世界三大がっかりの一つ「小便小僧」について

今回のタイトルにある「小便小僧」

恐らく日本人の誰もが聞いたことある有名な観光スポットだと思います↓

しかし小便小僧が「世界三大がっかり」にさりげなくノミネートされてることはあまり知られていないと思います…

小便小僧とは

小便小僧は世界中にあまた存在しますが、本家本元はブリュッセルにある彫像と言われています↓

説明する必要もないと思いますが、この彫像は放尿する少年を模した像です。

そもそも小便小僧は「Manneken Pis」（マネケン・ピス）と世界では呼ばれおり、ベルギーの首都ブリュッセルにあるグランプラスのすぐ近くにひっそりと佇む像です。

由来

まあ小便小僧の由来には諸説あるらしいんですが、主な由来は以下の２つ。

1142年、当時２歳のゴドフロワ２世率いる軍は、グリムベルゲン（英語版）での戦いの際、戦場の兵士を鼓舞するため、ゆりかごに幼い支配者を入れて木に吊るした。

そこから公は敵軍に向かって小便をし、味方軍を勝利に導いたという伝説から

Wikipediaより

ブリュッセルを包囲した敵軍が城壁を爆破しようとした際、少年が導火線に小便をかけて火を消し、町を救ったという伝説から

デジタル大辞泉より

あなたはどっちの伝説が好きですか？ ぼくはどっちも素敵だと思います（笑）

豆知識

小便小僧には様々な面白い話があるので、それを幾つか紹介します

小便小僧に衣装？

小便小僧の身長はおよそ60cm弱と言われており、世界中から彼へのプレゼントとして650着以上の衣装が贈られているらしいです。笑

ぼくも３回ブリュッセルに訪れていますが、毎回違う衣装に驚かされています↓

過去には誘拐されている？

（↑グランプラス）

実は彼は過去に２度の誘拐に遭っているようですね。

まあブロンズ像なので盗まれても仕方ないとは思います。笑

オリジナルの小便小僧は紛失し、現在の物は1619年にジェローム・デュケノワが制作したレプリカと言われています。

が、世界中から届いた衣装を展示しているブリュッセル市立博物館の３階にある様々な小便小僧の中にオリジナルと書かれた彫像があります。

結局何が正しいかはわかりませんね（笑）

意外と知られていない「小便少女」

皆さんは「小便少女」って知ってますか？

そうです、小便している少女の像なんです！

写真・・・出していいんかな？

いや、これは見てからのお楽しみにしときます(゜.゜)

世界三大がっかりの理由

それではなぜこれほど有名な小便小僧の像が世界三大がっかりと呼ばれているのか？

その理由はたった一つだと思います↓

ずばり規模が小さい

まあこれが圧倒的な理由だと思います↓

実は小便小僧の規模が超小さいんです（笑）

世界中からブリュッセルに来る観光客の大半は小便小僧の見学も旅の目的の一つとしており、グランプラスに近いことも幸いしてみんな躍起になって彼を探し歩きます。

しかし、いざ像を目の前にすると自分が今まで思い描いていた豪華な像とは遥かに違い、誰しも一瞬ぽかんとなります。

（でも一応みんな写真は撮るみたいですね。笑）

ぼくはその気持ちを2015年に一度味わっているので＂Yes, this is what you’re looking for !! lol＂とちゃんと言いました。

小便小僧はおまけとして考える

皆さんがブリュッセルに訪れる際は、小便小僧を旅の目的にするのはやめましょう。

ブリュッセルは小便小僧がいなくても十分に魅力ある町で、町歩きしているだけでも楽しめます↓

（↑グランプラス）

今後のネタとして行くのは大いにありです！

ブリュッセルでは「ワッフル」「ビール」「グランプラス広場」「GODIVA本店」などがあり十分訪れる価値がります。

その中に「小便小僧」をちらっと加えるくらいにした方が良さそうです。

一度がっかりすると逆に楽しい

実はこれなんです。

期待が大きいだけに初見で一度がっかりするのは仕方ありませんし、意外にがっかりしないかもしれません。

でも大丈夫！

一度がっかりすれば２回目以降は逆に楽しい。

え、これ？(;・∀・)

という周りの雰囲気や＂前とは違う衣装＂など何だかんだ訪れればそれなりに楽しめます(”◇”)ゞ

おわりに

今回はベルギーの首都ブリュッセルにある世界三大がっかりの「小便小僧」について軽く紹介しました。

小便小僧はあくまで旅の過程であり、目的にしないことをお勧めします。

ブリュッセルに限らずですがベルギーは全体的に美しい町が多く日本人に馴染みのある名物も多いので、色々と調べてから行くほうが良いと思います！

世界三大がっかりの一つ、デンマークの人魚姫像に関する記事はこちらです↓