【おもしろい!】国旗で知る世界の国々~オーストリア編~

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国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。

筆者
世界中どの国でも、国旗は、国家や民族を象徴し、尊厳を表すものとして大切に扱われています。

そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。

国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓

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ってことで、今回はオーストリアの国旗をご紹介します。

オーストリア共和国(Republic of Austria)

赤、白、赤の3本の横帯の旗。

デンマーク国旗とともに現在でも使用されている世界最古の国旗のひとつ。

第3回十字軍に参加したバーベンベルク家オーストリア公レオポルド5世が敵の返り血を浴びて全身が赤く染まったが、ベルトがあったため腰の部分だけ白く残ったという故事が国旗の起源。

政府旗だけには国章が中央に描かれている。

オーストリアのデータ

国名コード:AUT

現国旗縦横比率:(2:3)

建国・独立年:1955年(永世中立国となる)

面積:83,871㎢(北海道とほぼ同じ)

人口:8.9百万人(世界97位)

首都:ウィーン

現国旗制定年:1945年5月1日

通貨(コード):ユーロ(EUR)

おもな宗教:キリスト教

おもな言語:ドイツ語

おもな民族:オーストリア人

オーストリアについて

中央ヨーロッパの内陸部に位置し、ドイツの南方にある連邦共和制国家。

1918年、第一次世界大戦の敗北と革命によりオーストリア=ハンガリー帝国が崩壊し、共和制となる。

1938年から1945ナチス・ドイツに併合されるが、1955年に独立を回復。

1955年10月26日、永世中立を宣言。

世界一のクラシック音楽大国で、首都ウィーンは「音楽の都」「楽都」と呼ばれている。

おわりに

ということで、国旗で知る世界の国々~オーストリア編~が終わりました。

オーストリアは映画「サウンドオブミュージック」の舞台にもなったほどの美しい自然の景観に溢れており、中世ヨーロッパを支配したハプスブルク帝国のお膝元でもあります。

私事ですがぼくは「もし将来外国に住むなら、北欧かスイスまたはオーストリアかなー」と思っているほど、オーストリアが大好きです(笑)

ハプスブルグ家誕生からの歴史はこちら↓

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