さて、今回は中国・韓国・北朝鮮・日本の名前の呼び方に関する雑学です。
↑えーまずはこの人、名前言えますよね?
そう、キム・ジョンウン総書記です。
では次に↓
この人、名前わかりますよね?
シュウ・キンペイ国家主席です。
そして最後に↓
この人の名前は?
ムン・ジェイン大統領です。
さあ!
ここまで3人の国の代表の名前を呼んで、なにか気になったことが無いですか?
【北朝鮮】金正恩 キムジョンウン ←朝鮮語の発音
【中国】習近平 シュウキンペイ ←日本語の発音
【韓国】文在寅 ムンジェイン ←朝鮮語の発音
そうです。
「キム・ジョンウン」「ムン・ジェイン」は日本語には無い発音、つまり朝鮮語の読み方なのに対し、「シュウキンペイ」は習近平の日本語読みだということに気付きましたか?
さあ、それは何故か解説します。
朝鮮人は日本人を日本語で呼ぶ、ならば日本人も朝鮮人を朝鮮語で呼ぶ?
これは第2次世界大戦後からの流れになるのですが、韓国の初代大統領「李承晩(イ・スンマン)」と北朝鮮の初代総書記「金日成(キム・イルソン)」は共に昔の日本人は「りしょうばん」「きんにっせい」と漢字をそのまま読んでいました。
しかし、時が経つにつれ南北朝鮮の指導者は、
日本人の名前を朝鮮語読みから日本語読みするようになった
ので、そのお返しというか何というか日本人も
朝鮮人の名前は漢字読みでは無く朝鮮語読みするようになった
ようです。
逆に中国人はずっと日本人の名前を中国語読みするので、日本人も中国人の名前を日本語読みするようですよ。
習近平は中国語読みやと「シー・ジンピン」と言いますがまあそこは日本語読みで「シュウ・キンペイ」。
そこはお互いのプライドですね。
中国人は日本人を中国語読みする、ならば日本人は中国人を日本語読みするという大国の意地の張り合いがこんな所にも垣間見えますね