山で見かける「石を積んで造った塔」を『ケルン』と呼ぶ
皆さん!
ケルンって聞くと何を思い浮かべますか?
恐らくドイツ西部、ライン川を臨む都市のケルンを想像するんではないでしょうか?
(↑ケルン大聖堂)
しかし!!
ケルンとは登山でも良く使われる言葉なのです。
さて、一体どういうことかわかりますか?
↑山で見かける「石を積んで作った塔」を『ケルン“Cairn”』と言い、主に登頂記念に尾根・山頂にピラミッド型に積まれた石を指します。
しかしケルンは記念だけでなく迷いやすい森の中などでもその威力を発揮し、遭難時にはこれを定期的に積むことで救助者に自分の道筋を伝えることもできるのです。
ドイツのケルンについての豆知識です
まあ余談として書いておきます。
オーデコロンとは「ケルンの水」という意味で、フランス語の"Eau de Cologne"から来ています。
英語とフランス語ではケルン(地名)は"Cologne"と書き、ドイツ語では"Köln"と書きます。