RYOです(”◇”)ゞ
ヨーロッパ独り旅(2017年)の復習としベルギーの首都ブリュッセルでの滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。
↑さすが小便小僧の生みの街、至る所に卑猥な少年がいます(笑)
では、是非お楽しみくださいませ(∩´∀`)∩
やっぱりベルギーは美しかったの巻
僕ね、ベルギー好きなんですよー
平和で石畳が美しく、そして旅行者に優しい(笑)
Ouiバスを使ってパリを去り、ベルギーの首都ブリュッセルに着いたら夜でした。
※Ouiバスとはヨーロッパのフランス語圏を走る長距離格安バスです
是非利用してください!
ヨーロッパの駅構内では寝れない
Ouiバスがバスセンターに着き↓
全員が降りてここからブリュッセル旅の始まりです。
ぼくは宿泊代浮かすためにテントを持って来ていたのですが、テント泊には様々な困難が待ち受けます。
グーグルマップで確認したところ、グランプラス周辺に小さな公園がありそこでテントを張ろうと計画していました。
一緒にヨーロッパを旅していた友人Eはカウチサーフィンかホステルを予約していたかで、翌日に再びグランプラスで会う約束をして別れました。
まず僕は大きな鉄道駅の中で寝ようと思いました。
駅構内で荷物を降ろしてベンチに座り、終電が出るのを待ってからちょっと周りを見ると、同じようなホームレスが数人パラパラっと見えました。
しかし係員に見つかり、
「ちょっと、もうこの中は閉め切るよ!出てってくれ」
と言われ、出て行かざるを得なくなりました。
一つ面白かったのが、
ぼくと同じようなホームレスの人が3人くらい、
閉め切られたばかりの入り口に一箇所に集まったことです
お互い目配せして、
「おまえはどこで寝んの?」
「おれ、こっち行くわ。おやすみ」
「お互いいい場所見つけようぜ兄弟」
的に完全にホームレスだけのコミュニティが一瞬できたことです。
しかし俺には行く場所があるんだよ。ははは(←公園やけどね
そう、この↑グランプラスの右側にある大きな公園。
ぼくの経験ではこんだけ広かったらまず間違いなくテント張って寝れるのです!!
とりあえずこの「ブリュッセル公園」まで歩こう。
———–五分後———–
ハアハア・・・
フウフウ・・・
———–十分後———–
(*´Д`)
ダメだ、喉もめっちゃ乾いたしずっとバスに乗ってて疲れたし荷物も死ぬほど重い(←一番の誤算
あーこんな時にテント張れる場所があればなーーーーー
体がこれ以上歩くのを拒否していました。
究極の選択
とりあえず夜中にブリュッセルのグランプラスに到着↑
おーめっちゃ綺麗やん
人もほとんどいないな・・・
冬やのにライトのおかげで比較的暖かいな・・・
荷物、重過ぎる・・・
ほんまに重い(全部で40kg超え・・・)
(;゚д゚)ゴクリ…
や、やるか・・・
それとも予定通り公園に行くか・・・
よし、決めた!!!!
※ちなみにこの写真について友達のNinaから「Photoshop?」とコメントを頂きました(笑)
説明しよう!
グラン・プラスとは、ベルギーの首都ブリュッセルの中心部にある縦約110m×横約70mの石畳の広場で、数々の芸術家を魅了し世界一美しい広場と呼ばれており、1998年には世界文化遺産にも登録されている、正真正銘ベルギーが誇る宝なのだ!
そして市庁舎(赤く光る建物)は1402年に建てられ始め、1455年には現在の姿になったのだ!!
(↑テントの中から外の様子を窺う)
ふむ、どうやら危険は無さそうだ。
寝るか?
寝られるか?
