2014年の驚きと発見の連続だった1ヶ月間を振り返りつつ、今回はチェコの首都プラハ滞在について語る。
今思えば、右も左も分からない状態でよくそんな大胆な決断をしたものだが、この旅が人生において多くの発見や学びをもたらしたことは間違いない。
一応、前回の記事も載せておく。
2014年の驚きと発見の連続だった1ヶ月間を振り返りつつ、今回はポーランドの古都クラクフ滞在について語る。今思えば、右も左も分からない状態でよくそんな大胆な決断をしたものだが、この旅が人生において多くの発見や学びをもたらしたことは間[…]
プラハ滞在記
ポーランドの旅もひと段落。
夜行バスに揺られて、目指すはチェコ・プラハ!
移動中の景色はというと——
ずーーーっとこんな天気↓
筆者「え?太陽……って何色だったっけ?」
ほんま、冬のヨーロッパって天気悪い!
- ミュンヘン
- ボン
- アムステルダム
- ドレスデン
- クラクフ
そしてここプラハも——
どこ行っても曇天、どんより、雨もしくは雪
しかも、たま〜に日差し出たとしても…
光がなんか弱々しい!!!
「太陽、たまにはやる気出してくれよ」
しかし今ならわかる。
この気候があるからこそ、あの重厚で荘厳なヨーロッパ建築が生まれたんだな~と。
石造りで、壁は厚くて、窓は小さめで、色味も控えめ。
つまり全部、“このどんより天気”に合わせて最適化されているのだ。
当時の筆者はというと、プラハ城を見ても
……ふーん。(鼻ほじ)
いやほんと、西洋建築の知識ゼロだったので、すごさが全然わからなかった。
当時の感想は完全に「デカい建物やな〜」止まり。
しかし、そんな旅でも、後からじわじわと意味がわかってくるのがまたいい。
「当時は何も知らなかったからこそ得られた視点」って、実はめちゃ貴重だったりする。
ちなみに、この「ヨーロッパの天気と建築の関係」についてもっと知りたい人は↓
RYOです今回は西洋建築を学ぶ上での基本中の基本、一見建築には直接関係なさそうな、しかし重要な基礎知識を先に書いておきます。単にギリシア建築、ローマ建築、ゴシック建築などを学ぶよりも建築様式の種類や風土の特徴を頭に入れている[…]
超わかりやすく解説されているのでぜひ!
ユースホステルの朝食はピンキリ
ヨーロッパ旅でお世話になりがちなユースホステル。
基本的に清潔で、安く、朝食もそれなりに頑張ってくれている。
それでも!やっぱり!ピンキリなのである!!
筆者の初ユース体験、ミュンヘンのユースホステルはまじで最高でした。
- 清潔感バッチリ
- 値段も手頃
- 朝食も「これ無料でええの!?」レベル
神ホステル認定(^ω^)
が、しかし!
プラハで泊まったユースホステルで朝起きて、朝食コーナーに行くと——
ユースホステルにはそれぞれ特色がある。
- パンの種類が豊富な所
- シリアルの種類が豊富な所
- サラミの種類が豊富な所
- ジャムの種類が豊富な所
またはその全てにおいてレベルが高いところ
↑はいはい、またパンね
とにかく種類豊富なジャム。
旅に出てからすでに約2週間、
この間、ほぼ毎朝パンしか食べていない。
「いや、わかるよ。君たち(欧米人)からしたら、これが“普通の朝食”なんでしょ?」
しかし……日本人の胃袋は、もう限界である。
というわけで、旅人の皆さま。
ヨーロッパのユースホステル朝食=無限パン地獄の可能性アリ、
ということを心に留めておくように。
やはり日韓は仲が悪い?(Part 1)
朝ごはんを食べ終えて部屋に戻ると——
「あれ?一緒の部屋に泊まってた人がもういない。」
ふと机の上を見ると、そこには「地球の歩き方」的な本が。
「ふむふむ、誰のやろ…」
と思って手に取ると——
勝手に並べて撮影したった
ふぁっっっっ!!!!韓国版\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ていうか、これって…
昨日隣のベッドで寝てた人=韓国人やったんか。
その時のFBの投稿がこちら。
まじかよ
こんな狭い部屋で韓国人と二人。。向こうめっちゃ敵意やばい(゚o゚;;
お互いガイドブックでどこ出身かさり気なく理解してるしー
あと一泊でよかった
いや、別にこっちも何かしたわけじゃないのだが、あの無言の圧ってなんなのだろうか。
ちなみに、朝起きて「Good morning」って声かけたら——
→ ガン無視
なんとも言えない、冷たい風が流れるユースの一室
これが国際交流なら、ちょっと心が折れそうである。
やはり日韓は仲が悪い?(Part 2)
さてさて。
昨日の「謎のピリつき韓国人との同室バトル(無言Ver)」を乗り越えた筆者。
翌日、新たなルームメイトがチェックインしてきた。
筆者「(また韓国人やん…今度はどんな感じやろ…)」
若干の緊張
が、しかし!
