④観光客からはなるべく搾取する
特にイライラするのがこれです!
例えば1日に10回買い物をしてその度にお釣りをもらうとします。

この国の、もうね、何というか、お家芸みたいなもんなんです。
キューバの通貨事情は少し複雑で、CUCとCUPの2種類のお金を使っています。
1CUC=25CUPで、それぞれ硬貨と紙幣が存在します(需要があったら詳しく説明します)
1CUCは1USDと同じ価値なので、1CUC=1ドルと考えてください。
わからないと思いますが安心してください。
ここからはちょっと計算とかのややこしい話なので、サラッと読みたい方は飛ばしてもらっても構いません↓
» CUCとCUPの使い分け(実例)
例1
↑例えばこれ
「0.35」とか「0.65」とか「2.20」とか、これらの価格は全てCUC表示となっています。
つまり0.6CUCの剃刀を買いたければ1CUC紙幣か1CUCコインを出せば買えるわけですね。
(1-0.6=)0.4CUCで返ってくればいいですが、CUPで返ってくる可能性もあります。
先ほども言いましたが、1CUC=25CUPなので0.4CUCのお釣りがCUPで返ってきたら25×0.4=10CUPになります。
なので5CUPコインが2枚返ってくるはずです。
しかし気付けば5CUPコインが1枚だけ、脳みそフル回転させながら収支計算しているうちに違う客が買い物を済まし「お釣りが足りない!!」と気付いた時には、

みたいな感じのスペイン語と態度で反撃されます。
例2
↑表記はありませんが、「10.00」とか「15.00」とかこれらは全てCUP表示です。
そうですよね、ピザ1枚が15CUC(1,600円前後)なわけないですもんね。
という事で15CUPのピザを1枚買うとします。
10CUPもしくは0.4CUCですよね?
10CUPの場合は5CUPコインが2枚とか、1CUPコイン5枚と5CUPコイン1枚とかで返ってくる場合もあります。
ここまで大丈夫ですか?(笑)
例3
↑これは全てCUP表示です。
では75CUPの料理を頼むとします。

25CUP=1CUCやから…
お、ちょうど3CUCやん、ラッキーわかりやす!
そう思いましたか?(笑
キューバの税率は10%なので、レストランで食事をすれば10%加算されて82.5CUPです。
そこであなたは4CUC(100CUP)出したとすると・・・?
(4×25-82.5=)17.5CUPのお釣りのはず。
でも大抵この場合返ってくるのは15CUPです。
しかしあなたは気付かずに2.5CUP損しています。
» 折りたたむ
このようにキューバの通貨事情は非常に複雑でわかりにくいです。
しかもそれぞれに紙幣とコインが存在するので初めは絶対にパニックになります。
ホステルのキューバ人オーナーも言ってました↓

と。
そう、彼らはゲーム感覚で観光客から搾取するのです。
本当にこれはめちゃくちゃ多いです!!!!
みなさーん、キューバでのお釣りはダブルチェック、いやトリプルチェックしてください。
※CUCとCUPにだいぶ慣れた頃の買い物で、
お釣りがレジの上に置かれている段階で「いや足りひんやん」と店員の女性を問い詰めたら、
手の内に隠してたコインをそっと出して元のお釣りに混ぜて「いや合ってるやんけ(; ・`д・´)チッ」みたいな感じであきれ顔されました。
こういう技術も兼ね備えているので一筋縄ではいきません(笑)
⑤日本では法律的に走れないであろう車
これは明らかにあかん。
まーーーーーっ黒な煙をぶわわわんと吐きながら走る車。

案外キューバには自然が多く、筆者は世界遺産のビニャーレス渓谷とか行ったんですが、どれだけ「国立公園」とか言っても綺麗な空気とは思えませんでした。
筆者は、本当にずっと深呼吸できない日々が続いて鬱になりそうでした(笑)
⑥動物虐待
まあこれはね、お国によって違うから何とも言えないんですけど、筆者から見たらあれは完全に動物虐待でした。
キューバには腹を空かした野良犬、野良猫、豚、鶏、馬が全然普通に街中を歩いてます↓
本当にめっちゃいます、野良〇(鶏とかたまに馬まで)とかが。
屋台とかパン屋とかに人間が落とす食べ物を目当てに野良犬や野良猫が集まってくるんですが、追い払おうとして石投げたり枝投げたり脇腹蹴ったりするのを普通に見ました。

もはや共存とは到底言えないレベルでした。
さいごに
今回はどうしても言いたかった、キューバ人の国民性についてお話しました。
筆者はこれらが原因でもうキューバには2度と行きたくないと思ってしまいました。
しかし、人生観は確実に広がったなとも思います。
普段過ごしている環境(筆者の場合は日本)ではまずお目にかかれないこともたくさんあり、「海外旅行どこに行こうか・・・」という人にはとりあえずキューバをおススメしています。

現に一人で旅をしている女性も大勢出会いました。
言葉が・・・と思う人も大丈夫です。
実際にスペイン語圏のキューバを旅しながらスペイン語の勉強している人もいましたし。
また機会があれば是非キューバを訪れて、まさにその非日常性を感じてください。
興味があればこちらの記事も読んでください↓
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