高性能住宅が基本装備になってこなかった理由
例えば家電の場合、「ここを直して欲しい」というフィードバックが多ければ企業は問題点を改善して次期の商品を世に出しますよね?
じゃないとより良い商品を出す競合他社に負けちゃいます。
客のニーズに応えた製品を売らないと、競合他社に負けちゃいます。
しかし住宅業界ではそうなりません。
なぜならマイホームは家電のようにポンポン買い替えできないからです、金持ちじゃない限り!
つまり、初めて家を買う一見さんばかりに家を売り続けることができるので、低品質な家を作り続けても商売が成り立つんです。
仮に「住宅」が家電のように人生で何台も買い換えるものの場合、
○○ハウスで建てたあの住宅、夏は暑いし冬は寒すぎるぜ。
もうあそこでは買わへんわ、次は△△ホームにしてみよう。
となり、自然と市場の競争原理が働いて各社が切磋琢磨してより高性能な住宅を目指すはずです。
そういう意味で、日本の住宅業界はぬるま湯体質のままずっと企業努力を怠り進歩してこなかったんです(と言い切ってしまった筆者)
しかも日本人は良くも悪くも我慢強い国民性なので、
冬寒く夏暑いのは四季がある日本では当然だわ。
住宅の性能が低いからだなんてトンデモナイ!
と思っています。
まあそんなこんなで、便宜的に本ブログでは「高性能住宅」と呼んでいる住宅でも専門家にしてみれば「今の時代に合った普通の家」って認識なのです。
冬は寒い、夏は暑い、光熱費は高い。
筆者も将来ずっと住む(予定の)家を買うにあたって、そんな心配をする必要のない高性能住宅を建てようと思い始めたのです!
高性能住宅、まじ最高です。
おわりに
ということで筆者は「中古戸建て+リフォーム」作戦をやめ「高性能住宅の新築購入」作戦に大きく舵を切りました(笑)
今後は新築建築時に予め知っておきたい知識をまとめていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!
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