RYOです。
筆者はこの記事をギリシャの首都アテネで書いています。
ついこないだ日本からギリシャに到着したのですが、前回の旅から3年半以上経っていたこともあり、(旅慣れしているつもりで余裕こいてましたが)いざ空港に着いたら
大きい荷物を、ん?預けるんやんなー確か・・・。
え、何したらいいの?(゜.゜)
という非常に情けない状況になり、「これは一度おさらいしておこう」となって今回の記事を書き始めた次第です。
初心者も経験者も一度軽く目を通すだけでいいので、是非頭の中で手順を予習しときましょうd( ̄  ̄)
ざっくりまとめるとこうなります↓
- 空港に着く前に出発ターミナルがどこか確かめる
- 余裕を持って出発2時間前には着いておく
- 預け荷物と機内持ち込み荷物を分ける
- チェックインカウンターでチェックインをする
- 預け荷物とはここでバイバイ
- チケットに書かれた搭乗口を確認する
- 保安検査場を通る
- 搭乗口で待つ
以上です。
ではこれから各項目を詳しく見ていきたいと思います !
①空港着く前に出発ターミナルがどこか確かめる
さあ、まずは航空券を予約した時点で
どこの空港のどのターミナルから出発するのか
が決まります。
例えば大阪の伊丹空港の場合、JAL出発は北ウイングから、ANA出発は南ウイングからというように決まっています。
(伊丹空港JAL出発の北ウイング)

成田空港でも「第一ターミナル」から「第三ターミナル」まであり、予約した航空会社によってターミナルが変わります。
②余裕を持って出発2時間前には着いておく
空港に着くのは、余裕を持って2時間前には着いておきましょう。
航空会社によっても違いますが、一番初めの関門であるチェックイン締め切り時間は出発1時間前とか40分前とか決まっています。
(伊丹空港のチェックインカウンターの様子)
朝9時出発の便なら、最悪でも8時には空港に着いてチェックインを済ませなければ乗れません!
まあ実際は遅れる旨を電話したりすればギリギリでチェックインさせてくれる事も多いですけど。
チェックイン締め切り時間は遅れても搭乗できる可能性はありますが、出発時間に間に合わない場合は99%乗れません。
あなたがVIPなら別かもしれませんが。
しかし実際は空港に着いてからも荷物の整理などが多少はあると思うので、出発の2時間前というのは覚えておきましょう。
③預け荷物と機内持ち込み荷物を分ける
これは自宅で事前にやっておけることなんですが、どうしても現地で多少の整理は出てくると思います。
ここで、先によく使われる荷物の名称をまとめておきます↓
Checked (-in) Baggage:航空会社に預ける荷物(大きくて重い荷物)
Carry-on Baggage:自分で機内に持ち込む荷物(小さくて軽い荷物)
日本語では「預け荷物」「持ち込み荷物」「手荷物」などと様々に表現されますが、ここは今後のことも考えて英語で覚えた方が得です。
本記事では以降「預ける荷物」「持ち込む荷物」と言います!(笑)

例えばですが、ナイフなどの刃物や規定量以上(現行は100ml)の液体類は「持ち込む荷物」には入れれません。
逆に、モバイルバッテリーやライター類は「預ける荷物」には入れれません。
空港には必ず以下のような表示がありますので、忘れずにチェックしてください↓
「預ける荷物」でも「持ち込む荷物」でも禁止物が入っていた場合は容赦無く鍵を開けて捨てられたりするので必ず以下のリンクをチェックしながら荷物をまとめましょう!
つい数日前にも日本出国時に見かけましたが、100ml以上ある化粧品のボトルを「持ち込む荷物」に入れていた黒人女性が保安検査場で引っかかった際に、
コレガナイト ワタシノハダ アレマクルヨー
コレトラレタラ ワタシ トテモコマルヨーーー
と叫んでいました。
日本の空港職員は丁寧に説明し「最大でも100mlなんです。何でもいいのでボトルとかありませんか?詰め替えましょう」と説明して、(それ以上は見ていませんが)恐らく100mlだけ持ち込んだと思います。
また、筆者も「持ち込む荷物」に間違えてスイスナイフを入れており、急いでチェックイン荷物に走って(その時は超ギリギリ出荷される直前やった)、「預ける荷物_に入れて難を逃れたことがあります。
つまり、禁止物は容赦無く捨てられます。
④チェックインカウンターでチェックインをする
さて、ようやくチェックインの段階に入ります。
チェックインとは簡単に言うと、
ぼく/わたし 乗る準備できてまっせー
ほんまに予定通り乗りまっせー
という宣言です。
ここまでの①〜③は自分の中だけでの闘いでしたが、④以降は航空会社や空港との闘いなので、ミスったら結構ダメージでかいです。
先述しましたが、自分が予約した航空会社のチェックイン締め切り時間はあらかじめ調べておきましょう。
恐らくこの記事を読んでいる素直なあなたは2時間前に空港に着いているはずなので、そのままチェックインカウンターに向かいましょう。
↑最近(結構前から?)は無人の自動チェックイン機や、出発24時間前に自動でオンラインチェックインできる航空会社もあるので一度確認しておきましょう。
昔よく使ってたANAは出発24時間前に自動チェックインされていました!
⑤預け荷物とはここでバイバイ
④のチェックインは自動でも対人でもできますが、「預ける荷物」は自動でできませ・・・
と思っていたら、伊丹空港についに「預ける荷物」の自動化までされていました!!!!
まじか。コレはさすがにすげー。
⑥チケットに書かれた搭乗口を確認する
チェックインすると搭乗券(Boarding Pass)が渡されるので、搭乗口がどこかを確認しましょう!
(↑搭乗券の控え)
上の場合「搭乗口は18番、座席は54C、便名はJAL102」とわかります。
伊丹空港くらいの規模なら別にいいんですが、カタールの首都ドーハの空港では搭乗口が「A54」とか「B3」「E23」とか色々あり、空港内を走る近未来的な電車に乗って移動するのでいざという時に間に合わない可能性があります。
(↑ドーハ空港内の近未来的な電車を待つ人々)
(↑近未来的で清潔感抜群の電車)
ちなみに乗り継ぎ便で経由地の空港に入った場合は、次便の搭乗口がまだ発表されていない場合もあります↓
こんな感じの電光掲示板で自分のフライトの搭乗口を探しますが、搭乗時間までまだ時間がある場合は搭乗口が表示されません↓
筆者の場合【成田−ドーハ】の便でカタールのドーハ空港に入り次便の【ドーハ−アテネ】の搭乗口を確認したら[出発時刻の1時間前に発表]とあり、結局近くの椅子でブログ書きながら搭乗口の発表を待っていました。
⑦保安検査場を通る
さてチェックインを済まし「預ける荷物」が手元にない今、あなたが持っているのは「持ち込む荷物」だけですよね?
再三再四になりますが、「持ち込む荷物」には刃物類や100ml以上の液体類はありませんよね?
繰り返しになりますが、保安検査場で気付いた時には遅く、ほんまに捨てられます。
保安検査場で捨てる前提で液体の入ったペットボトルを持っていることはありますが、ここで一つ素敵なアドバイスを授けます。
保安検査場を抜けてから搭乗後に機内でドリンクをもらえるまでの時間を繋ぐためです。

