【初期キリスト教建築】実在する初期キリスト教建築【4/5】

こちらは西洋建築の初期キリスト教建築を理解するために必要な、実在する初期キリスト教建築を解説している記事です。

初期キリスト教建築の実例って、パッと5つ6つ出てくるよね~

はい、そうですね!(ヤベッ、おれ5つも知らんぞ)

実在する初期キリスト教建築

この章の特に重要な点を挙げると以下の4点になります↓

この記事のPOINT

➀旧サン・ピエトロ教会堂

②サンタ・マリア・マッジョーレ教会堂

③サン・タポリナーレ・イン・クラッセ

④サン・タポリナーレ・ヌオヴォ

それぞれ解説します。

実際に現代まで残る初期キリスト教建築をいくつかみながら理解を深めましょう!

➀旧サン・ピエトロ教会堂

(現存はしませんが)実例としてまずはイエスの一番弟子聖ペトロの殉教を記念して326年頃に建設された旧サン・ピエトロ教会堂を紹介します↓

この教会堂は、身廊の長さ約90mの巨大な教会堂で、側廊が左右に二列設けられ、身廊を含んで5廊式(※)プランを採り、現在のサン・ピエトロ大聖堂にひけをとらないほどの規模を誇り、バシリカ式教会堂の典型例と言えるようです↓

※5廊式とは、単純に「身廊1つに側廊4つ」の構造のことです↑

②サンタ・マリア・マッジョーレ教会堂

ローマにあるサンタ・マリア・マッジョーレ教会堂は、度々の改造を受けながらも格天井(ごうてんじょう)の身廊をはじめ初期キリスト教時代の室内をよく残しています↓

格天井

格天井(ごうてんじょう)とは、木を格子状に組んで仕上げた天井

↑こういう天井を格天井と呼ぶんですね。

③サン・タポリナーレ・イン・クラッセ

一方、モザイクの町としても有名なラヴェンナにも東ゴートの王テオドリックの建てたサン・タポリナーレ・イン・クラッセがあります↓

こちらも同様に、身廊上部のクリヤストリーから採光を確保し、上を見上げれば格天井が張り巡らされています。

アプスには半ドームがあり、そこにはキリストの復活や昇天する絵などが描かれています。

④サン・タポリナーレ・ヌオヴォ

イエス・キリストの生涯、テオドリク王の宮殿などのガラス・モザイクで美しい彩りをみせているサン・タポリナーレ・ヌオヴォも同様です↓

こちらももう説明する必要もないくらいですよね。

格天井、クリヤストリー、アーケード、アプスなど・・・

とても美しい教会堂内部です。


では最後に、集中式聖堂の意味と特徴についてお話したいと思います↓

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