RYOです
なぜなら2019年の4~5月にかけてもう一度キューバに行こうと思ったからです。笑
筆者は2018年4~5月にかけて既に1週間行っているのですが、歴史についての予習が不十分でした。
旅する前に何よりもまずしておきたいのが「その土地の歴史を知る」という事です。
歴史を知ればその国の観光地も断然楽しむことができると思います。
キューバの位置
まずキューバはアメリカ合衆国のすぐ南、メキシコ合衆国のすぐ東にある小さな島です。
このアメリカと近いということが後々のキューバ危機やらキューバ革命やらが起こる根本的な原因になってきます。
アメリカのフロリダ半島とはたった150kmしか離れていません!!
なぜ中南米ではスペイン語を話すのか?
↑ハバナのレストランのメニュー
これも結構メジャーな質問だと思いますが、中南米は英語が通じません。
そう思ってる人が意外に多い(←過去の筆者
あまい!!!
↑こうなります。
筆者はスペイン語の勉強を一切しないままキューバで1週間過ごしましたが、いやーほんとに困り果てました(゜.゜)
確かにアメリカやカナダは英語圏です。
カナダのケベックはフランス語を話しますが、アメリカから南の国々(メキシコ以南)の公用語はスペイン語です。一部ポルトガル語ですが
なのでアメリカ大陸を旅行したい人はまずスペイン語を学びましょう。
そしてなぜスペイン語が中南米の国の公用語になったかというと、ちゃんと理由があります。
コロンブスの新大陸発見
そう、コロンブスの影響です。
コロンブスはスペインのイザベラ女王の援助を受け、インド到達を目標に航海を始めました。
しかし1492年に現在のバハマ諸島周辺に初めて到達し、
それからも数度にわたって航海を続け中南米を探検しました。
※本人は最後までそこをインドだと信じており、先住民をインディオと名付け虐殺しまくりました。
(今はネイティブアメリカンと呼ぶのが通例)
コロンブスの報告を受けたスペイン国が、カリブ海の島々から中南米にかけて領土を拡大したことでスペイン語が定着したと言われています。
北アメリカは開発が遅れていたので、その後に他の大国であるイギリスやオランダ、フランスなどに植民地化されたので、スペイン語が定着しなかったようです。
まあそんなこんなの理由もあり、キューバを含む中南米ではスペイン語が公用語となっています。
キューバの歴史
キューバの歴史はアメリカとソ連が大きく関わっており、その時代の流れを知るとよりキューバを楽しめると思います。
キューバの歴史で絶対に外してはいけない人物が1人います!
それがフィデル・カストロです。
彼が現在のキューバを作ったと言っても過言ではありません。
カストロ議長と共にキューバ革命を成功させたチェ・ゲバラも要チェックです!!!
キューバはずっとスペインの植民地だった
そもそもキューバはスペインの植民地でした←さっきのコロンブスの話です。
しかし時代は19世紀後半、だんだんとキューバはスペインから独立したくなってきます。
けれどスペインは大国なので戦っても勝てないし、独立なんて簡単にできません・・・。
そんななか、アメリカとスペインで戦争が起きました!
1898年 米西戦争が起きる
アメリカがスペインに勝つ!
これが米西戦争です!
キューバ近海に停泊していたアメリカの戦艦がスペイン側に攻撃され沈没する、これから米(アメリカ)と西(スペイン)が戦争を始めました。
結果アメリカが勝ち、晴れてキューバはスペインから独立できました!
これによりアメリカとキューバは急激に仲良くなっていきましたとさ。
キューバ「アメリカ様のおかげでスペインから独立できました!!!本当にありがとう」
アメリカ「いえいえ、なんせお隣さんやからね!これからは一層仲良くやっていきましょう(^ω^)」
1903年 キューバ国内にグアンタナモ基地設置
お近づきの印に、キューバはキューバ国内にアメリカの海軍基地を設置することを許可しました。
そう、それがグアンタナモ基地です。
(Googleのクチコミで2.0の低評価付いているのが気になりますが…。)
一応クチコミの内容を確認しました↓
↑この方、キューバで優雅にバカンスが楽しめるとでも思っていたのでしょうか(笑)
後でも紹介しますが、キューバでの生活はサバイバルです(^ω^)
すみません、本題に戻ります。
これはアメリカの海軍基地で2002年以降はアフガニスタンやイラクで拘束したテロリストを収容しています。
アルカイダやタリバンの内部情報を聞き出すための拷問が行われていた、という噂もちらほら。
1952年 バチスタの独裁政治が始まる
時は経ちバチスタがキューバの大統領になり、超弾圧的な独裁体制を始めました。
さて次ページから遂にカストロ議長が登場します!