この新しい韓国人、めっちゃフレンドリーやった!!
なんやこのギャップ。
気が合って、「じゃあ一緒にもう一回プラハ散策いこっか〜」ってなったのである。
面白い人だったが、男性好きな男性なのか?と思われる瞬間が何度があったのである。
この人との会話で唯一覚えているのが、「明後日」のことを英語で言いたかった時に“the day after tomorrow”が出てこなくて、代わりに
「tomorrow and tomorrow」
と言ったことである。
なんというひらめき系イングリッシュ、発想力と突破力で会話が成立してしまう謎の説得力。
彼が一応撮ってくれた写真がこちら。
後ろにはプラハ城が。
そして、
いや、なにこれ??
なぜか知らん人の記念ショットが保存されている謎。
異国で知らん人の記念写真撮ってるとか…もはやプラハでテンションMAXだった動かぬ証拠である。
こういう、文化の壁を越えた謎の友情(?)が芽生えるのも旅の醍醐味である。
チェコと言えばガラス
ボヘミアングラスきたーーーーーーーー!!(`・ω・´)ゞ
チェコといえば、そう!
ガラス工芸品の本場。
いわゆる——
「ボヘミアングラス」のことだ。
その透明感、造形美、カットの繊細さ…とにかく目がバキバキに奪われる。
ショーケース越しでも伝わる圧倒的オーラ。
で、チラッと値札を見ると……
「1790,-」
筆者(当時の為替レートを即座に脳内換算)
5.18×1,790=9,272円
筆者はガラス細工1個に9,000円以上出せる人間ではない。
しかし、リビングの棚に1個くらいあったら最高やと思わないだろうか?
将来、金持ちになったらぜってぇ買って飾ってやるからな、ボヘミアングラス!!!
そのときのために、2025年4月に入った今日もせっせと働くのである。
ヨーロッパの観光地には必ずいる仮装ぴーぽー
さて、ヨーロッパの観光地にはどこに行ってもこういう人たちがいる。
仮装パフォーマンスぴーぽー!
世界中の観光地に必ずいる、この手の人たち。
正直、見てるだけでも大変そうに感じるけど、彼らもお金を稼ぐために頑張ってるのだな。
中には「演技のクオリティ高すぎ」って人もいるが、基本的にみんな必死である。
それにしても、プラハ城にいる仮装パフォーマンスの人たちは本当に見ものである!
「え、動かない…もしや銅像なのかな…?」と思った子どもたちがそろりそろりと近づいて触ろうとしたその瞬間、突然ヴぉおおぉーー!!って吠えてびっくりさせるやつ、よく見かける。
これって、なんていうか——
子どもたちの好奇心を無駄にさせないプロの仕事がスゴイ、と思う。
投げ銭したくなる気持ち、確かに分かる。
演技力高いし、観光地の雰囲気にピッタリだし、おもしろい。
もし、ヨーロッパを訪れた際に彼らを見かけたら、ちょっと面白い演出に投げ銭してあげよう。
小便器にあるお洒落なフルーツスライス
プラハ城近くのカフェに立ち寄ったとき。
ちょっと待って、みなさん!!!
これ、見たことあるだろうか?
小便器に置かれたフルーツスライス
男性諸君は、ここでおっと思うだろう?
なかなか大胆な演出である。
日本の小便器にはカラーボールとかがよく使われているが、ヨーロッパではなんと、フルーツスライス!!
贅沢すぎではないか!!
