早速ですが、わたくし、
2021年末にギリシャ共和国に行くことになりました!

正確には「ギリシャからイタリア人彼女の実家があるトリノまで」を、アルバニアやモンテネグロ、スロヴェニアなども寄り道しながら、まあ10日間程かけて北上しようかな~と考えています。
(※2021年9月30日現在)
地図で言うとこんな感じです↓
やはりその国(都市)の歴史や一般事情を予習せずに旅をすると、帰国後に必ず後悔します。
訪れる国の【宗教・建築・言語・文化・慣習・歴史・世界遺産など】を勉強するのは、いわばマストです。

他の国に関しても書こうと思っていますが、今回はそんなギリシャ共和国の「一般事情から簡単な歴史、食文化まで」を包括的に予習していこうと思います。
是非お付き合いください。
ギリシャ共和国(=Hellenic Republic)
さて、まずはギリシャ共和国の一般事情ですが、これは外務省HP(ギリシャ共和国)を参考にしました。
※R3年8月23日のデータを基にしています。
まずは一般事情です↓
世界的な位置
ギリシャは、ヨーロッパ&アジア&アフリカの交差点に位置します↓
まずはこの世界的な位置から抑えましょう!
面積
面積は131,957㎢とあり、まあ…
日本の面積の約3分の1です↓
人口
人口は約1,071万人で、東京都と神奈川県の人口を足して2で割ったくらいです。

首都
首都は、人口300万人を擁する大都市、あのアテネです↓
ギリシャ神話の女神アテナに由来すると言われる名前です。
民族
民族としてはギリシャ人です。

ギリシャ人と言えば、
紀元前2,000年頃にドナウ川中流地域から南下を始め、
クレタ文明やミケーネ文明(いわゆるエーゲ文明)を発展させ、
都市国家ポリスを造り、
あのギリシャ建築を発展させた民族ですね
言語
言語的には、現代ギリシャ語を話すようです。(意味不明です(笑)
宗教
宗教はギリシャ正教を信仰しているようです。

詳しくはこちらを↓
カトリック信徒は離婚できないのが通例宗教は古代から世界中の人々の生活に根ざして信仰されたり利用されたりしてきました。その中でも現在の世界最大宗教といえばキリスト教です。キリスト教は、その教義の違いにより主に以下の[…]
国祭日
国祭日は3月25日で、この日は独立記念日のようです。
通貨
ギリシャもEU加盟国なので、通貨はユーロです。
ギリシャ語の挨拶
コンビニに入って、店員さんに「こんにちはー」って声かける人はほぼいないと思いますが、欧米ではやった方がいいです。

ではギリシャでの基本的な挨拶を少し紹介していきます↓
はい:ネ
いいえ:オヒ
おはよう:カリメラ
こんにちは:ヤーサス
こんばんは:カリスペラ
ありがとう:エフハリスト
さようなら:アディオ
せめてこれくらいは覚えて行きましょうね(笑)
ギリシャの歴史
さて、ここまでギリシャの一般情報を見てきたわけですが、最も大事なのはギリシャの歴史ですよね。
ってことです(;・∀・)

正直ギリシャの歴史と言っても、古代ギリシャの内容が濃すぎるので、簡単にまとめるのはほぼ不可能なんですが・・・
探してたらありました!
なんと、株式会社明治(meiji)が運営する「明治の食育」に載っていたのです!
ギリシャ共和国ってどんな国なんだろう。日本とはどんなところがちがうのか見てみよう!…
正直、
めっちゃおもろいやんww
しかも子供向けでわかりやすい!
と思いました。
では、ギリシャの歴史をなるべく簡単にまとめますので、一緒に理解を深めていきましょう!

