RYOです(”◇”)ゞ
3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、スイスの『ツェルマット』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。

ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。
今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。
「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
ツェルマット滞在記
ではハイジの町、マイエンフェルトを去ってまずはクール(Chur)という町に向かいます↓
なんと、マイエンフェルトからクールへは電車でたったの12分でした(゚Д゚;)
世界で最も遅い特急と呼ばれる氷河特急がクール(サンモリッツ始発)からツェルマットまで出ているので、日本で予約してたんです(↓当時のメモ
Churから今回の旅のメインであるZermattに向かいます。
列車は【氷河特急】と呼ばれ、なななんと一等車を予約してたようで…最高!
Ryo is at Bahnhof Chur
April 21, 2016 · Chur, Switzerland
世界で最も遅い特急?【氷河特急】
今回、知らぬ間に一等車を予約していました。

え、二等車?
あ、そんなのあったんだ。
いつも一番高いの乗るから知らなかったよ
いつか言ってみたいセリフです。
クール駅は箱根登山鉄道と姉妹鉄道になっているので日本語を発見!
クールで降りて出発まで1時間半くらいあったと思うので、MIGROS(ミグロス)というこれまたスイスで比較的(←重要)安いスーパーでお昼ご飯を買い、準備万端で氷河特急に乗り込みました↓

もちろん一等!
貧乏人は二等乗ってなさい(笑)
ハハハハハ
(↑ミグロスにて購入)
氷河特急は「乗車券」と「特急券」に分かれていた!!!
出発直前、車掌が検札に来ました。

1等を示す切符でしょ?
持ってますよ。当然!
Yes, this is.(はいこれ)
車掌はちらっと見て言いました。
車掌「これはただの予約したという証拠のチケットです。席代は別途25フラン(3,300円くらい)必要です。払わないなら今すぐ2等車に移ってください」
・・・。うそん(;・∀・)
正直気分はもうおれもセレブの仲間入り、一等車に居つくためには別途25フラン・・・どうする俺?
車掌を見ると俺との手続きを終えるまでその場を動く気配が無い。決断の時が迫っている。

は、払います!
だから一等車から追い出さないでください(泣)
という事で25スイスフラン払ってぎり一等車にいられるようになりました。
氷河特急内での食事が高過ぎた
その後、昼食の時間
乗務員「こちらが昼食のメニューになります」

はい、ありがとうござ・・・
ん、は?
コース料理 85スイスフラン(11,000円くらい)
単品サラダ 35スイスフラン(4,500円くらい)
単品メインディッシュ 60フラン(7,800円くらい)
信じられない値段の数々が俺の眼前で踊っている。
当時の写真こそ消えて無くなりましたが、周りの乗客はそのコースを人数分頼んで家族でワイワイしていました。
お父さんお母さんはワインを飲み、子供は両手でオレンジジュース的なものを飲みながらお腹いっぱいコース料理を食べている。

まあええけど?
俺もうお昼ご飯買ってあるし↓
氷河特急の感想(レビュー)
当時のメモと写真が何故か消えてしまったので、回想します。
氷河特急のメリット
・車内は綺麗(清潔)
・席も広い
・広々としたパノラマガラス
デメリット
・乗車時間が長い
・窓が開かないので風を感じれない
・高い
ぼくなりに記憶に残っていることを書きました。
まあ、パノラマガラスなのは凄いです↓
さすが車窓に重きを置いた世界有数の観光列車だと感心しました。
でも「氷河特急、もう乗らんくてもいいかな」と思った最大の理由は「窓が開かないので風を感じれない」にありました。
逆に氷河特急以外の鈍行列車なら窓が開くので息苦しくなったらいつでも外の風を感じることができるんです。
ゴルナーグラード鉄道で3089mへ
そしてZermatt(ツェルマット)駅に着きました↓
ツェルマットにはWOLLI(ヴォリー)ちゃんという羊のキャラクターがそこかしこにいまして、ツェルマットの駅を降りてすぐ一匹(一人?)います↓
ゴルナーグラート鉄道
1898年に開通した登山鉄道でツェルマットと結ばれる。
この鉄道は長さはわずか9kmだが、標高1620mのツェルマットから標高3089mのゴルナーグラートまで一気に登るアプト式の鉄道である。
マッターホルンをはじめモンテローザ、リスカムなど、4000m級のスイスアルプスの山々を間近に眺めることができる国内屈指の展望地で、展望台にはレストランも併設されている。