目にはタオルを乗せて明るさをシャットアウト!完璧
右手にはヴィクトリノックスのナイフを持ってとりあえず寝ますzzz
そう、こうして僕は石畳の広場にそーっとテントを張って夜を過ごそうと思ったのです。
テント泊の危険
時は真冬の真夜中、場所はベルギーの首都ブリュッセル。
②通行人の少なさ
③そして何より重過ぎる荷物
おれがこの場所でテントを張ろうと思い立ったのは、いわば当然のことと言える。
例えば、深夜に寝ている犬に近づいても耳だけはピクッと反応する感じ、いつでも危険があれば動けるというあの状況。
夜、誰かの足音がテントの方向に近づいてくるのが聞こえると自然と覚醒する。
目を瞑っていても、(君の声でわかる表情)
その足音がどの方向から来るのか
ただ通り過ぎるだけなのか、違うのか
何をする気なのか
まで意外とわかる。
真っ直ぐにテントに向かってくる足音が聞こえると、そっとナイフを取り出して不測の事態に備える。
備えよ、常に!
である。
ある者はテントに真っ直ぐ近付いてきて、テントのすぐ横で立ち止まって何もせずに通り過ぎる。
ある者はテントの周りをぐるぐる歩いて、しばらくして何もせずに再び去る。
しかし遂に「殺気」をまとった足音が聞こえることになる・・・。
夜中の珍客① 酔っ払い
夜中、不自然な足音で再び目を覚ます。
明らかに、テントに興味あり気な感じで近付いており、しかも「殺気」をまとっている。
そう思った。すると突然、
テントが大きく揺れた!!
もちろん中にいたおれは
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
の状態。
外から何語かわからない声で叫ばれる。
恐らく、
「お前どこのもんじゃーーーおーー?出てこいやー(ヒック」
という感じなんでしょう。
テントが揺らされ外から男女の笑い声(たぶん男2女1)が聞こえる中、黙って考えた。
英語で何か言うべきか
日本語で叫ぶべきか
はたまたこのままやり過ごすか
それともテントを出て・・・
とりあえず英語を使う事にした。
「アイ ワズ スリーピング!!!」(←マジ(笑)
すると隣にいた女性が少々パニック気味で、
♀「ごめんごめん!ただの悪ノリなの。もうしないわ、おやすみなさい」
と言って男を連れて立ち去って行く。
ふう。嵐は去った
夜中の珍客② 2人組の警察官
朝の7時。
周りを歩く足音が聞こえる度に目を覚ましながらもまあよく寝れたほうである。そして遂に、
カツッカツッカツッカツッ
と革靴でテントに近寄ってくる足音が聞こえた。
再びそっとナイフを手にし聞き耳を立てる。
ガサガサガサガサ
と何かでテントを叩く音が聞こえる。と同時に、
「ヘーイ ディス イズ ポリス!」
という声が聞こえ、遂に来たかと腹をくくって外に出た。すると、
と半笑いで言われ、見るとそこにはSWATのように武装した男女の警察官がいた。
まずはパスポートを見せるように言われ、それから
と明らかに態度が軟化した気がした。
ここは公園じゃないぞ!
しかもこんな所で寝るのはとても危険だ、今すぐテントを撤収しろ。
また1時間後にここに来るからその時にもテントがあれば俺はお前に罰金を払わせなければならない。
仕事だからな
普通なら一回目でも注意だけでは済まなかった気もする。
もしも俺が日本人では無かったら危なかったかも。
テント撤収
とりあえず警察官のご温情に感謝して、即テント撤収。
↑時間は午前7時くらい。
これまた美しい
開店前にグランプラスの周辺店舗で作業が入っているであろう業者の車も集まってきました。
この日、ぼくが朝から一番乗りしようと思っていたGODIVAの本店はすぐそこなんです↓
段々と空が白んできました↓
グランプラスは美しい
ふむ、一見してゴシック建築の建物だが、なぜかイスラム建築のミナレットのような物も見える。
先ほどの情報によると1455年に建てられたので、、、やはりゴシック建築か。うーむ、わからん
ヨーロッパを周る時は事前に必ず西洋建築の勉強をしていきましょう。
西洋建築の勉強せずに行ったら必ず後悔します!!!!!