ほぼ内容丸パクリですが、所々ぼくなりの補足を加えています。
お許しください。
➀人類がスタート
今から40万~20万年前の旧石器時代の頃からギリシャで人類の活動が始まりました。
» 旧石器時代と新石器時代について
人類は長い間、打製石器や骨角器を使って獣や魚を捕まえたり、植物の実などを採ったりして食べていました。
これを獲得経済(かくとくけいざい)と呼び、この時代を旧石器時代と呼びます↓
「旧石器時代=その日暮らし」というワードがぴったりです(笑)
旧石器時代の後に、農耕や牧畜を行う「生産経済」に移行し、人々が定住しムラを作り、磨製石器や石臼、土器などが登場する時代を「新石器時代」と呼びます。
世界遺産1級取得に向けて、「世界史」の必要性を感じ始めた今日この頃です。今日のテーマは「四大文明発祥前の世界史」です。読者わかる気がしね~そう思われるかもしれませんが、実は超簡単なのでまずは読み流すくらい[…]
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②エーゲ文明
紀元前3000年頃から紀元前1200年頃の文明は「エーゲ文明」と呼ばれ、ヨーロッパ地域で最初の高度な文明でした。
» エーゲ文明について
エーゲ文明とは、「クレタ文明」と「ミケーネ文明」を総称する言葉です。
クレタ文明は、ギリシャ神話の怪物ミノタウロスを閉じ込めていたとされるミノス王の城が有名で、壁画や城壁跡から察するに開放的で平和的な文明と考えられています。
一方ミケーネ文明は、大きな石で造られた超堅固な城塞跡から、かなり戦争が多かった文明だと考えられています。
ミケーネ文明は、内通者や巧妙に相手を罠に陥らせることを意味する「トロイの木馬」で有名な「トロイア戦争」を行ったことで有名です。
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③ポリスとアテネ
エーゲ文明は紀元前1200年頃に終わり、紀元前700年代には、「ポリス」と呼ばれる多くの都市国家が成立します。
その中でも最大だったのがアテネ(アテナイ)でした。

④パルテノン神殿と哲学者
紀元前550年頃に成立して一大勢力となった「ペルシア帝国」とギリシャとの間でペルシア戦争が起こります。
ペルシアに勝利したギリシャでは、パルテノン神殿が建てられたり、ソクラテスを初めとする哲学者や科学者が活躍するなど文化が花開きます。

ペルシア帝国ってまじでスゴイ国なんですよ!
古代オリエント地域ってゆー、とんでもなく広い領土を支配していたんです。
アテネを中心とするポリス諸国家が勝てたのは奇跡です(笑)
あのパルテノン神殿もこの時に建てられたんですね↓
⑤マケドニアとヘレニズム文化
アテネやスパルタなどのポリスも、紀元前300年代には北方のマケドニアに支配されてしまいます。
マケドニアの王「アレクサンドロス大王」の東方遠征により、東西の文化が融合しました。

これをヘレニズム文化といいます。
» ヘレニズム文化とは
ヘレニズム文化の象徴としてよく言われるのが「鼻の高い仏像」です↓
どうみてもアジア人の顔じゃありません(笑)
この鼻の高い仏像(ガンダーラ美術)をヘレニズム文化(東西文化の融合)の傑作とする説は、現在では多少時代遅れのようです。
というのも、アレクサンドロス大王が東征する400年前には既に、こういった鼻の高い仏像が存在していたから、だそうです。
なので「アレクサンドロス大王のおかげでガンダーラ美術が生まれた」というのは間違いらしいです(;・∀・)
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⑥ローマ帝国属領からビザンツ帝国属領へ
紀元前146年にはギリシャはローマ帝国の一部になります。
さらに395年にはローマ帝国は東西に分裂し、ギリシャは東ローマ帝国(=ビザンツ帝国)の一部となります。
» ローマ帝国分裂と現在のヨーロッパの地図のお話
古代最強のローマ帝国でしたが、「ゲルマン人大移動」によって大混乱に陥り東西に分裂し、東ローマ帝国はその後約1,000年間繁栄したのに対し、西ローマ帝国はわずか80年後に滅んだんですよね。
その後ゲルマン人国家の「フランク王国」が西ヨーロッパを統一し、息子3人に分割相続した土地が現在の「フランス・イタリア・ドイツ」になっているって話です。
興味があればどうぞ↓
RYOです今回はフランク王国建国と分裂までを説明します。フランク王国と言えば、ずばり西ヨーロッパの原点です!※フランク王国の勉強をしてからヨーロッパに行けば無学で行くより10倍楽しめます。5回にわたってヨーロ[…]
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⑦オスマン帝国属領時代
約1000年の時が経ち、14世紀にはオスマン帝国が東ローマ帝国に侵攻して、1453年には首都コンスタンティノープル(今のイスタンブール)を征服しました。
ギリシャの領土は一部を除いてオスマン帝国のものとなります。
» オスマン帝国はイスラム教国家
先ほど説明した、分裂してからも約1000年続いた東ローマ帝国(=ビザンツ帝国)が遂にオスマン帝国に滅ぼされます(ToT)/~~~
ビザンツ帝国は「キリスト教国家」で、オスマン帝国は「イスラム教国家」なので、当時のビザンツ帝国民はさぞ生きた心地がしなかったでしょうね。

