第一種換気と熱交換
「省エネ住宅を目指すなら絶対に熱交換式の第一種換気を」の理由をご紹介します。
例えば第三種換気の場合、給気口は自然換気なので外気が直で屋内に入ってきます。
真夏はこれの逆になります。
そこで第一種換気の登場です↓
さきほどお出しした一条工務店の換気システム「ロスガード90」という、全熱交換型第一種換気システムを例に熱交換器を説明します↓
(出典:熱交換換気システム「ロスガード 90」)
まず、熱交換型第一種換気の場合、給気口と排気口は同じ位置にあり、それぞれの空気を熱交換して給排気します↓
(出典:熱交換換気システム「ロスガード 90」)
では実際に上の画像を使いながら熱交換型第一種換気システムについて勉強しましょう!
(別に夏でも冬でもどちらでもいいんですが)今回は冬の場合で考えるので、室内が20℃、屋外が0℃とします٩( ”ω” )و
一条工務店の「ロスガード90」は熱交換率が90%なので、屋内の温度20℃のうち90%の18℃分を外から来た0℃の空気に渡します。
➀新鮮な空気(0℃)は、
②汚れた空気(20℃)から90%の熱(18℃)を受け取り、
③新鮮な空気(18℃)として屋内に給気され、
④汚れた空気(2℃)が外へ排気されるのです。
こうした熱交換が常に行われているので、熱交換型の第一種換気システムは省エネ住宅には欠かせないのです。
おわりに
さて、面白くない話を長々とすみませんでした。
結論として、筆者は初期費用もランニングコストも高いと言われてるけど熱交換型第一種換気システムが必須だと思っているだけなんです。
決して第三種換気システムだからダメだ、と言ってるわけではありません。
一条工務店の建物は、ロスガード90の全熱交換型第一種換気を備えているので、そういった観点から換気システムで悩む必要はありません。
次の記事からはついに、"一条工務店のスゴさ"について話をしたいと思います。
楽しんで頂けたら幸いです↓
~現在執筆中~