ヨーロッパを旅する前に知っておくべき西洋建築の知識として、今回はゴシック建築について説明します。 [show_more more=恒例の挨拶(クリックで開きます) less=折りたたむ color=#0066cc list=»[…]
写真↑中央ちょい左の緑の車の後ろくらいにぼくのバックパックが置いてあります。
ここはヨーロッパ。
すると朝の7:30くらいにグランプラスの清掃のために、けたたましい音を立てながら清掃車(確かあの緑の車がそれ)が訪れました。
恐らく毎朝やっているのでしょう。
車の下に丸ーいブラシが付いており、水を出しながらそれがグルグル回って地面を掃除しています。
ぼくの家グランプラスが一瞬でキレイになりました。
パン・ヨーグルト・コーンフレークのヘビーローテーション
清掃車が去った後で朝ごはん。
ヨーロッパにいる間は、コーンフレークもパンやヨーグルトと並ぶ三大ヘビーローテーション朝ごはんの一つです。
貧乏バッパーにとっては朝食は大抵「冷たいパン+ヨーグルト」か「牛乳+コーンフレーク」になるのです。
ベルギー王室御用達『ゴディバ』本店
この日、GODIVA本店は朝9時オープンでした。
ベルギーの首都ブリュッセルの中心部、グランプラスという広場にはなんと!
ベルギー王室御用達のチョコレートブランドの王様『GODIVA』が本店を構えているのです!!!!
残念なことに、業者がゴディバのガラスウィンドウのフィルム交換をやっていました(笑)
まあオープンまではまだ1時間くらいあるので仕方ありませんよね↓
でも僕は奇跡を信じてゴディバ前でずっとその作業を見ていました。
バックパックと共に ←戻る宿が無いという意思表示(^ω^)
すると、店長?らしき女性が出てきてこう言われました↓
あなたさっきからずっといるわね
特別にあなただけ先に中に入れてあげるわ
チョコレートの製造工程も見せてあげる
ななななんと!!!!!
そして僕が中にいるのを見てもうオープンしていると思って入ってきた客には、
ごめんなさい
オープンは9時からなの、9時になったらまた来てね
と言って断ってました。
うんうん、あなたも30分店先で待ちなさい。
『GODIVA』の名前の由来とロゴの意味
「ゴディバ」の名は、11世紀の英国の伯爵夫人レディ・ゴディバに由来します。
「ゴディバ」のシンボルマークである、馬に跨った裸婦こそが、重税を課そうとする夫を戒め、苦しむ領民を救うために、自らを犠牲にした誇り高き彼女の姿です。
(GODIVA HPより)
ロゴはそもそも何を表しているかわかりますか?
これは髪の長い裸の女性が馬にまたがっている様子を表しています。
このロゴの由来を簡単に書きますと、
1043年、イギリスの小さな町コベントリーの領主が町を発展させるために大修道院を建設しました。
修道院は宗教的・社会的活動の中心になり大成功!
» 続きを読む
この成功を経て、領主はどんどん公共の建物を建設し市民の税金も増やしていきました。
領民は次第に重税に苦しみ始めます。
そこで領主の妻レディ・ゴディバの登場です。
夫に税金を引き下げるように何度も何度も訴え、遂に根負けした領主が、
「ようし。もしお前が一糸まとわぬ姿で馬に乗りコベントリーの町中を周る事ができたら、その時は税を引き下げてやろう」
と言いました。
翌朝、レディ・ゴディバは約束通り一糸まとわぬ姿で町を周りました。
領主の妻という社会的地位の高い女性が、です。
しかし予めそんな噂を耳にしていた領民たちは絶対に見るまいと窓を閉ざして彼女に敬意を表しました。
そして領主は約束を守り、遂に税は引き下げられましたとさ。
» 折りたたむ
これは実話のようです。
このロゴの女性、見ただけでどれほど美人かが想像できますね。
現代なら窓は閉ざしてもカメラで盗撮されますね、一部の変態野郎に。
え、いや、ぼくはそんな事しませんよ、ははは…
ベルギー王室御用達、世界中で愛される高級チョコレートブランドのゴディバ(GODIVA)の公式サイトです。…
ゴディバで少し買い物をしてから、友達Eとこのグランプラスで合流できました。
小便小僧
実はヨーロッパのどこかで会おう、と言ってたのは一緒に旅をしていた友人Eの他にもう一人いたのです!!!
