国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。
そのため国旗は、政府機関、学校、裁判所、国際機関や公的な行事などで掲揚されています。
国旗には見るうえで知っておかなければならないルールがあり、国旗を見るための基礎的な旗章用語は既に別記事でまとめていますので興味があれば参考にして下さい↓
国や地域の象徴である国旗は、デザインからそれぞれの国の歴史や文化、宗教的背景、建国までの道のりが読み取れるものが多く、国旗を知ることはすなわちその国を知るためのきっかけともなります。筆者世界中どの国でも、国旗は、[…]
ってことで、今回はイタリアの国旗をご紹介します。
イタリア共和国(Italian Republic)
緑、白、赤の縦3色旗。
イタリア3色旗、もしくは単に3色旗(トリコローレ)と呼ばれている。
この旗のデザインはフランス国旗(トリコロール)を起源としている。
緑は【国土と希望】
白は【アルプスの雪と信仰】
赤は【イタリア独立戦争で流された地と慈愛】
を表す。
イタリアのデータ
国名コード:ITA
現国旗縦横比率:(2:3)
建国・独立年:1861年(イタリア王国建国)
面積:301.336㎢(日本の約80%)
人口:60百万人(世界23位)
首都:ローマ
現国旗制定年:1948年1月1日
通貨(コード):ユーロ(EUR)
おもな宗教:キリスト教
おもな言語:イタリア語
おもな民族:イタリア人
イタリアについて
南ヨーロッパのイタリア半島およびその付け根にあたる部分と地中海に浮かぶサルデーニャ島、シチリア島からなる共和制国家。
ローマ帝国の中心地域として栄えたが、395年に東西に分裂、476年にイタリアが属していた西ローマ帝国が滅びる。
1861年、エマヌエーレ2世がイタリア統一を果たしイタリア王国を建設。
1946年に共和制へ移行、現在のイタリア共和国が成立。
おわりに
ということで、国旗で知る世界の国々~イタリア編~が終わりました。
ぼくは本気で、イタリアの国旗は「緑のバジル」「白のモッツアレラチーズ」「赤のトマト」を表しているものと思っていましたが違いました(笑)
こんな感じで一つずつお勉強していきましょう。
現在の西ヨーロッパの地図になるまでの歴史はこちら↓でわかりやすく解説しています(”◇”)ゞ
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