つまり早い話、
ロマンのかたまりでっす!
予約していたホステルはもちろん去年と一緒!
「マッターホルンホステル」というとんでもなく素晴らしい名前のホステル。
安いし安いし安い!!
去年は受付の女性に一目惚れしたという事故もありましたが、この年はおられませんでした(泣)
という事で翌朝、珍しく早起きして6:30にはホステルを出てゴルナーグラート鉄道乗り場へ向かいます↓
朝7時出発。時間知らずに着いたけどたまたまタッチの差で乗れました。ふう
マッターホルン、ゴッダルドバーン、ばーーーーーん(bahnはドイツ語で鉄道)
↑普通はスキー客でごった返すこの登山鉄道ですが、朝早いからかあんまり人がいませんでした。
登っている途中、雲行きがめっちゃ怪しくなったりしてマッターホルンが雲で隠れて見えずに超焦りました・・・
が、何とかゴルナーグラート駅に着いた時には青空になってくれました↓

もうわかるっしょ?
この明らかに寒そうな環境
冷たい空気を胸いっぱい吸い込んでぼくのマッターホルン漬けの3日間が始まります。
3089m with Wolli-chan
意外に体格の良いヴォリーちゃん、ラグビーでもやってたのかな?
でも上半身に比べて脚が細すぎるから空手では負けないよ?
ゴルナーグラートでは凡そ一時間くらいいましたかね、それくらいです。
なんせ寒い(;゚Д゚)
時間があれば1駅ずつ降りましょう
この登山鉄道は下に降りる分には何度でも乗車可能なんです。
なのでまずは終着駅のGornergrat駅(3089m)まで一気に登りそこから一つずつ駅を下っていく作戦にしました。
Gornergrat(3089m)➞Rotenboden(2815m)➞Riffelberg(2582m)➞Riffelalp(2211m)➞Landtunnel(2060m)➞Findelbach(1774m)➞Zermatt(1620m)
残念ながら、ここでも写真や動画が一枚しか残っていないという事態でして…
上の一枚限りになってしまいました、ぼくの一日を物語る写真です(笑)

軽い気持ちで下車すると氷点下の世界で後悔することになりますよ!
歩いてスネガ展望台へ
翌日は朝からスネガ展望台まで歩いて行きました。
正直天気は全然良くなかったけど、これといってやる事も無し。
先に帰宅後すぐのメモを見てみましょう↓
(前略)
去年ロープウェイで上がったSunnega展望台(2288m)まで標高差680mを登山しました。
展望台着いた瞬間に雪…一日中天気悪いし寒い。
俺の白Converseちゃんはもう白じゃ無い。と言うより既に靴じゃ無い。笑
明日から仏伊瑞3カ国にまたがる仏領のchamonix Mont Blancというモンブラン山の麓の町に行ってまいります。
※これ全部霧ですわ
April 24, 2016 · Zermatt, Switzerland
じゃあ、行ってきます↓
Google Mapで調べたところ、かなり遠回りの道しか表示されませんので、下にハイキングルートの始点を示します↓
だいたいここまで到達すれば、あとはほぼ一本道なので迷わずにスネガ展望台まで行けると思います。
↑まあこんな感じの道を気持ちよくハイキング、恐らく普通の人の足で90分
本当は後ろにマッターホルンが見えるはずですが、分厚い雲しか見えましぇん↑
そしてスネガ展望台に着いた途端の雪、雪、雪!
おら、何のためにこんなとこまで来たさ?(゜.゜)
予定を2日早めて明日ツェルマット出ます。