空になった容器には、搭乗口近くにあるウォーターサーバーの水を入れるのです!!(ドヤ顔d( ̄  ̄))
いや、ほんま何かと役に立つんですよ!空の容器って(笑)
すみません、話がだいぶ逸れました。
保安検査場は、あなたが危険物を持っていないかを確かめる最後の関門です。
まずはベルトコンベヤーに乗っている幅広い箱に金属類を全て入れます↓
(検査前の持ち物)
カバンを背負っている場合、カバンごと箱に置きます。
職員によっては、
「スマホ類、PC類、モバイルバッテリーは別の箱に分けて入れてください」
とか、
「あ、別に分けなくてもいいんで、もうカバンごとドーンと置いてください」
とか様々言われますので、その指示に従いましょう。
荷物はそのままベルトコンベヤーで運ばれ、ガリバートンネルみたいな機械で危険物が入っていないか検査され、同時並行で人間はどこでもドアを通って検査されます。
筆者の親友はドイツの空港でポケットに「大人のエティケット」を入れたまま保安検査場を通り、微量の液体が検知されて再検査の嵐で大騒ぎになったことがありました(^ω^)
ポケットなどに危険物が入っていた場合は「ピーー」という音が鳴り、無色のどこでもドアが赤色に染まります(笑)

ピーっと音が鳴り、「え、俺まじで何も持ってへんで!!!?汗」と思いながら「ちょっと体に触れますが大丈夫ですか?」と言われ、股間以外の全ての部位をソフトタッチで触診されていきます。
危険物が見つかった荷物は、一度脇によけられて再検査が始まります。
筆者の場合、カメラバッグに入っていた小さな六角レンチが引っかかったみたいで、「六角レンチ的なもの入ってませんか?」と訊かれました(笑)
⑧搭乗口で待つ
さて、保安検査場を抜ければあとは搭乗口で待つだけです。
先述しましたが、搭乗口の確認は必ず事前にやっておきましょう。
違う場所でのんびりしていて、いざ搭乗口に向かおうとしたら意外と遠かったってのは超あるあるです。
搭乗口では呼ばれる順番があるのでそれに従いましょう。
まあファーストクラスやビジネスクラスが先に呼ばれるのは当然として、同じエコノミークラスでも窓際の人から先に呼ばれていきます。
理由は簡単で、通路側の人間が先に通されたら窓際の人が来たときに一度通路に出なければならないからです。
友人と隣同士で予約しているからと、順番無視して一緒に搭乗するのはやめましょう!
無駄な待ち時間が発生します。
後はスマホやるなりタブレットやるなり勝手にして下さい(笑)
おわりに
さて、ということで空港に入ってから搭乗するまでの一連の流れの説明が終わりました。
機内に入ってからも、横一連で空いている席が無いかをチェックするというしょーもない裏技もあるので頭の片隅に置いておきましょう。
筆者は12時間以上かかる【成田−ドーハ】間の国際線で、通路真ん中の4列空いている席に勝手に移動したので、身長182cmの筆者が足を伸ばして寝ることができました٩( ‘ω’ )و
いやー、あれだけで飛行機内の疲れが半減しました。
まあそれについてはまた後日に書くことにしましょう。
では皆さんも良いフライトを!