ムハンマドが説いた五つのルール「五行」を解説!【4/5】

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さて、世界の常識である宗教の、特に今回は「イスラム教」の勉強の時間です。

今回はイスラム教の戒律について勉強していきたいと思います。

※戒律とは「信徒が守らなければならないルール」のことです。

おもしろいのでさらっと読めると思います。

前回の記事↓

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イスラム教 六信五行

イスラム教の戒律「五行」

では最後にイスラム教の戒律「五行」を紹介します。

前述したようにイスラム教には六信五行があり、主に戒律という意味でイスラム教徒が行動に起こさなければならないのは五行で決められた5つです。

➀礼拝(サラート)

ユダヤ教 キリスト教 イスラム教徒

イスラム教徒は必ず毎日五回礼拝を行わなければならない。

礼拝の時刻も動作も唱える言葉も全て厳密に定められており、世界のどこにいてもメッカの方向に向いて礼拝しなければならないのです。

イスラム教圏の空港には必ずこのように礼拝室が設けてあります↓

(ドバイ空港内にある女性用の礼拝室)

②信仰の告白(シャハーダ)

礼拝の度に「アッラーの他に神はなく、ムハンマドはアッラーの使途」と口に出して唱えなければならない。

イスラム教徒であれば国籍に関係なく全てアラビア語で唱えなければなりません↓

アシュハドゥ アンラー イラーハ イッラッラー
ワ アシュハドゥ アンナ ムハンマダン ラスールッラー

筆者は意味不明です(笑)

宗教法人アッサラームの→信仰告白によると、この言葉を2人以上のムスリムの証人の前で唱えれば誰でもムスリムに成ることができるそうです。

※中途半端な気持ちで唱えるのは絶対にやめましょう。

③喜捨(ザカート)

財産のある人は一種の税金のようなものとしてお金を出さなければならない。

それは未亡人&困窮者&孤児などに分配されます。

義務ではなくあくまで自由意志ですが、ザカートを怠れば死後天国に行けないのでイスラム教徒は喜んでザカートをします。

イスラム教圏の空港には必ずこのような寄付金ボックスが備え付けられています↓

カルチャーショック ヨーロッパ

(ドバイ空港にて)

下に書いてあるアラビア語は読めませんが、おそらく「寄付してください」的な感じでしょうかね。

カルチャーショック ヨーロッパ

実はこんな喜捨(ザカート)のための寄付金ボックスが空港内に数多く点在しています。

④断食(サウム)

年に一回、一ヵ月にわたり日中の飲食が禁じられる(唾を飲むことも許されない)。

しかし日没後は毎晩宴会状態になり、この月は一年で最も食糧消費量の多い月でもある(笑)

⑤巡礼(ハッジ)

ユダヤ教 旧約聖書 歴史

(メッカのカーバ神殿)

イスラム教徒は死ぬまでにメッカへの巡礼を行わなければならない。

また巡礼に関してのルールも多く、メッカの収容人数にも限りがあるので、イスラム諸国会議機構の取り決めで1000人に1人しかメッカへは巡礼できない。

1000人の村なら10年経っても10人しか巡礼できない。

こんな世の中はポイズンですね。

またイスラム教もユダヤ教がルーツなので、十戒の内容も守らなければなりません。

なので2,000年前のキリスト教の開祖イエスの肖像画は残っていても、それから600年後に現れたイスラム教の開祖ムハンマドの肖像画が残っていないのはそういう意味なのです(=偶像崇拝禁止だから)

↑なので本来はこういう像を造るのも禁止です。

我々はキリスト教のカトリックが残した「神」という存在だけを見て神だと認識しています。

ヤハウェもゴッドもアッラーも同じ神だが、ヤハウェとアッラーの外見は全く残っていない、偶像崇拝が禁止されているからです。

ヨーロッパ ブログ
筆者
「全知全能の神」を人間が絵にするなんて神を挑発しているだけ、という認識ですね、おそらく。

イスラム教の終末観

ユダヤ教 旧約聖書 歴史

では最後にイスラム教の「終末観」を見てみましょう。

要するに「死後の世界はどうなっているか」という事です。

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イスラム教 終末観
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