» 折りたたむ
⑧オスマン帝国からの独立とギリシャ王国
19世紀になると500年も続いたオスマン帝国が弱体化、1832年にはギリシャ王国が成立します。

⑨ギリシャ共和国誕生とEUへの加盟
第2次世界大戦後、君主制と7年間の軍事政権を経て、1974年にギリシャ共和国が誕生します。
1981年にEC(現在のEU(=欧州連合))に加盟します。

ギリシャの食文化・食のあれこれ
さて、一般情報と歴史をやってきたので、次にギリシャの食文化について見ていきたいと思います。

ギリシャに行く前に是非知っておいて欲しい食文化、行ったら是非食べて欲しいものなどを紹介します。
各リンクをクリックすれば、同一ページ内の各部分にジャンプできるようになっていますので、是非お試しください(笑)
➀ギリシャはオリーブオイルの消費量世界一で、特に地中海に面している国々の食を総称して「地中海食」と呼び、②地中海食は健康に良いことで有名です。
またギリシャには、③タベルナという気軽に入れる食堂があり、タベルナではまず③メゼという前菜が出されます。
④ギリシャの主食はパンで、⑤ギリシャの家庭料理では、朝食や昼食を軽く済ませ、夕食をたっぷり食べる人が多いようです。
ギリシャはオリーブの国
まず、ギリシャはヨーロッパ文明の生まれた地で、食文化も古くから豊かでした。
地中海に面した温暖な気候の中でオリーブは昔から栽培され、ギリシャの食文化に無くてはならないものです。
ギリシャ神話の中にも、平和と繁栄の象徴としてオリーブにまつわる話が登場します。
今では国民一人あたりのオリーブオイル消費量は世界一で、多くの料理に使われています。
またオリーブはその実もよく食べられ、ギリシャ南部のカラマタで採れた大粒のオリーブの実は、高級品として有名です。
健康に良い地中海食
ギリシャの料理は、スペインやイタリア、モロッコなどの国々の料理とともに「地中海食」と呼よばれています。
今更ですが、地中海の場所です↓
地中海沿岸の伝統的な食事は、栄養のバランスが良いため、他のヨーロッパの国々の食事に比べて健康的で病気にかかりにくいという研究結果も発表されています。

確かに今までの経験上、ヨーロッパの食事ってとにかくハイカロリーなものが多かった気もします。
地中海食とは、
・チーズやヨーグルト、オリーブ、季節の野菜と果物、穀物など植物性食品は毎日、
・魚介類・とり肉や卵やおかし類は週に数回、
・肉は月に数回
という健康的な食べ方で、それをピラミッド形にわかりやすく表した図を「地中海ピラミッド」と呼よんでいます↓
(出典:健康によい地中海食)
また地中海沿岸の地域では、大勢の人々が一緒にテーブルを囲んで、語り合ったり、陽気に歌ったり、踊ったりしながら食事を楽しみます。
そうしたくつろいだ食事のスタイルも評価され、「地中海食」は2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました(゚Д゚;)
「タベルナ」と「メゼ」
タベルナと聞くと「食べるな!」と勘違いしてしまいそうですが、タベルナ(Taverna)とは気軽に入れる食堂のことです↓
家族や仲間とおしゃべりしながら食事を楽しむ場所で、ギリシャの人々に無くてはならないものです。
気候の良い時期には外のテーブルで食事を楽しみ、夜遅くまで語り合う人たちも珍しくありません。
タベルナでは、まず「メゼ」という、色々な小皿料理の前菜が出てきます。
・タラコなどとマッシュポテトを混ぜた「タラモサラダ」
・ブドウの葉で具を巻いた「ドルマダキア」
・ヨーグルトときゅうりのディップ「ザジキ」
・イカや魚のフライ
・羊乳から作る「フェタチーズ」
などが代表的で、人気があるようです。

