【ヨーロッパ旅行記】オランダ、キンデルダイク【4/10】

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RYOです(”◇”)ゞ

親友さわと一緒に周った、2015年のヨーロッパ旅の復習として、オランダの風車の町『キンデルダイク』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。

ヨーロッパ ブログ
筆者
今回はおまえと一緒の旅か。ハア~
親友さわ
コイツ!!!!親友に何てこと言いやがる(笑)みんなよろしく

ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。

今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。

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2015年は2月24日~3月18日までヨーロッパに行ってきたのですが、今回は華の都パリやブリュッセル、マッターホルンの麓の町ツェルマットに初めて行くのでかなり興奮していました。

しかし、ただ手放しでウキウキはしていられませんでした。

その理由が以下の2点でした↓

➀イスラム過激派テロリストによるシャルリー・エブド紙襲撃事件

→ちょうど日本を出発する一ヵ月ほど前に、ISILがシリアで日本人を監禁・殺害するという事件が発生。

ISIL「このナイフは後藤だけでなく、どこであろうと日本人を殺し続けるだろう。日本にとっての悪夢の始まりだ」

という恐怖の声明が出された中、親友さわとは

「もしテロリストに捕まりそうになったら、自分の命優先で!

逃げれるなら自分一人で逃げること、な!

下手にお互いを助けようとするのは無し。」

という誓いをしてから日本を発ったのです。

②留年の可能性

テロリストの話と比べるとかなりしょーもないんですが、この年の日本出国の日はちょうど先輩の卒論発表会にあたっており、これに出席してレポートを提出しないと留年する可能性があったのです。

研究室の教授に一応話をしたんですが、「そんなん君の都合やろ?ぼくは知らんよ」と言われ、結局「航空券をキャンセルするか留年覚悟でぶっちするか…」という二者択一を迫られたのです。

結局ぶっちしました!!(笑)←笑っている場合じゃなかった

結局帰国後に一世一代の大謝罪を経て、なんとか留年回避から卒業までこぎつけましたが、ヨーロッパにいる間も思い出すたびに本当に気分が滅入りました(笑)

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「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。

では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩

キンデルダイク滞在記

ヨーロッパのかなり北まで上ってきました↓

風車の町、世界遺産のキンデルダイクです。

まずは「エラスムス橋」

この日は朝から、今も現役で風車が動いている町、キンデルダイクへ向かいます。

まずはアムステルダムからロッテルダムまで電車で行き、ロッテルダム中央駅からエラスムス橋(Erasmusbrug)まで歩きます(約20分くらい)。

エラスムス橋という橋の下にボート乗り場があるので、ここからボートを2つ乗り継いでキンデルダイクへ。

※このボートに乗る人はほとんどキンデルダイクに行くので、後は船長に聞けば余裕です。

水上バスはあまり乗る機会が無いので、結構楽しかったです。

キンデルダイクでレンタルバイク

さあ、ボートを2つ乗り継いでキンデルダイクの町に降り立ちます。

キンデルダイクは広いので移動には自転車が必要です。

筆者
この2年後に歩いてキンデルダイクを周りましたが、もうね、ほんと疲れ果てました(笑)

まずはお腹が減ったのでニワトリの子どもさんをパンとハンバーグに挟んで頂きます↓

この(確かBuena Vistaという)レストランでレンタルバイクの貸し出しをやってたので、確か3時間で15ドルかな?でした。

ちょっと交渉しよか、とか言って交渉しましたが一回断られてすぐに心が折れました(笑)

自転車をレンタルするにはパスポートを預けます
いざ漕ぎ始めると、とりあえず風がめっちゃ強いです!!

逆風やったら漕いでも漕いでも先に進めないくらいです。

まさに強風注意報レベルです(笑)

ちなみにですが、風がめっちゃ強いので

追い風で調子乗って遠くまでスーーって行ったら、帰りは逆風で全然前に進まず死にそうなります。

キンデルダイクの風車群

実際に目の前でみたキンデルダイクの風車群はすごかったです!!

このキンデルダイクの風車網は1997年にキンデルダイク=エルスハウトの風車網としてユネスコの世界遺産に登録されました!

実際に回っている風車のかなり近くまで近寄れるので、興味のある方は是非一度ここに訪れてください!!

(↓2年後に撮影した動画)

皆さん、この犬の犬種がわかる人いたら教えてください↓

これはキンデルダイク関係ないんですが(笑)

↑偶然出会ったこの犬たちが可愛くて可愛くてたまらなかったんです。

うちも柴犬飼ってますが、この犬は柴犬より可愛い。

この毛並み深さが可愛すぎる。

キューバ 歴史
筆者

どれくらい気に入ったかと言うとですねー、

一回この犬連れてるお婆ちゃん見つけて「可愛いですねーー写真撮ってもいいですか?」と犬の写真を撮って少し自転車乗って先に進む。

しかし5分くらい進んで「あかん、やっぱりさっきの犬の写真もっと撮りたい」って思ってお婆ちゃん探しに引き返したくらいです(;^ω^)

結局見つかりませんでしたが、このお婆ちゃん探しに結構な距離チャリで走り周りました。笑

キンデルダイクで一瞬だけ英雄になった話

実はこのキンデルダイクで遭難者たちの命を救った英雄になった話をします。

風が強いって事はさっき言いましたね。

また、キンデルダイクには遊覧船のツアーも人気で水路からボートに乗って風車を見れるらしいんです。

その時も横の水路には遊覧船が浮かんでました。

(出典:キンデルダイク|オランダ 世界遺産|阪急交通社

その遊覧船を操作していた女性が、水路沿いに所々ある木の桟橋みたいなところに船を停留しようとしていました。

何となくぼーっとその様子を見てて

筆者
へー、風強いから船固定すんのも大変やなー

って思ってたら、あまりにも風が強いのでその女性が船を抑えきれずに操縦士不在のまま観光客を乗せた船だけ水路を風下にばーっと流されて行ったんです!!!

