キリスト教の経典について　～旧約聖書・新約聖書とは～【２／５】

ガチガチなカトリック信者を両親に持つ欧米人女性と結婚した筆者です(￣^￣)ゞ
※筆者も妻も無神論者です。

では、前回の記事（➀キリスト教の開祖「イエス」の生涯を簡単に解説！）に続いてキリスト教の経典について説明します。

キリスト教の聖典『聖書』

キリスト教の経典は「聖書」です。

キリスト教の聖書とは「旧約聖書」と「新約聖書」の両方を合わせたものです。

ユダヤ教＆キリスト教＆イスラム教の関係性

キリスト教を理解するにはまず、ユダヤ教とキリスト教の関係を知る必要がありますので簡単に説明します。

まず初めに、キリスト教もイスラム教もユダヤ教から生まれた宗教です。

筆者の個人的な感覚としては（ユダヤ教を親とした場合）

くらいの関係性だと考えています↓

実際には上の家族のように仲良くは無いのですが( ˘ω˘ )

ですのでこの三宗教の大元はユダヤ教で、そのユダヤ教の中からイエスが新たな教えを布教しキリスト教ができ、そしてムハンマドがユダヤ教と同じ神から啓示を受けイスラム教を創始しました。

なので、これら３宗教が認める聖書と言うのは

という感じになっており、お互いバチバチにいがみ合っているのです。

という感じになっているのです。

新約聖書の教えとは

では新約聖書の教えを簡単に説明します。

聖書はとても長いのですが、簡単に言うと

という事です。

ここでいう神とは「イエス・キリスト」のことではなく文字通り「神」のことです。

イエスは神の子と言われていますが、イエスが説いたのは「神様を信じれば死後、天国に行けます」という事でした。

タナハ（≒旧約聖書）にはイエスが生まれる前のユダヤ教の歴史が書いてあり、新約聖書にはイエスが生まれてからのイエスの人生の記録やイエスが言った言葉が書かれているのです（←これでイエスが尊い存在だと証明している）

「神様を信じれば全員平等に天国に行けます」

というのがキリスト教の教えでした。

キリスト教の教え「三位一体」

では次にキリスト教が「一体何を教えているのか」を説明しようと思います。

具体的な内容は後で話すので、ここでは「キリスト教の土台の考え」を説明していきます。