山の天気は変わりやすいので待ちましょう
と思ったら急に晴れた翌日、再びスネガ展望台へ歩きました。
翌日のメモです↓
(前略)
今日は登る気なかったけど、朝起きて久々の快晴に心踊り即着替えて登山。
何かここ最近テンション上がらんかったけど、全て吹っ切れたぜよ。
ありがとう神様!!
去年と同じく、マッターホルン見ながら色々考えて、今はもう心の整理ついた( ^ω^ )
お前は1年前と変わらずいい顔してくれるな、ほんま。笑
#Matterhornらぶ
#永遠にさよならZermatt
Apr 24, 2016, 9:34 PM
【番外編】マッターホルンそっくりの石
そしてもう一つ言わなければならないのが、こちらの石についてです↓
» 続きを読む(ほんまにどーでもいい話ですww)
↑この石、何かの形に似ているとは思いませんか?
そう!そうなんです。
この石、
マッターホルンそっくりなんです(笑)
大学の研究室時代、研究やレポート作成に疲れた時は同じ研究室仲間とよく外に出てフリスビーや草野球をやったものです(∩´∀`)∩
そんな時、草むらに転がっていたある石に目が釘付けになりました。

ぼくのマッターホルン好きは研究室の仲間や先生方に知れ渡っていたので、さすがに変ないたずらをされることもなく研究室のぼくの机の上に卒業するまで飾られていました。
そして、ある時リヒテンシュタイン公国(スイスと接する小さな国)から研究者の方が講演に来られたことがありました。
講演後、思わず石と共にマッターホルンについて話をしに行ったところ(本当は研究内容の話をすべきだが)
研究者「あ、マッターホルンね!ぼくも登ったことあるよ」
ぼく「お、先輩!!!!!!!!さすがです」
研究者「おー確かにマッターホルンに似てるね! 」
という事で意味不明ですがサインをもらいました。
» 折りたたむ
という思い入れのある石を携えて再びスネガ展望台へ向かいます。
やはりマッターホルンは最高でした
今日は晴れてます!!!
後ろにはマッターホルンを背負って、
オシャレな木組みの家を抜けて振り返れば、
じゃじゃーーーーーーん
何という事でしょう。
前日には予想だにしなかった美しい青空と澄んだ風、そしてマッターホルンの偉容!
どの角度から見ても美しい!
わざわざ日本から持ってきたマッターホルンの形の石、昨日とは比べ物にならないくらいの美しさです。
こう見ると少し形が違うようにも見えますが、要は角度です。
そして人生のベストショットの一つともいえるマッターホルンの写真↓↓
これ、最高です。
ちなみにこの写真撮ってからは僕の待ち受けがマッターホルンから変更されたことは一度としてありません。
待ち受け画面↓
ロック解除後の画面↓
これくらいのプライバシーはさらしても良いかと思えるほど美しいマッターホルンの写真たちでした(笑)
参考に↓
2015年のヨーロッパ旅、親友と一緒に訪れたスイスの町ツェルマット。美しい街並みと歴史的な建物が立ち並ぶこの都市で、私たちの旅はどんな思い出を作り上げたのだろうか。街を歩きながら感じたこと、出会った人々、そして忘れられない出[…]
↑こちらでは、受付の女性に一目惚れした話とか書いてます(笑)
RYOですみなさんはスイスのツェルマットという町をご存知でしょうか?筆者え、ツェルマット?聞いたことねーよそう思う方もおられるかもしれませんが、スイスに行こうと思ったことがある人なら、誰もが一度は[…]
スキーリゾート、シャモニーモンブランへ
という事で、スイスのツェルマットでも素晴らしい想い出を残し、最後の目的地であるフランスのシャモニーモンブランへ向かいます。
モンブランと言えば「ケーキ」と思う人も多いかも知れませんが、モンブランとは「白い山」という意味のフランス語です。
マイエンフェルト、ツェルマットに負けないくらい美しい町です↓
RYOです(''◇'')ゞ3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、フランスの『シャモニーモンブラン』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。筆者あ~2度目の独り旅か~。今回も素[…]