『ムキ』とはドイツ語で「筋肉」を表す
さて、皆さん。「ムキムキ」と聞いて何を想像するだろうか?
そう、筋肉である。
異論は認めん。
しかしである。
その深遠なる問いに対し、人生で一度でも真剣に考えた者はいるのだろうか?
正直に言おう、私はそんなこと考えたこともなかった。
むしろ、考える暇があったら筋トレしているタイプである。
だが、ついにその謎が解き明かされた。
「ムキムキ」には、ちゃんと意味があったのだ。
ドイツ語で筋肉は「Mucki」と書く。
読み方は……もちろん「ムッキ」である。
間違っても「ムクキ」ではない。
そう、「ムッキ」なのである。
つまりである。
筋肉隆々の様子を「ムキムキ」と表現するのは、ドイツ語由来だったわけだ。
しかしここで一つ問題がある。
本来であれば「ムッキムッキ」と発音するべきなのだ。
日本人は長年「ムキムキ」と言い続けてきたが、実際は「ムッキムッキ」の方が正しいらしい。
この事実を知った時、筆者は人生の1/10くらい損した気分になった。
いや、どうでもいい話かもしれんが。
ただし、ドイツ人に向かって「うわー筋肉ムキムキですね!」と言えば、
「あ、この人は筋肉のことを言っているな」とちゃんと伝わるそうだ。
多少の発音ミスは、筋肉が全てをカバーしてくれるらしい。
筋肉万能説である。
ちなみに、これと似たパターンの言葉が存在する。
詳しくは下の記事を参照されたし。
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筋肉は裏切らない。
しかし語源は意外と裏切ってくる、という話だった。