RYOです(”◇”)ゞ
3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、ドイツの『ハノーファー』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。
ぼくが初めてヨーロッパを旅したのは2014年1~2月の一ヵ月で、本当に多くの驚きや発見・学びがありました。
今回はそのようなヨーロッパの基礎知識や面白さに絞って、紹介していこうと思います。
「〇〇時に△△行きの電車に乗り・・・」みたいなだらだら長話は避け、単純にその国で見たもの/驚いたことを中心にご紹介していきます。
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
ハノーファー滞在記
さて、ついに来ました↓
ハノーファーです!!
アムステルダムでは時間の関係でアンネの家には行けなかったのですが、それでも既に2回行ってるので問題なしです。
ベルゲン・ベルゼン収容所へ
今回のメインはアンネ・フランクの墓があると言われる、『ベルゲン・ベルゼン収容所』です↓
ナチスドイツは1933年から1945年の間になんと約2万カ所の収容所を造りました。
しかし、このベルゲン・ベルゼン収容所はそれらの収容所の中でも特に衛生状態が悪く、病気で死ぬ人間が非常に多かったようです。
ベルゲン・ベルゼン収容所へは、ハノーファー中央駅からツェレ↓へ行きそこからバスで向かいます。
ハノーファーは大きな都市ですが、目的地はこじんまりとしたツェレ↓
石畳は素敵ですが、あまりにも観光客がいません。
ほんまにあってる?と心配になります。
ヨーロッパ人の人情
ツェレから収容所まで、かなりの時間バスに乗った気がします。
30~45分くらいですかね。
バスはがらがらで運転手↓と結構喋ってたのですが、
運転手「どこから来たの?」
おれ「あ、日本です」
運転手「へーそんなに遠くからよくこんな田舎町に来たね」
おれ「あーベルゲン・ベルゼン収容所に行きたくて」
運転手「おーそれはとても良いことだね!!!戦争の悲惨さを世界中のみんなにもっと知って欲しいからね。あ、バスはここで降りて。最終バスは16:30だからね、乗り損ねたらもうバスは無いからね!!!じゃあまた後で」
おれ「わかりましたーー!!バス代いくらでしたっけ?」
運転手「いいよいいよ!わざわざ日本から来てくれたのにバス代取るなんて恥だよ」
おれ「おおぉー…ダンケ シェーン」
という事でバス代は払わずに降りました(笑)
もうここら辺のバスは全てこの人が運転してる的な感じで、バスの運転中でも顔見知りの親子連れ見たらプッて鳴らして手振ったりしてはりました
おそらく皆さんが訪れる時も、この人のバスに当たる可能性が高いと思います(笑)
という事で着きました。
ベルゲン・ベルゼン収容所
入口の様子はこんな感じです↓
中に入るとババーンとあるのがこれです↓
この収容所は1940年から45年まで使われていたようですね。
たくさんの石ころが積まれていたんですが、一つ一つ様々な思いを馳せて置かれたことがわかります。
↑墓はこんな感じで点在しているので、名前とかをぱーっと見ながら歩いていました。
一つ一つはこんな感じ↓で、
何年から何年まで生きていたとかの情報が載ってます。これは見るだけでツラいです。
VATERは確かドイツ語で「父親」という意味なので・・・そんな事考えながら歩いてました。
そして遂に見つけました。
アンネの墓
アンネの墓です。
上には姉であるマルゴーの名前があり、下にはアンネ・フランクの名前が記されています↓
アンネがこの収容所で亡くなったのは解放のわずか一ヵ月前でした。
と思いながら収容所内を歩いていました。
先述した通り、ベルゲン・ベルゼン収容所は他と比べて特に衛生状態が最悪でチフスやコレラにかかって亡くなる人が非常に多かったのだとか。
特に観光客も多くなかったので、一人で色々なこと考えながら歩けました。
でも正直かなり心がツラくなるので二回目は一人では来たくないですね。
やはり亡くなった方の親族や友人たちが来ると、石ころを拾ってお墓に供えるようです↓
敷地的には結構広いので一時間くらいでは全く周れません。
まあ結局3時間か4時間くらい滞在していました。
ベルゲン・ベルゼン収容所内の資料館
また、入口近くには資料館があり亡くなった人たちの詳細情報や当時の収容所の様子を知ることができます。
やはり何と言っても世界的に有名なアンネ・フランクのことは大きく載っていましたが、彼女も犠牲者の一人というだけで、
帰りのバスも例のおっちゃんに乗せてもらってCelle駅へ、そこから電車でハノーファー駅に戻ります。
僕のこと知ってる先輩方、後輩たちー!
ぼくはヨーロッパでただ遊び回っているのではありませーーーん
ちゃんとこういう歴史的な大事件を自分の眼で見、耳で聞き、肌で感じ取っているのです!!!!
なので「え、社会人やのにヨーロッパ旅行!?」とか「まだ学生気分が抜けてないようですね」とかいう誹謗中傷はやめてください!!!!
ふう。言った言った(笑)
ドイツのバス停のマークは"H"
↑ドイツのバス停のマークは"H"です。
しょーもない豆知識ですが、これも知っていると何かと便利です。
何度も言いますが、路線図は必ず撮影するように
もう何度も言ってます、これからも何度も言います。
Wi-Fiなどという文明の利器に頼らず自らの方向感覚のみで旅を続けようと思っている人にとって路線図は三種の神器の一つなのです。
とても大切なのです。
ポケットWi-Fi?国際ローミング?
聞いただけでゾッとします
(う、羨ましいぃぃぃぃぃぃ)
世界一美しい町「チェスキークルムロフ」へ
晩ごはんは健康無視した菓子パンのオンパレード↓
ハノーファーまで来ました、それではここから「世界一美しい町」と呼ばれるチェコのチェスキークルムロフ地区へ向かいます。
チェスキークルムロフは2年前にも訪れたのですが、やはり美しかったので再び訪れます↓
RYOです(''◇'')ゞ3度目のヨーロッパ、2度目の独り旅(2016年)の復習として、チェコの『チェスキークルムロフ』での滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。筆者あ~2度目の独り旅か~。今回も素敵[…]