筆者
そのまま海にでも流されて行ったらエライことになるΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

でもぼくもどうしようもないと思ってたらその女性がダッシュでこっち来て

「ごめんチャリ貸して、ありがと!!」

と、めっちゃパニックのままぼくのチャリ(しかもレンタルバイク)を半ば奪って船を風下に追いかけてったんです。

筆者
い、いや。おれそろそろレンタルバイク返す時間で、超過したら罰金あるし何よりパスポート預けてんねんけど・・・

と思ってたら10分後くらいに何とか船に追いついてそのまま自転車を道端に捨てて(うおぉぉい(; ・`д・´))ボートに飛び乗って何とか九死に一生を得たんです

そしてボートが本部みたいな所に帰ってきて乗客が無事にぞろぞろ降りてきたら・・・

キューバ 歴史
乗客
Hey my heeeroooo, thank you very much. You saved our life.

もうね、乗客のみんながぼくを英雄扱いしてくるんです。

ヨーロッパ ブログ

みんなに握手求められるわ、写真撮らせてって言われるわ、おっさんおばさん関係なくハグしてきたり、ぼくを囲んで拍手の嵐やったり

みんなに名前訊かれて「I’m…R..Ryo…」と言うと「Thank you Ryoooooooo」という感じになったんです。

ヨーロッパ ブログ
筆者
え、俺が機転利かしておばちゃんに咄嗟に自転車渡した、と思った…?まさか?

ボートの人らもぼくらのやり取り見てたと思うんですけど、噂が噂を呼んだんですね。

そん時の唯一の写真です↓

オランダ キンデルダイク

(↑操縦士不在のままボートが流されている最中、手前の女性が操縦士)

しかも何人かに「君の事をブログに載せてもいいかい?」となんか(装備的に)プロの写真家っぽい人にも訊かれたので、たぶんぼくの満面の笑みがあの日だけ世界中のSNSやブログに紹介され少しくらいはバズッたのでは、と思います(笑)

そんなんどうやって探せんのやろ、めっちゃ見たいっすわー。

あーゆー時って欧米の人いいですよね~

めっちゃ騒いでくれるし凄いお祭り騒ぎしてくれるので(笑)

その後、ボート乗る直前に捨てた自転車を取りに行ってもらい記念写真してお別れ↓

(↑捨てた自転車を持って帰ってきた瞬間)

(ど真ん中の女性がボート流した操縦士。たぶん今も働いてはるかも)

「マック入ろか」「あれメトロやで」「ふぁっ(゜.゜)」

その後水上バスを乗り継いで再びロッテルダム中央駅に向かって歩いていると、遠くにマクドの看板が見えました。

親友さわと2人で「結構疲れたしサンデーかソフトクリーム食べよーや」って話していたんですが、近づくにつれてそれがマクドの看板じゃないっぽいのに気付きました(笑)

筆者
あれ、ちょっとマクドと違う・・・?

これ地下鉄の看板やったんですね(笑)

メトロ(Metro)のかいな!!!この黄色のMマーク。

ヨーロッパあるある「電車が止まる」

そして帰り、ロッテルダムーアムステルダム間の電車(JR的なしっかりしたやつ)乗ってたら急に電車が止まりました。

ヨーロッパ ブログ
筆者
は~~またか

今回もドイツ語とオランダ語のアナウンスが流れて周りの乗客みんなが一斉に電車を降り出します。

おれら2人( ゚д゚)ポカーン

するとイケメンのおじさんが声かけてくれて事情を説明してくれました↓

そして

おじさん「どこまで行く予定だったの?」

おれら「あ、アムステルダムです」

おじさん「乗り場が変わったから案内してあげるよ」

とお世話になりました。

ヨーロッパ ブログ
筆者
わかっているさ、こういう時は大抵「じゃあ案内料ちょうだい」と言われるのがオチさ。いくら?別にあげる気はないけど

と思ってたら普通にプラットホームまでぼくらを案内し、セルフィ撮ったら自分の電車乗るために焦って走って行かはりました。

ありがとーーーーーー(´;ω;`)

ヨーロッパあるある「駅にピアノが置いてある」

これもヨーロッパあるある。

ヨーロッパの主要駅には結構ピアノが置いてあるものです↓

誰が弾いてもいいのです。

もちろんプロじゃなくても良いし、初めてピアノに触る人でも大歓迎。

もしもピアノが弾けたなら~♪

そう思いました。

中にはプロ級の人が凄い勢いで美しい音色を奏でてる人もいます。

筆者
あの人、確かに上手いけどちょっと自分に酔ってるやん(笑)
と、ぼくは思ってしまいましたが(笑)

もちろん周りから注目も浴びるので、自信のある方は是非

ベルギーのブリュッセルへ

次はベルギーの首都、ブリュッセルに向かいました↓

オランダのアムステルダム中央駅は東京駅のモデルにもなった駅です。

超有名ですが

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