国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。
そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。
国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓
国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。筆者世界中どの国でも、国旗は、[…]
ってことで、今回はフランスの国旗をご紹介します。
フランス共和国(French Republic)
青、白、赤の縦3色旗。
「トリコロール」と呼ばれている。
青は【自由】
白は【平等】
赤は【博愛(友愛)】
を表すというのが俗説。
正式には、
白が【フランス王家の色】
青と赤は【パリ市の紋章の色】
で、3色が合わさり、パリと王家との和解を意味する。
赤と青はフランス革命軍が帽子に付けた帽章の色、白はブルボン朝の象徴である白百合に由来する。
また、国旗の色は「青=矢車草(矢車菊)」「白=マーガレット」「赤=ヒナゲシの花」で表現される。
第1共和政が成立した際に規定された旗は、現在のオランダ国旗と同じ赤、白、青の横3色旗だったが、1794年に現在の旗になる。
フランスのデータ
国名コード:FRA
現国旗縦横比率:(2:3)
建国・独立年:987年(フランス王国成立)
面積:640,303㎢(西ヨーロッパ最大国)
人口:65百万人(世界22位)
首都:パリ
現国旗制定年:1749年2月15日
通貨(コード):ユーロ(EUR)
おもな宗教:キリスト教
おもな言語:フランス語
おもな民族:フランス人
フランスについて
西ヨーロッパにある共和制国家。
5世紀に侵入したゲルマン民族が起源。
10世紀にフランス王国が成立。
1789年にフランス革命が起き、ブルボン朝が倒され共和制へ移行。
1804年ナポレオン・ボナパルトが皇帝になる。
その後、王政復古や共和制への移行を繰り返す。
1958年以降は第5共和制となっている。
2019年4月パリのノートルダム大聖堂で大規模火災が発生し、尖頭などを焼失した。
おわりに
ということで、国旗で知る世界の国々~フランス編~が終わりました。
昔から大国として西ヨーロッパに君臨したブルボン朝ですが、さすがに市民の怒りには勝てなかったんですね。
こんな感じで一つずつお勉強していきましょう。
現在の西ヨーロッパの地図になるまでの歴史はこちら↓でわかりやすく解説しています(”◇”)ゞ
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