その女の子Rは、旅系のイベントに参加しイベント最後の抽選で見事ヨーロッパの往復航空券とユーレイルグローバルパスをタダで手に入れたのでした!!!
って事で、そのRとブリュッセルのグランプラスで会う約束をしていたのです(´◉◞౪◟◉)
(↑またこんな写真ですみません)
まあRは他にも行くところがあったようで、ここで小便小僧だけ見て少し散歩して別れるというほんま一瞬でした。
EとRもお互い知り合いなので、グランプラスで3人で会ってちょっと話してRを駅まで見送ってからバイバイしました。
別れの時です。
(↑ブリュッセル中央駅)
じゃあR、元気でな
安全に旅をしろよー
なんて言いながら実は一週間後に再びドイツのノイシュバンシュタイン城で会う約束をしています(笑)
街中には数多くの小便小僧がいます。
それを探すだけでも楽しいかもしれません。
そして可愛いチョコレート屋さんを見つけたという事で、Eは一人お店の中に消えていきました↓
↑グレーのバックパックがとんでもなく貧乏バッパー感を醸し出しています(笑)
まああれ、僕が彼女にあげたやつなんですけどね
オシャレな二十歳女子があのサイズ・あの色のリュックを買うとは思えません(笑)
世界三大がっかり「小便小僧」再び
もうこすられ過ぎてる話ですが、もう一度言います。
小便小僧は世界三大がっかりの一つである
そりゃ確かに、これ目当てではるばるブリュッセルに来たのならがっかりするクオリティです↓
確かにシーズン毎に違う衣装を着せる、その努力や苦労は認めます。
しかし、規模が小さすぎる!!!!!
今回のタイトルにある「小便小僧」 恐らく日本人の誰もが聞いたことある有名な観光スポットだと思います↓ しかし小便小僧が「世界三大がっかり」にさりげなくノミネートされてることはあまり知られていないと思います... […]
ではがっかりしたところで、ベルギーの超美しい町と言われるブリュージュへ向かいましょう。
先ほどのブリュッセル中央駅からたったの1時間です↓
ブリュージュへ
※ブリュージュでは荷物が重すぎてほとんど歩き回らずに帰ったので、内容を楽しみにされている方には申し訳ございませんが、予めご了承ください。
さーてブリュージュに着きました!!
今日はこのままブリュージュに泊まるか、それとも頑張ってオランダまで行って風車の町『キンデルダイク』で泊まるかをまだ決めていませんでした。
「この町がテント張るのに良さそうだったらもうこの町でえっか」くらいの気持ちで立ち寄りました。
とりあえず歩き始めますが、もう荷物が重すぎて街歩きを楽しめません。
ブリュージュという行程を作ったのを後悔しているくらい何も観ずに帰りました。
ここでも「西洋建築の勉強してたらなーーーーー」という後悔が襲います。
Welcome to Bruges, the multi-faceted UNESCO World Heritage C…
風車の町キンデルダイクへ
「今日はもう、このままオランダまで行って寝よーや」
と完全に諦めモードですぐにブリュージュ出てオランダに向かいました。
内容なさ過ぎてほんとすみません。
今からオランダのキンデルダイクに向かいます↓
オランダは麻薬と売春が合法な街という事で、世界中から変態たちが集まる街です。
ぼくはもう3回訪れているので行かなくても良かったんですが、どうしても行ってみたいと言うEの用心棒としてお供しました(笑)
じゃあロッテルダムへ向かいます。
ぼくが3年前に訪れた時に、人生で初めて5€詐欺に遭った場所ですね、懐かしい↓
RYOです(''◇'')ゞ ヨーロッパ独り旅(2017年)の復習として、オランダの首都アムステルダムでの滞在を要約して思い出の出来事をつらつら綴りました。 ↑第二次世界大戦中にユダヤ人のアンネ・フランクが実際にナチスから[…]