリアングルメを寄せ集めたようなサラダですが、イタリアにお越しの際は是非一度試してみてください。

驚くほど美味しいです。

分厚いモッツァレラチーズ

あ、前項の内容とかぶっちゃいました…スマセン

イタリアではコブシくらいの分厚いモッツァレラチーズを好きな厚みに切って食べるのが普通です。

↑このトマトの前にある白い塊が売られているモッツァレラチーズ。

この肉厚なモッツァレラチーズが格別なんですよね~、上にバルサミコ酢をたらしてルッコラなんかと和えたらまじで最高です。

筆者はこんなモッツァレラチーズ日本では見たこと無かったので、めっちゃテンション上がりました。

しかも美味しい(/・ω・)/

※日本では「タカナシ」のモッツァレラチーズが美味しいらしいです

奥様は「日本で売られているモッツァレラチーズは値段が高過ぎるので買えない」と常日頃スーパーに行く度に言ってます(笑)

イタリアのマスク事情

スーパーに寄った時の話です。

友人のSNS(当時2022年8月初旬)に「京都でまた緊急事態宣言が出るかも」というような投稿がありました。

イタリアでは、飛行機とかバスなどの公共の交通機関以外の全ての場所でマスク不要でした。

結局、公共交通機関を利用しない3週間だったので、イタリア到着してから3週間マスクは一度も付けませんでした。

※毎日2~3人マスク付けてる人を見かけるくらいです。

これがWorld Standardです。

「スーパー」も「ホテル」も「レストラン」も「教会」も「都会の大通り」も、マスクは完全に不要でした。

日本の対応の遅さ、ほんとウンザリします(´・ω・`)

欧米のレジのシステム

筆者は、初めてヨーロッパでこのレジを見た時に非常に驚いたので紹介します(・ω・)ノ

欧米のレジはコンベアーベルト式です!

↑これでどんなレジか想像できた人は天才です(笑)

正解はこちらです↓

このベルトの上に品物を置いて、他の客の品物と混ざらないために間にプラスチックの仕切りを置きます。

するとレジの人が足元のペダルを踏んでベルトをちょっとずつ進まして「ピッピッ」とやります(・ω・)ノ

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筆者
↑すみません、筆者の国語力不足のせいであまり伝わってないかもしれません(笑)

でもまあ、ヨーロッパのレジはこんな感じです(^ω^)

日本料理屋あったけど…

トリノの街中では「JAPANESE RESTAURANT」の看板を掲げた日本料理屋をぽつぽつ見かけます。

しかし奥様に訊くと、日本料理屋と言いながら経営しているのは中国人で働いているスタッフも中国人らしいのです。

中国 台湾

店主「ニーハオマー」

周りの人にも訊きましたが「見た目は日本っぽい料理を作るけど、味付けが日本料理じゃない」とのこと。

こういうの多いので皆さんも気を付けてください。

以前オーストラリアのメルボルンにある日本料理屋に行った時もそうでした。

とにかく油っこく、寿司も煮物も何もかもが完全に中華料理の味付けだったんです。

イタリアの散髪屋

実家近くで最安レベルの散髪屋にも寄ったんですが、そこのシステムも日本とちょっと違いました。

※筆者と奥様でそれぞれ別の散髪屋に寄りました(笑)

(どちらの店も)入店したらまず最初に髪の毛を洗ってもらいました。

それから切り始めます。

そこからは日本と一緒ですが、切った後に髪を洗う文化は無いようです(たぶん

ヨーロッパのガソリン代が…

ウクライナ情勢により日本のガソリン代が上がりましたよね。

今は少し落ち着きましたが、それでもレギュラーガソリンで165円前後です。

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筆者
筆者もマイカー持ってるのでガソリン代の爆上げは大打撃です。

そんな中、イタリアで見たガソリン代が高過ぎて鼻血が出ました(←鼻血はうそ

↑Benzina(ベンジーナ)と書かれているのが、日本で言う「レギュラーガソリン」です。

1.866ユーロ

当時は1ユーロ138.5円くらいだったので、日本円にすると258.44円です。

258円\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ウクライナ紛争初期は2.5ユーロまで上がったそうで、日本円にして346円です。

なんか地理的にも日本の方が高そうですが、実際は全く違いました(´・ω・`)

世界一物価が高いスイス

前記事の冒頭でも紹介しましたが、奥様の実家があるトリノはフランス・スイスの国境に近く、わずか2~3時間でどっちの国にも行けちゃうんです(*´ω`*)

なので、世界一物価が高い国と呼ばれるスイスにぷち旅行してきました。

詳しい話はおいといて、どれくらい物価が高い国かだけをご紹介します(´;ω;`)

店の名前を出すと問題があるので、ここでは値段だけを紹介します。

・まぐろ
・すずき
・はまち
・海老
・蟹
・とびっこ
・いか
・大トロ
・うに

※当時のレート(1スイスフラン=140.34円)で計算し、小数点以下を四捨五入しました。

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筆者
これはSSS級の職人とネタとシャリが揃っていないと辻褄が合わない値段です

ちなみに「たまご・きゅうり・アボカド」の握り寿司2貫がそれぞれ1,263円です。

高過ぎる・・・。

3日くらい風呂入らなくても大丈夫

なんかスマセン(´っ・ω・)っ

ヨーロッパの気候は日本と全く違う、つまり非常に涼しく快適だという話をしました。

 

筆者夫婦はスイス旅行の間、(ハイキングで汗をかいたにも拘わらず)丸3日間風呂に入っていませんでしたが、体が全く臭くならなかったんです。

うん、これほんと(・ω・)ノ

体はベトベトしませんし、窓を開けて運転すると最高に気持ちいですし、テントのような密室でも全く不快じゃなかったんです。

これが日本なら、丸一日風呂に入らないだけでプッツォローネ(←イタリア語で"臭い")です。

余談ですが、過去にヨーロッパをテント泊しながらバックパッカーしていた時は、(真冬とは言え)最長10日間もシャワーを浴びれませんでした(笑)

その時の話はこちらです↓

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オーストリア ザルツブルグ

素敵なモーニングコール

イタリアの有名な湖、Lago Maggiore(ラゴ・マッジョーレ)近くの丘でテント泊をした時のことです↓

朝起きると「カランコロンカラン♪」という軽快な響きで目を覚ましました。

なにこの音 (´ぅω・`)ネムイ

テントの外に出てみると、なんとすぐ近くで放牧された牛たちが雑草を食べていたのです(;゚Д゚)

うわお ( ゚Д゚)

牛の首に付けられたベルの音がめちゃくちゃいいんですよ!

アニメ版ハイジでしか聞いたことが無い音色のはずなのに、なぜか懐かしく郷愁を誘うんですよね~

※その時の動画を近日公開します

おわりに

さて、第2部が終わりました。

今回は16個しか紹介できませんでしたね(´・ω・`)

ここまでお読み下さりありがとうございました(”ω”)ノ

次の記事をアップ次第、こちらに貼らせて頂きます!

3記事目になります↓

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