⑦「まだオート使ってるの?」カメラの4つのモードを使いこなそう!

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※注意

筆者はプロカメラマンではありません。

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筆者
さて、このフレーズから始まる本記事を果たして何人の方に読んで頂けるのか、甚だ疑問です(笑)

一応、簡単な自己紹介を載せておきますので、少しでも読んで頂ければ幸いです(笑)

» 超簡単な自己紹介

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さて、わたくしは、

カメラは好きやけど、
趣味って言いたいけど、
知識も少しはあるけど・・・

プロには程遠いし。

うーん、なんだかなー

というくらいのアマチュアカメラマンで、今までは数年前に購入したオリンパスのミラーレス一眼(OM-D E-M1)を適当に首からぶら下げていた人生でした。

※現在はOM-D E-M1 MarkⅢを所有

しかし、

やはり1から基本を勉強し、
カメラを上手になりたい。

写真と一生付き合っていきたい!

と考え、初めてカメラに関する本を買いました(`・ω・´)ゞ

それが「写真のことが全部わかる本」でした↓

読んでみると、

・わかっているようで知らなかったこと

・曖昧だったこと

・今まで気付かなかったこと

など多くのことを知ることができ、それらを自分の理解度をさらに深めるため、そして備忘録としてまとめるために本記事を書こうと思い立った次第です。

イラストも多く初心者向けなのでおススメです!

» 折りたたむ

さて、ということでそろそろ本題に入りましょう!

初級編での内容を先におさらいしたい方はこちらからどうぞ↓

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カメラ 選び方

前回の記事(⑥カメラマン全員が知っておくべき【カメラの露出】について!!!)に続き、今回のテーマはカメラの4つのモードです。

光の取り込み方を決めるのが露出モード

前回の記事で、写真の明るさ(=露出)をコントロールするためには「F値とシャッター速度のバランスが重要」と言いましたが、初心者がいきなり手動でバランスを取るのはひっじょーに難しいのです!

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筆者

筆者はカメラ買いたての頃、

M(マニュアル)モードで自分で「シャッタースピード・F値・ISO感度」などを全て自分のフィーリングで設定して写真を撮って、まあ悲惨な写真を量産していました(笑)

そういうこともあり、カメラにはそれを支援する便利な4つのモードが備わっています↓

※メーカーによって露出モードを示す名称が異なる場合があります。

例えばオリンパスの場合↓

F値とシャッター速度の違いは露出だけでなく、ボケやブレといった作画効果の違いにもつながるため、何を優先して設定したいかを考えて使い分けましょう。

» ※余談ですがここで使われる各アルファベットは以下の英語の頭文字です↓

プログラムを表すP:"Program"

絞りを表すA:"Aperture"

シャッター速度を表すS&T:"Shutter"or"Time"

マニュアルを表すM:"Manual"

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それでは各モードの使い方を説明していきます。

今回はオリンパスで使われるアルファベット(P,A,S,M)を用いて説明します

P(プログラムオート)

Pモードはフルオートに近く失敗が少ないことが特徴です↓

カメラ レンズ 構図

F値とシャッター速度の両方をカメラが自動で調整してくれるモード。

ISO感度や露出は自分で決めることができます。

撮影者はピントを合わせてシャッターボタンを押すだけで手軽に撮影できますが、ボケやブレといった作画効果を狙うことはやや苦手です。

A(絞り優先)

絞り優先モードの最大の特徴は、「ボケ量をコントロールできる」ところです↓

F値は撮影者が任意で決定し、シャッター速度はF値に合わせてカメラが自動で決めてくれるモード。

ボケの量に直結するF値を自由に決定できるため最も使用頻度が高いモードと言えます。

表示が「Av」となっているメーカーもあります。

S(シャッター優先)

シャッター優先モードの最大の特徴は、「静と動の表現を決められる」ところです↓

シャッター速度は撮影者が任意で決定し、F値はカメラが自動で決めてくれるモード。

止めやブレの表現に直結するシャッター速度を自由に決定できるため、動きのある被写体に対して有効です。

表示が「Tv」となっているメーカーもあります。

M(マニュアル撮影)

マニュアル撮影モードの最大の特徴は、「すべての設定を自分の手で」というところです↓

F値とシャッター速度の2つを撮影者が手動で決定し、カメラの自動調整に頼らないモード。

非常に暗い場合や光が安定しない場合でも安定した露出を得られますが、使いこなすには慣れが必要です。

※星を撮影する際はこのマニュアルモードを使う必要があります。

各モードを使い分ける場面

では最後に各モードをどう使い分けるかをご紹介します。

  1. Pモード:手軽に撮影したいときや、風景やスナップ写真などでカメラに任せつつ、自分で少し調整を加えたい場面に最適です。
  2. Aモード:被写界深度をコントロールしたいときに最適です。
    たとえば、ポートレート撮影で背景をぼかして被写体を強調したい場合や、風景写真で全体にピントを合わせたい場合に活用する。
  3. Sモード:動く被写体を撮影したいときに適しています。
    スポーツや動物撮影で速いシャッタースピードにして動きを止めたい場合や、滝や川の流れを表現するために遅いシャッタースピードにしたいときなどに使います。
  4. Mモード:ライティングが一定であるスタジオ撮影や、難しい露出条件のシーンで撮影のすべてを細かくコントロールしたい場合に向いています。
    また、夜景撮影や星空撮影などで試行錯誤しながら設定を追い込むときにも役立ちます。

以上、ご参考までに。

おわりに

ということで、カメラに搭載されている4つのモードについて紹介しました。

お恥ずかしい話、筆者は今までPとMしか使ったことがありませんでした。

マニュアルモードで露出を確認しながら「ボケ量を左右するF値」と「ブレを左右するシャッター速度」を適当に決めて撮影していました。

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筆者
「初心者は~」とか書いてましたが、あれ完全にわたしのことですね(笑)

皆さんは、是非4つのモード全てを状況に合わせて↓使い分けてください!

では、まずはPモードから詳しく解説していきます。

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カメラ Pモード
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