ギリシャの主食
ギリシャの主食はパンで、パンをギリシャ語では「プソミ」と呼びます。
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
・食事に添える一般的なパンの「ホリアティコ・プソミ」
・肉や野菜をはさんで食べる平たいパンの「ピタ」
・ゴマをまぶしたドーナツ形の「クルーリ」
など、色々な種類があります。
また、「クリサラキ」という米の形をしたパスタも主食の一つで、サラダや煮込み料理に使われます。
ギリシャの家庭料理
パン、野菜、オリーブの実、チーズ、ヨーグルト、タヒニと呼ばれる白ごまペースト、はちみつなどがギリシャの朝食の定番です↓
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
卵料理やフルーツ、パイやハムが加わることもありますが、朝食をたくさん食べる人は多くなく、コーヒーだけで済ます人もいます。
朝食や昼食を軽く済ませ、夕食をたっぷり食べる人が多いようです。
オーブン料理
ギリシャにはオーブンを使う料理がたくさんあります↓
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
代表的なものは、
・ジャガイモの上にひき肉、なす、ベシャメルソースを重ねて焼いた「ムサカ」
・パスタとひき肉とミートソースとベシャメルソースを重ね焼きした「パスティツィオ」
・パイ料理の代表格であるフェタチーズとほうれん草のパイ「スパナコピタ」
などです。
魚介料理
地中海に面したギリシャでは魚介類をよく食べます。
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
・タラ(バカリャロス)
・ヒコイワシ(ガブロス)
・イカ(カラマーリ)
・タコ(クタポディ)
などを、フライにしたり焼いたりして、レモンを搾って食べるのが一般的です。
また魚のスープ(ブサロスバ)も人気があります。

肉料理は「ギロ」
ギリシャでは山羊や羊の肉をよく食べます。
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
・棒にさした薄切り肉を回し焼きにしたのが「ギロ」
・それをそいで野菜などと一緒にピタというパンに巻いて食べる「ギロピタ」
・肉を串焼きにした「スブラギ」
などがあります。
ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは、乳酸菌で発酵させた牛乳(羊や山羊の乳を使うこともある)から水分や乳清(ホエイ)と呼よばれる水溶液を取り除き栄養分を凝縮させた、他には無い美味しいヨーグルトです。
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
口当たりが滑らかなところも特徴です。

オキシガラは、はちみつをかけて食べる濃縮発酵乳でした。
ギリシャでは今でもはちみつのほか、シリアルやフルーツといっしょに、また料理に使ったりしながらヨーグルトを日常的に食べています。
田舎では各家庭で自家製のヨーグルトを作ることもあります。
甘いバクラヴァ
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
バクラヴァは、フィロという小麦粉のうすい生地に様々なナッツを包んで焼き、甘いシロップをかけたお菓子です。
ギリシャでは具にクルミをよく使い、正方形やひし形、三角形など色々な形に切って食べます。
ハルヴァ
白ごまペーストやセモリナ粉という小麦粉の一種にアーモンドなどのナッツを入れて砂糖で煮詰めて固めたハルヴァは、地域によって色々な種類があります。
(出典:ギリシャ共和国ってどんな国?)
甘くてゴマやナッツの香ばしい香りがする、伝統的なおかしです。
ソフトキャンデーのヌガーは、ハルヴァをもとにして作ったお菓子だといわれています。
ギリシャの民族衣装
ギリシャの行事・お祭り
ギリシャのあれこれ