当時は正直、何も疑問に思わず「お、オシャレやな」と思いながら見ていたが、今思うとなんて贅沢なディスプレイなんだ。
フルーツスライスがあることで、ちょっとトイレタイムの高級感が上がっている気がする。
ヨーロッパは西洋建築の宝庫
当時の筆者は、西洋建築に全く興味なし。
「え、建物?まぁ普通にすごいんじゃない?」くらいの感覚で、何も考えていなかった。
しかし今思うと、ヨーロッパの西洋建築ってまさにスゴイ!!!!の宝庫である。
プラハ城を無料で見れる範囲でこれだけのゴシック建築が見れるなんて、ウハウハものだ。
当時の写真
今ならその良さがわかる。
細部にわたる装飾、重厚感、壮大さ、そして無駄のない美しさに心を奪われる!
特に、西正面に双塔!
これ、フランスとドイツの特徴だって言われている。
チェコは昔、神聖ローマ帝国領だったので、ドイツの文化がそのまま残っているのだろうか。
当時はただの「きれいな建物」だと思っていたが、今見返すと歴史と文化の深さが溢れててマジ感動。
こういう建築に囲まれて生活してるって、本当に贅沢である。
次はもっと建築を楽しみながら観光してみたいなぁ。
西洋建築に興味ある方は、なるべく簡単にまとめたのでどうぞ↓(別タブで開きます)
ヨーロッパ約30ヵ国をバックパッカーとして旅をしていたある男がいた。帰国後、その男は徐々にある大きな後悔に頭を抱えるようになった。なんで西洋建築を勉強して行かなかったんだと。西洋建築を勉強した[…]
長すぎるエスカレーター
ヨーロッパでは、時々出会うこの長すぎるエスカレーター。
普通なら、高低差が大きい場所にはエレベーターを設置するだろうと思うところを、あえてエスカレーターで解決してるところが、なんかソ連圏っぽい気もする(笑)。
急な斜面にこれだけのエスカレーターがあれば、高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもしれない。
足元がぐらつきそうになって、途中で立ち止まって後ろを振り返るたびに「え、まだ長い…」って気になる。
だが、話はここで終わらない!
なんと、筆者が2025年2月にジョージアという国に行ったとき、そこで見たエスカレーターが、まさかの過去一の長さ!!!
そのエスカレーターの写真がこちら↓
Avlabari駅の下りエスカレーター
(もう、ゴールがまったく見えないくらい長かった!!)
これ、エスカレーターの長さとしてはもはや『乗り物』の域を超えて、もはやアトラクションみたいな感じであった。
チェコのビールは水より安い!
ビールと言えば、まず思い浮かぶのはドイツかもしれないが、実はビールの本場はチェコである!
チェコはビール消費量が世界一だとか。
チェコには、世界的に有名な「ピルスナーウルケル」や、「スタロプラメン」など、美味しいビールが目白押し。
筆者がチェコにいた時、なんとスーパーマーケットでの価格に驚いた。
ビールが水より安い!!!!
(いや、ほんとに!)
ビールが1リットルで、水より安いって、これはもうビール愛好者にとっては天国である。
ヨーロッパのビール文化を感じつつも、チェコのビールの安さには思わず目を丸くする筆者。
もしビール好きの方がこれを読んでいたら、きっとチェコのビールがもっと好きになってしまうかもしれない。
チェスキークルムロフへ
さあ、次の目的地はチェスキークルムロフ!
ここは、なんと「世界一美しい町」とも言われるほどの魅力を誇る場所。
町自体が静かで、まるでタイムスリップしたかのような感覚に浸れる場所。
中世の町並みがそのまま残っていて、美しい石畳の道を歩けば、すぐにでも歴史の中に入り込んだ気分になれる。
町の真ん中にあるチェスキークルムロフ城は、まさに壮大な建築の象徴で、周りの風景と相まって、まるで絵画の中にいるような感覚。
静かな町並みの中で、古いカフェに立ち寄って、ゆっくりと過ごす時間がなによりの贅沢。
ここで過ごすひとときが、チェコの良さをさらに感じさせてくれることだろう。
これからチェスキークルムロフの素晴らしさを感じてきます!
美しい風景を存分にお楽しみあれ。
2014年の驚きと発見の連続だった1ヶ月間を振り返りつつ、今回はチェコのチェスキークルムロフ地区滞在について語る。今思えば、右も左も分からない状態でよくそんな大胆な決断をしたものだが、この旅が人生において多くの発見や学びをもたらした[…]
2014年の驚きと発見の連続だった1ヶ月間を振り返りつつ、今回はポーランドの古都クラクフ滞在について語る。今思えば、右も左も分からない状態でよくそんな大胆な決断をしたものだが、この旅が人生において多くの発見や学びをもたらしたことは間[…]