人質が犯人に親近感を覚える奇妙な状態をストックホルム症候群と呼ぶ
そもそも、ストックホルムってどこかわかりますか?
ちなみにこんな所にあります↓
ストックホルム症候群はそのストックホルムで実際に起きた事件に由来します。
ではストックホルム症候群とは何でしょうか?
筆者のイメージですが↓
人質「ここから出してよー(つд⊂)エーン」
犯人「うるせー!それ以上喋るならこいつ(拳銃)で黙らせてやろうかあぁぁ!!」
人質「(´Д⊂グスン 家に帰りたいよー」
犯人「もしも誰かが入ってきたらお前も一緒に死ぬことになるからなあぁぁ」
人質「・・・・・・・;つД`)」
しかしストックホルム症候群が起きると事態は全く違う方向へ向かいます。
ストックホルム・シンドローム(症候群)
1973年、スウェーデン・ストックホルムで発生した銀行強盗事件から名付けられた。
逃走に失敗した犯人は、人質をとり、籠城。
人質解放へ向けての交渉は六日間続き、犯人は投降したが、この間、犯人の仮眠中に人質が見張りをするなど、驚くべき現象が発生している。
しかも一人の女性人質は、犯人が警察へ連行される際、愛を告白した。
この、人質と犯人の奇妙な連帯感をストックホルム・シンドロームと呼ぶ。
(出典:ゴルゴ13第125巻“hostage”)
もちろん上記の事件は実際にストックホルムで起きた事件で、スウェーデン人の友人に訊いても当然知っているとの事でした。
「ストックホルム(原題)/Stockholm」というタイトルの映画もあり、実際にどのようにストックホルム症候群が起こったのかを知ることができます(←観ましたが全然面白くなかった(笑)
一つ間違えてはいけないのは、ストックホルム症候群は人質が犯人に対して親近感を覚えることです。
警官隊が現場に突入した際に人質が犯人をかばって盾になる、的な感じです。
リマ症候群
ストックホルム症候群と真逆の状態に陥るのが、リマ症候群です。
これはペルーの首都リマで起きた事件に由来し、犯人が人質に対して親近感を覚えるというものです。
別記事で紹介していますので興味があれば是非
犯人が人質に親近感を覚える奇妙な状態を『リマ症候群』と呼ぶ人質監禁事件において人質が犯人に対して好意を抱くような心理状態に陥ることをストックホルム症候群と呼びます。しかし、ふと気になる事がありました。人質が犯人に[…]